カモミール(カミツレ)の花言葉|花の特徴、名前の由来、種類
LOVEGREEN編集部
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カモミール(カミツレ)の花言葉と花の特徴、名前の由来、種類についてご紹介。カモミール(カミツレ)は青りんごのような香りが魅力のハーブ。
目次
カモミール(カミツレ)の花言葉
「カモミール(カミツレ)」の花言葉は「逆境に耐える」「苦難の中の力」
カモミール(カミツレ)について|基本情報
科・属 |
キク科 ジャーマンカモミール:シカギク属(マトリカリア属) ローマンカモミール:カマエメルム属 |
和名 | 加密列 |
英名 | Chamomile |
学名 |
Matricaria chamomilla(ジャーマンカモミール) Chamaemelum nobile(ローマンカモミール) |
原産地 | ヨーロッパから西アジア |
開花期 | 3月~6月 |
カモミール(カミツレ)とは|花の特徴、名前の由来
カモミールはキク科の耐寒性の一年草または多年草で、古くから効能の多いハーブとして重宝されてきました。用法は様々で、精油、ハーブティー、アロマグッズ、ハンドクリーム、入浴剤など、幅広く暮らしの中に取りいれられています。カモミールには大きく分けて2種類があり、多年草のローマンカモミールはグランドカバーに、一年草のジャーマンカモミールはハーブティーとして人気があります。
葉は明るいグリーンで、深く切れ込んだ軽やかなフォルム、花は白い花びらと中心の黄色のコントラストが印象的な花です。青りんごにたとえられる、爽やかで甘い芳香があります。カモミールの語源はギリシア語の「chamaimelon」で、大地のリンゴという意味からきています。
カモミール(カミツレ)の種類
カモミールはジャーマンカモミール(ジャーマン種)とローマンカモミール(ローマン種)が代表的な種類です。その他、染色に用いられる黄色い花が咲くダイヤーズカモミールなど種類がたくさんあり、それぞれ分類上の属が違うものもあります。こだわった種類を同定したい場合や探している場合は、学名で探すことをおすすめします。
ジャーマンカモミール
ジャーマンカモミールは一年草です。青りんごに似た爽やかな香りがあります。カモミールティーで親しまれているのは、ジャーマンカモミールです。
草丈50cm程まで生長します。花びらは白く中心が黄色の小花を咲かせます。花の中心部分が大きく隆起するのもジャーマンカモミールの特徴です。切り花として楽しむこともできます。
ローマンカモミール
ローマンカモミールは、草丈の低い多年草です。葉にも花にも香りがあります。草丈は20~30cm程度のほふく性で、踏んでも枯れない強さがあります。グランドカバーとして好まれ、踏むたびに甘い香りを楽しめます。開花期は花茎が上に伸びるので、グランドカバーにするなら花後に草丈を詰めるように刈り込みます。
カモミールの花の違い
ローマンカモミールもジャーマンカモミールも、花びらは白く中心が黄色の花を咲かせますが、ローマンカモミールの方が花径は大きく草丈が低いことで見分けがつきます。また、ジャーマンカモミールは花の中心の黄色い部分が隆起することからも違いがわかります。
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