ナスの花言葉|種類、特徴、色別の花言葉
LOVEGREEN編集部
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ナスの花言葉や種類、特徴をご紹介!ナスは、人気の夏野菜のひとつ。種類が豊富で、和洋中それぞれの料理によって品種を使い分けることでその美味しさが楽しめます。
ナスの花言葉
ナスの花言葉は、「希望」「つつましい幸福」。
ナスについて
科・属 | ナス科・ナス属 |
和名 | 茄子 |
英名 | Aubergine, Eggplant |
学名 | Solanum melongena |
原産地 | インド |
開花期 | 5月~10月頃 |
ナスの特徴
ナスはインド原産の野菜。日本には奈良時代に中国から伝わり、古くから日本人に親しまれた野菜のひとつです。高温性の性質があり、夏の暑さによく耐え、雨にも比較的強く育てやすいため、家庭菜園ではトマト、キュウリなどと同じく、春から夏に育てる野菜として人気があります。地植えでもプランターでも育てられます。日当たりが良い場所を好み、水分が多く、肥沃な土が適しています。ナスは水で育つと言われるくらい、水分が足りないと育ちが悪くなります。実のツヤがなくなり、ハダニが発生したりもします。
ナスの花は状態が良い時は、花色がきれいな濃い紫色で、花の中心にある雌しべが雄しべより長くなります。草勢があり肥料のバランスも整った状態です。一方、雄しべが雌しべより長くなったり、同じ長さになっていると、受粉がスムーズにいかなくなり、実ができる前に花が落ちてしまうことがあります。受粉ができたとしても実が硬くなるので、ナスの花の状態が悪い時は、肥料と水をしっかり与えて回復させましょう。
ナスの形や大きさは様々で、丸や卵、中長、長形など種類が豊富にあります。大長ナスで大きいのものは、40cm~60cmにもなる品種があります。皮の色は、濃い紫色、白、緑などで、日本各地の在来品種が受け継がれて栽培されている伝統野菜も人気があります。
ナスは、和洋中問わず料理に幅広く使えます。天ぷら、ラタトゥイユ、麻婆ナスなど、ナスを使うメニューは数えきれないほどあります。油との相性がとても良い野菜です。ナスには食物繊維が多く、紫色の皮には「ナスニン」と呼ばれるポリフェノール類に属する色素が含まれています。
縁起の良い初夢の順番は「一富士、二鷹、三茄子」と言われますが、それは江戸時代の初物のナスはものすごく高価なもので、庶民が正月に初物のナスを食べるなんて夢のまた夢と考えられていたことにちなむそうです。
ナスの花言葉「希望」や「つつましい幸福」は、ナスは実がなりやすく、花が咲けばほぼ実がつくと考えられていることから付けられたと言われています。
ナスの種類
千両ナス
長卵形のナス。ツヤがあり、皮がやわらかい。
長ナス
長さが25cm前後のナス。
大長ナス
長さが30cm~60cmにもなるナス。
丸ナス
形が丸いナス。加茂ナスなど、古くから関西を中心によく食べられてきました。
米ナス
ヘタが緑で、皮が濃い紫色の大型ナス。
水ナス
皮が薄く水分が多いので、生で美味しく食べられるナス。
白ナス
皮の色は真っ白で艶があり、ヘタの部分は緑色のナス。白ナスには、紫色のナスに含まれる「ナスニン」の色素は含まれていません。
青ナス
皮もヘタも緑色のナス。青ナスにも「ナスニン」は含まれません。
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