タチアオイ(ホリホック)の花言葉|種類、特徴、色別の花言葉

LOVEGREEN編集部
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タチアオイ(ホリホック)の花言葉と種類についてご紹介。タチアオイ(ホリホック)は、ハイビスカスに似た華やかな花を穂状に咲かせる夏の花。
タチアオイ(ホリホック)の花言葉
タチアオイ(ホリホック)の花言葉は「豊かな実り」「野望」
タチアオイ(ホリホック)について
科・属 | アオイ科・タチアオイ属 |
和名 | 立葵 |
英名 | Holly hock |
学名 | Althaea rosea |
原産地 | アジア |
開花期 | 6月~8月頃 |
タチアオイ(ホリホック)の特徴
タチアオイ(ホリホック)は、初夏から夏にかけて2m近く伸びる花茎に穂状の花が開花します。丈夫な性質で、空き地や線路沿い、道路わきなどで見かけることも多い多年草です。(園芸品種の中には一年草のものもあります)
タチアオイ(ホリホック)の種類
多くの園芸品種があり、花色は赤、ピンク、黄色、白などの他、最近は黒、アプリコット、複色など種類がとても豊富です。本来は草丈の高い花ですが、最近は60~70cmほどの矮性種もあります。
咲き方も一重、八重咲き種の他、花びらが多いピオニー咲き(芍薬のような咲き方)など新しい品種が次々と登場しています。
タチアオイ(ホリホック)の葉の形も種類が多く、5つ分かれた葉先は、切り込みの深い品種と浅い品種があります。
タチアオイ(ホリホック)の草丈
タチアオイ(ホリホック)は縦にまっすぐ茎を伸ばし、たくさんの花をつけます。こぼれ種でも発芽しやすく、丈夫な植物です。
タチアオイ(ホリホック)は背が高くなるイメージがありますが、草丈60~70cm程度の矮性種もあります。大きくなるものは2m以上になるため、品種によってかなり差があります。背丈の高い品種は、支柱で保護しないと強風で倒れるため注意しましょう。
タチアオイ(ホリホック)のてっぺんの花が咲くと梅雨が明ける
タチアオイ(ホリホック)の花は、下から上に咲きあがる性質です。咲き始めは梅雨のはじまり頃で、てっぺんの花が咲くと梅雨が明けると言われています。
薬草として伝わってきたタチアオイ(ホリホック)
タチアオイ(ホリホック)は、中国から薬草として持ち込まれたのが始まりで、現在も薬草としても使われています。採取した花を天日干しで乾燥させたものが蜀葵(しょっき)と呼ばれる生薬の一種です。
タチアオイ以外にも蜀葵(しょっき)と名前がつく花があります。黄蜀葵(おうしょっき)は花オクラ(トロロアオイ)、紅蜀葵(こうしょっき)はモミジアオイのことです。
▼タチアオイ(ホリホック)の育て方
タチアオイ(ホリホック)
- タチアオイ(ホリホック)は、初夏から夏にかけて2m近く伸びる花茎に穂状の花が開花します。丈夫な性質で、空き地や線路沿い、道路わきなどで見かけることも多い多年草です。(園芸品種の中には一年草のものもあります) タチアオイ(ホリホック)の花は、下から上に咲きあがる性質で、最初の花が咲きだすのは梅雨入りの頃、頂点の花が咲くのが梅雨明けの頃と言われています。 多くの園芸品種があり、花色は赤、ピンク、黄色、白などの他、最近は黒、アプリコット、複色など種類がとても豊富です。本来は草丈の高い花ですが、最近は60~70cmほどの矮性種もあります。咲き方も一重、八重咲き種の他、花びらが多いピオニー咲き(芍薬のような咲き方)など新しい品種が次々と登場しています。
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花オクラ(トロロアオイ)
- 花オクラ(トロロアオイ)は、アオイ科の半耐寒性多年草です。オクラは実を食べる野菜ですが、花オクラ(トロロアオイ)は花を食べるエディブルフラワーで、実は食用には不向きです。一日花のため、道の駅や産直のお店でわずかに流通する程度のため、家庭菜園ならではの野菜のひとつです。 花オクラの花の直径は、オクラの2~3倍ほどあります。オクラ同様、花には粘りがあり、生で食べるとシャキシャキ、ゆがくととろりとした独特の食感があります。ビタミン・ミネラルが豊富で、味は淡泊なので醤油、塩、ポン酢、ドレッシングなどで味付けをしていただきます。天ぷらや味噌汁、スープなどの汁ものの具材としても相性が良い素材です。 夏から秋にかけて開花し、ひとつひとつの花は一日花です。葉の形は、5~9裂の深い切れ込みのある目立つフォルムをしているため、庭に植えると花がない状態でも目立ちます。背丈が高くなり大輪の花が華やかなため、観賞用として育てられることも多いようです。本来は多年草ですが、日本では一年草として扱われることがほとんどです。 なお、花オクラ(トロロアオイ)の中国名は黄蜀葵(おうしょっき)ですが、紅蜀葵(こうしょっき)はモミジアオイ(Hibiscus coccineus)のことです。
モミジアオイ
- モミジアオイは7月~9月に大輪の花が開花する、草丈が2m近くになる大型宿根草です。モミジアオイの名は葉がモミジに似ていることに由来しています。また、沼地によく見られることから、沼ハイビスカスの別名があります。 花は一日花で、朝に開いた花は夕方にはしぼみますが、夏の暑い盛りに炎天下でも休むことなくたくさんの花が次々と開花します。 モミジアオイの花は、近縁のフヨウやムクゲとよく似ています。一番簡単な見分け方は、葉の形です。モミジアオイの葉は掌状のモミジに似た形で、3~5裂に深く切れ込みがあります。また、フヨウやムクゲの分類は木ですが、モミジアオイは草です。宿根草なので冬は地上部が枯れますが、春になると芽吹きます。 最近はアメリカフヨウとの交配種も多数流通して、花びらの形や色のバリエーションが多様です。