ハコベの花言葉|種類、花の特徴、花言葉の由来
LOVEGREEN編集部
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ハコベの花言葉や種類、花の特徴、花言葉の由来をご紹介。ハコベは春の七草としても有名な日本全国に分布するナデシコ科の一年草。
目次
ハコベの花言葉
ハコベの花言葉は「愛らしさ」「 追想」 「初恋の思い出」「ランデブー」
ハコベについて|基本情報
科・属 | ナデシコ科・ハコベ属 |
英名 | Chickweed |
学名 | Stellaria |
別名 | ハコベラ、アサシラゲ |
原産地 | ヨーロッパ、アジア |
開花期 | 2月~5月 |
ハコベとは|花の特徴や花言葉の由来
ハコベは日本全国に分布するナデシコ科の一年草。春の七草としても有名です。地面を這うように葉茎を伸ばしながら生長し、早春から春にかけて先端に小さな白い花を咲かせます。ハコベの花びらは、深く切れ込みが入ったハートのような形状をしています。一見花びらが10枚あるかのように見えますが、実のところは5枚です。花は太陽に反応し、日が昇ると開き、沈むと閉じる性質があり、雨や曇りの日は開きません。
ハコベにはハコベラやアサシラゲなどの別名があります。英名のChickweedは、ニワトリの草を意味し、ハコベが鳥などのえさとされていることにちなみます。学名Stellariaは星を意味し、5枚の星形の花びらに由来します。
ハコベにはいくつかの種類がありますが、春の七草として親しまれているのは柔らかく食べやすいコハコベが多く、七草粥のほか、お浸しや胡麻和え、お味噌汁の具材などに利用されています。
ハコベの花言葉「愛らしさ」は、ハートの形が集まって咲く花の姿にちなみます。「ランデブー」 は日本では恋人たちの逢引きといったイメージですが、語源のフランス語rendez-vousは待ち合わせや集合するといった意味で、鳥たちがハコベを好んで集まってくることからつけられたようです。
ハコベの種類
コハコベ
- 学名:Stellaria media
春の七草のハコベとしても有名なハコベの代表種。花も葉も小ぶりで草丈も低く、地面を這うように伸びていきます。茎がほんの少し紫がかっているのも見分けるポイントです。
ミドリハコベ
- 学名:Stellaria neglecta
コハコベより少しだけ大きく、葉も茎も全体的に緑色をしています。花径は6~8mm、草丈低く地面を這うように伸びていきます。
ウシハコベ
- 学名:Stellaria aquatica
コハコベやミドリハコベより大型のハコベです。茎に赤味があるものもあります。放っておくと草丈50cmほどまで大きくなることもあります。
サワハコベ
- 学名:Stellaria diversifolia
街中よりも山野に自生しているハコベです。湿地を好みます。
ヤマハコベ
- 学名:Stellaria uchiyamana
山野に自生しているハコベです。主に西日本に多く分布しています。
ミヤマハコベ
- 学名:Stellaria sessiliflora
山野に自生しているハコベです。北海道などでも見かけます。
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