メラレウカ(ティーツリー)の育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- メラレウカ(ティーツリー)
- 学名
Melaleuca
- 英名
- Tea tree, Narrow leaved tea tree
- 別名・流通名
- メラレウカ
- 科名
- フトモモ科
- 属名
- メラレウカ属(品種による)
- 原産地
- オーストラリア東海岸、ニュージーランド、インドネシア
メラレウカ(ティーツリー)の特徴
メラレウカは、「ティーツリー」という別名でも有名な、オーストラリア原産の常緑樹です。青みがかった葉にはほのかに柑橘系の香りがあり、羽毛状の白い花を5月~6月に咲かせます。メラレウカの葉には殺菌・抗菌作用があり、オーストラリアの先住民アボリジニが万能薬として愛用していたといわれています。
「ティーツリー」という別名の由来は、イギリスの海洋探検家のジェームズ・クック一行が18世紀、オーストラリア大陸に初めて上陸したときにこの木の葉をお茶として飲んだことによると伝えられています。ただ、かなり古くからアボリジニが薬用として利用していたことが知られており、実際ジェームズ・クックはこの航海でアボリジニと交流をもっています。また、この航海では数多くのオーストラリアの固有種を採集し貴重な植物標本として英国に持ち帰りました。
メラレウカの葉や茎からはエッセンシャルオイルが抽出され、現在もハーブとして利用され「メディカルティーツリー」と呼ばれています。様々な園芸種があり、すべての品種から精油がとれるわけではありません。葉の色が美しい種や寒さで紅葉する品種、花が独特の形をしていて暖地であれば戸外で冬越しができる品種もあることから、日本でも徐々に庭木としての注目が集まっています。
メラレウカ(ティーツリー)の詳細情報
| 園芸分類 | オーストラリアプランツ |
|---|---|
| 草丈・樹高 | 50~300cm(品種による) |
| 耐寒性 | 弱い |
| 耐暑性 | 強い |
| 花色 | 白、ピンク、紫 |
| 開花時期 | 4月~6月 |
メラレウカ(ティーツリー)の種類
メラレウカ レボリューション・ゴールド
春~秋の黄金の葉が見事なメラレウカです。
メラレウカ マウンテン・ファイヤー
新芽がブロンズ色に染まるメラレウカです。
メラレウカ メディカルティーツリー
ティーツリーの精油を抽出するための品種です。とても生長が早く、生垣やシンボルツリーなどに適しています。初夏に羽毛状の純白の花が開花します。
メラレウカ(ティーツリー)の育て方カレンダー
| 時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 植え付け | ||||||||||||
| 植え替え | ||||||||||||
| 剪定 | ||||||||||||
| 肥料 | ||||||||||||
| 開花 |
メラレウカ(ティーツリー)の栽培環境
日当たり・置き場所
日当たりと風通しの良い場所を好みます。
用土
水はけの良い土壌を好みます。庭植えは、植え付け前に腐葉土とパーライトなどを混ぜ込んで土壌を改良しておきましょう。
鉢植えは、市販の園芸用培養土で問題なく育てられます。
メラレウカ(ティーツリー)の育て方のポイント
水やり
乾燥気味を好みます。根付いてからは降雨に任せて問題ありません。極端な乾燥が続くようなときは、様子を見て水やりしましょう。
鉢植えは表土が乾いて白っぽくなったら、鉢底から流れ出てくるくらいたっぷりと水やりしてください。水が足りないと葉がパラパラと落ちてくるので、注意しましょう。
肥料
春から夏の生長期に緩効性肥料を施します。
病害虫
病害虫の被害はほぼありません。まれに風通しが悪いとカイガラムシがつくことがあります。発生初期なら古い歯ブラシなどでこすり落としましょう。
メラレウカ(ティーツリー)の詳しい育て方
選び方
品種によって耐寒性が異なるので、耐寒温度などを確認しましょう。幹がしっかりと充実しているもの、葉色が変色していないものを選びましょう。
植え付け
植え付け適期は、3月~6月です。耐寒性が弱いため、秋から冬の植え付けは避けるようにしましょう。植え付け後は、根と土がなじむようにたっぷりと水やりしてください。
剪定・切り戻し
夏に翌年の花芽の準備に入るため、花後早めに剪定を行います。7月を過ぎると花芽を切り落としてしまう心配があるので、注意しましょう。
ある程度の強剪定にも耐える性質なので、好みの樹形に整えることができます。
植え替え・鉢替え
鉢底から根が見えるくらいになったら、一回り大きな鉢に植え替えます。
花
4月~6月に白、ピンク、紫などの花を咲かせる品種もあります。
収穫
香りの良い枝葉を収穫して生けたり、飾ったりして楽しむことができます。
冬越し
耐寒性が弱いので、マルチングを施すようにしましょう。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
挿し木で増やすことができます。
- 監修者:LOVEGREEN編集部
LOVEGREEN(ラブグリーン)の編集部アカウントです。ガーデニング、家庭菜園、インドアグリーンなど、幅広い植物ジャンルに精通したメンバーが在籍し、実際の栽培経験にもとづく花・植物の育て方や楽しみ方記事、お庭の取材記事、植物にまつわる企画などを配信しています。


