エディブルガーデン12か月|7月の作業

古幡真恵

古幡真恵

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illustration:小野寺 葉月

エディブルガーデンとは?

野菜や果樹、ハーブなど食べられる植物を取り入れ、育てて収穫を楽しむことができる庭や菜園のことを意味します。

今年から家庭菜園を始めようとしているみなさんと一緒に楽しいエディブルガーデン作りを始めましょう。

さあ、エディブルガーデン12か月の始まりです!

目次

二十四節気〜7月は小暑・大暑

家庭菜園〜7月の作業

秋まで収穫を楽しむナスの更新剪定

ミニトマトを残さず食べよう

二十四節気〜7月は小暑・大暑

〜小暑〜  だんだん夏の暑さが本格化してきました。梅雨ももうそろそろ終わりに近づき、最後の大雨の時期です。  夏の暑さはこれからが本番。大暑に向かうまで体の調子を整え、熱中症に注意しましょう。  〜大暑〜  毎日の会話は、思わず「暑いですね」から始まるとても暑い大暑。夏バテ防止に自分で育てた美味しい野菜を食べて暑い夏を乗り切りましょう。  ※春分、夏至、秋分、冬至などでおなじみの季節をあらわす二十四節気。季節と共に生長する植物たちにとってもゆかりの深い昔ながらの暦です。

〜小暑〜

だんだん夏の暑さが本格化してきました。梅雨ももうそろそろ終わりに近づき、最後の大雨の時期です。

夏の暑さはこれからが本番。大暑に向かうまで体の調子を整え、熱中症に注意しましょう。

〜大暑〜

毎日の会話は、思わず「暑いですね」から始まるとても暑い大暑。夏バテ防止に自分で育てた美味しい野菜を食べて暑い夏を乗り切りましょう。

※春分、夏至、秋分、冬至などでおなじみの季節をあらわす二十四節気。季節と共に生長する植物たちにとってもゆかりの深い昔ながらの暦です。

6月のおさらい

・梅雨対策はしていますか?

・風通しの良い環境つくりの対策

・病害虫対策はしていますか?

・病害虫の発生する要因と対策

・トラブル発生!困っていませんか?

(ミニトマト・キュウリ・ナス)

 

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家庭菜園〜7月の作業

7月の家庭菜園の醍醐味は何といっても収穫です。真っ赤に熟したミニトマト、艶やかで瑞々しいナス、そしてあっという間に大きくなるキュウリの収穫で大忙しです。

キュウリの早採りのすすめ

さて、お待ちかねのキュウリの収穫です! と思ったら…「キュウリが曲がってる…?」ということはありませんか? 収穫するときに、曲がったキュウリと、真っすぐなキュウリがありますが、どうして曲がったきゅうりができるのでしょうか? そんな収穫時期にありがちな曲がりキュウリの謎を解きながら、キュウリの収穫方法をご紹介します。

収穫最盛期になるとお天気にもよりますが、キュウリは1日に3㎝前後も大きくなります。そのため、ちょっと目を離したすきにあっという間に収穫適期が過ぎてしまいます。キュウリはもともと未熟な状態で食べますので、少し早めの収穫を心がけましょう。

▼キュウリの収穫の時に気になったことはありませんか?

例えばキュウリが曲がっていたり、草勢が落ちているなど感じたらコチラの記事をご覧ください。

もし、キュウリがオバケきゅうりになってしまったら? オバケきゅうりとは、ぐんっと生長し太く大きくなりすぎてしまったキュウリのこと。  キュウリの色も濃い緑色から、黄緑、黄色へと変化していきます。

illustration:小野寺 葉月

もし、キュウリがオバケきゅうりになってしまったら?

オバケきゅうりとは、ぐんっと生長し太く大きくなりすぎてしまったキュウリのこと。

キュウリの色も濃い緑色から、黄緑、黄色へと変化していきます。

あまりに大きすぎて、食べる気力が失せてしまう…そんなオバケきゅうりも美味しく召し上がれます。

illustration:小野寺 葉月

あまりに大きすぎて、食べる気力が失せてしまう…そんなオバケきゅうりも美味しく召し上がれます。

 

真ん中の大きくなったキュウリの種の部分を取り除き、お漬物にしたり、きんぴらにして炒めたり、夏野菜カレーとして他の野菜と一緒に煮込んだり、いろいろな料理に使えます。新たなキュウリの味として、味わってくださいね。

illustration:小野寺 葉月

真ん中の大きくなったキュウリの種の部分を取り除き、お漬物にしたり、きんぴらにして炒めたり、夏野菜カレーとして他の野菜と一緒に煮込んだり、いろいろな料理に使えます。新たなキュウリの味として、味わってくださいね。

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秋まで収穫を楽しむナスの更新剪定

7月下旬頃になると、ナスの苗もなり疲れといって、草勢が衰えます。そのため、秋ナスを収穫するために更新剪定といって、元気な新しい芽を出すために強めに切り戻します。切り戻してから20~30日ほどでまたナスを収穫できるようになります。

ナスの更新剪定を行う場合

7月下旬頃、なり疲れの苗を1~2節残して切り戻しましょう。

7月下旬頃、なり疲れの苗を1~2節残して切り戻しましょう

3本に仕立てた枝を1~2節残して切り戻す

・強剪定~1節ずつ切り戻す。  ・弱剪定~2節ずつ切り戻す。  ・加減して剪定~苗の状態の様子をみながら切り戻す。  元気のいい枝をわざわざ切り戻しせずに、本当に疲れ切った枝を切り戻しましょう。

・強剪定~1節ずつ切り戻す。

・弱剪定~2節ずつ切り戻す。

・加減して剪定~苗の状態の様子をみながら切り戻す。

元気のいい枝をわざわざ切り戻しせずに、本当に疲れ切った枝を切り戻しましょう。

下方に元気なわき芽が出ていたら、取らずに残す

枝を思いっきり剪定して、葉が無くなったら、そもそも光合成ができずに、枯れてしまうのでは…と心配してしまいますよね。  ナスは、根がしっかりと生長し、栄養を土壌から吸収できるようになっていれば、今後も育ちますので安心してください。もし、切り戻す前に元気なわき芽が出ていたら残しておきましょう。

枝を思いっきり剪定して、葉が無くなったら、そもそも光合成ができずに、枯れてしまうのでは…と心配してしまいますよね。

ナスは、根がしっかりと生長し、栄養を土壌から吸収できるようになっていれば、今後も育ちますので安心してください。もし、切り戻す前に元気なわき芽が出ていたら残しておきましょう。

根もスコップなどで根切りをして新しい根を発根させる

せっかく生長している根を切るって、なんか苗が死んでしまうような気がしますが…でも大丈夫です♪  ナスの側根や細根をスコップで断つことで、また新たに根を増やす作用があるからです。また、スコップで土に差し込むことで雨が降って固くなった地面に空気を与えることができるのです。

illustration:小野寺 葉月

せっかく生長している根を切るって、なんか苗が死んでしまうような気がしますが…でも大丈夫です♪

ナスの側根や細根をスコップで断つことで、また新たに根を増やす作用があるからです。また、スコップで土に差し込むことで雨が降って固くなった地面に空気を与えることができるのです。

プランター栽培の更新剪定はどうするの?

ポイント①、②は同じです。③は、プランターのふちまわりを移植ゴテで軽く根切りをしましょう。

ポイント①、②は同じです。③は、プランターのふちまわりを移植ゴテで軽く根切りをしましょう。

ナスの更新剪定をしない場合

9月以降に秋冬野菜をスタートさせたいけれど、栽培スペースがあまりないという方は無理に更新剪定せずに、8月下旬までナスを収穫し、9月から秋冬野菜をスタートさせましょう。

▼皆さんのナスは艶々ナス?それとも、ボケナス?石ナス?

ナスの草勢が落ちているど感じたらコチラの記事をご覧ください。

 

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ミニトマトを残さず食べよう

畑でミニトマトを育てていると、まだ完熟していないミニトマトを鳥に落とされて悲しい気持ちになったことはありませんか?絶対にまだ甘くないうっすらオレンジ色のミニトマトですが、洗わずに常温の風通しの良いカゴなどに入れて追熟させるとほんのり色づいてきますのでお試しください。

でも、やっぱり真っ赤に完熟するまで育てたミニトマトの味にはかなわないですよね。

ミニトマトの完熟度をチェック!

完熟している場合は、ヘタの周りまで真っ赤で触れると簡単に枝から取れます。

完熟している場合は、ヘタの周りまで真っ赤で触れると簡単に枝から取れます。

 

こんなふうに真っ赤に完熟したミニトマトは、甘くてとっても美味しい。  ▼あなたのミニトマトは甘いですか?それともすっぱい?  甘いミニトマトの収穫のことならコチラの記事をご覧ください。

こんなふうに真っ赤に完熟したミニトマトは、甘くてとっても美味しい。

▼あなたのミニトマトは甘いですか?それともすっぱい?

甘いミニトマトの収穫のことならコチラの記事をご覧ください。

 

ミニトマトの保存方法

すくすくと育ったミニトマト。たくさん収穫できたけれど、食べきれない。そんな場合におすすめの保存方法があります。

冷凍ミニトマト

ミニトマトを凍らすことで、一口アイスに変身!暑い日のおやつにおすすめ。 ※お子様は少し解凍してから、半分に切ってお召し上がりください。

ミニトマトを凍らすことで、一口アイスに変身!暑い日のおやつにおすすめ。
※お子様は少し解凍してから、半分に切ってお召し上がりください。

ドライミニトマト

晴れた日に数日間天日干しにするか、オーブンで焼いて作ります。オーブンで焼く場合は低温で焼いてください。

晴れた日に数日間天日干しにするか、オーブンで焼いて作ります。オーブンで焼く場合は低温で焼いてください。

 

いかがでしたか?

どんなに暑い日が続いても、自分で育てた野菜を食べると元気が湧いてくるものです。

クーラーがガンガンにきいた室内にこもると体調を崩しがちになってしまいます。週末は家庭菜園で汗をたくさん流し、収穫の喜びを全身で感じましょう!

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古幡真恵
古幡真恵

結婚・出産そして育児をしながら、学童保育所で食育を2年間指導後、農業研究センターで大豆と稲の研究作物栽培及び実験業務に従事。屋上ガーデン・屋上菜園の管理業務、エディブルフラワー店勤務を経て、現在はLOVEGREEN編集部とBotapii編集部のアシスタントとして、初心者からでも手を出しやすい家庭菜園やエディブルフラワーの記事、sanagardenコンテンツを配信。

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