ダリアの育て方|植物図鑑

植物名
ダリア
学名

Dahlia

英名
Dahlia
科名
キク科
属名
テンジクボタン属
原産地
メキシコ

ダリアの特徴

ダリアは、夏の終わりから秋にかけて花を咲かせるキク科の多年草です。根は球根になっています。ダリアの球根は、少しかわった楕円形に近い細長い形をしています。
ダリアは非常に品種が多く、草丈、咲き方、色のどれをとってもバリエーションが豊富です。草丈は150cm近く伸びるものもあれば、50cm以下のものもあります。
ダリアの花のサイズはインパクトのある大輪咲きから、中輪、小輪、咲き方もポンポン咲きと呼ばれる丸みを帯びたものや、花びらの尖ったものまで様々です。色の種類もたくさんあります。
ダリアは切花としても人気があります。切花のダリアは通年多くの品種の出回っています。

ダリアの詳細情報

園芸分類 球根
草丈・樹高 ~150cm程度
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
花色 赤、白、黄、ピンク、オレンジ、アプリコット、紫、複色など
開花時期 7月~10月頃

ダリアをめぐる争いはナポレオンの時代から行われていた!

美しさに心奪われるのは何時の時代も同じ。ナポレオンが活躍していた時代に、ダリアはその美しさを巡って争いを起こしていたのです。ナポレオンの妻ジョセフィーヌはとてもダリアを愛しており、庭に沢山のダリアを育てていました。ある日あまりに美しいダリアを譲ってほしいという貴婦人が現れましたが、ジョセフィーヌは軽くあしらいます。貴婦人は怒ってお金を使いジョセフィーヌの庭師を丸めこみ球根を盗ませたのです。しかし、この事はすぐにバレて、ジョセフィーヌの逆鱗に触れます。庭師と貴婦人はジョセフィーヌによって追放されたのです。この事件がきっかけで「裏切り」という花言葉が付いたとされています。美しさは欲望に変わり果ては人間関係も変えてしまうのですね。

ダリアの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け
植え替え
肥料
開花

ダリアの栽培環境

日当たり・置き場所

ダリアは、日当たりと風通しがよく、水はけの良い土に植えこみます。

用土

鉢植えなら園芸用培養土を使用して良いでしょう。自分で用土を作るなら、赤玉土や培養土はもちろん、バーミキュライトも混ぜて用土を作ってください。地植えのダリアは、堆肥、腐葉土を混ぜ5キロから10キロの用土を作ります。土を入れ替える様に作ると良いでしょう。大輪で有ればあるほど、養分が必要になるのです。石灰を混ぜるとより効果があります。

ダリアの育て方のポイント

水やり

地植えのダリアは基本的に水やりは必要ありません。自然の雨が水やりの代わりになるからです。鉢植えのダリアは土の表面が乾いた時に水やりをするのがタイミングです。

肥料

植え付けの際に化成肥料を混ぜて置けば追肥はほとんど必要ありません。花が咲く前の初夏と花が咲き終わり次の生長へと移行する秋口に追肥を行う程度。地植えなら同じ化成肥料を与えて、鉢植えなら液体肥料を与えると良いでしょう。

病害虫

寒さに弱く暑さに強いダリアですがあまりに高温多湿だと弱ってしまいます。加えて風通しの悪い場所で管理をしていると灰色かび病が発生してしまうのです。見つけたらすぐに切り取って除去しましょう。日ごろから枯れた葉を取り除いて、環境を整えてあげるのも予防に有効です。

ダリアの詳しい育て方

選び方

葉が生き生きとした緑色の葉を選んで購入しましょう。ダリアは大輪、中輪の場合は球根でも販売されています。球根は発芽する場所、先端のクラウンという所から小さく発芽点が出ているのでそれが見つけられればほぼ芽を出します。外側もなるべく綺麗なものを選べば間違いないでしょう。

種まき

ダリアは球根で植えつけるのが一般的です。ダリアの球根の植えつけ時期は3~4月です。

植え付け

寒さに弱いダリアは冬に球根を植え付けても発芽しません。春から夏の気温が高い日に植え付けます。適温は20度くらいです。ダリアは球根の根が縦ではなく横に伸びます。鉢植えの際は一つにつき一個が望ましいでしょう。地植えの際も30cm以上離し充分距離を取ってから植えましょう。大型のダリアの場合は球根を一つだけ植え支柱の用意も忘れない様にしてください。10cmほどの穴を掘って、芽が出るほうを上にして植えます。

仕立て方

ダリアのなかでも草丈が高くなる品種は、早めに支柱を立てるようにしましょう。

剪定・切り戻し

ダリアの剪定は、花芽が上がってきたら早めに行います。発育のいい茎を残して後は剪定しましょう。後に生長する花に栄養が行き届かず花が咲かなくなってしまいます。

ダリアの切り戻し

ダリアの原産は熱帯高地のため、日本のような高温多湿の気候の夏は苦手で、花が休みがちになります。夏場に切らずに咲かせていると、株自体が弱るので、秋にきれいな花を咲かせるために、下から3~4節を残して切り戻しを行います。時期としては、8月上旬までに行う作業です。

植え替え・鉢替え

鉢植えのダリアは、冬場はそのまま保管して、春に植え替えます。

ダリアの花は7月~10月頃に開花します。ダリアの原産は熱帯高地のため、日本のような高温多湿の気候の夏は苦手で、花が休みがちになります。夏場に切らずに咲かせていると、株自体が弱るので、秋にきれいな花を咲かせるために、下から3~4節を残して切り戻しを行います。時期としては、8月上旬までに行う作業です。

収穫

ダリアは切り花にもできます。ダリアの切り花としても多品種が流通しています。

夏越し

夏には強い植物ですが、ダリアの原産は熱帯高地のため、日本のような高温多湿の気候の夏は苦手で、花が休みがちになります。夏場に切らずに咲かせていると株自体が弱るので、秋にきれいな花を咲かせるために、下から3~4節を残して切り戻しを行います。時期としては、8月上旬までに行う作業です。

冬越し

ダリアの球根を植えっぱなしにする場合は、球根が凍らないように、マルチングで寒さ除けをするか、球根を掘りあげて、おがくずなどの中に入れて、乾燥させて保管します。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

ダリアは分球を行うのが一般的です。球根は茎を共有しているので、分球する際はどちらも茎を折らずに丁寧に半分に分けます。手で行わず刃物を使いましょう。茎が折れると芽が出ません。

ダリアは大輪種と中輪以下の種とでは、仕立て方が違います。

大輪種のダリア

大輪種ダリアの大輪種は、地面から下2節の芽を残し、それより上の節のわき芽はかき取り、頂点の花のみを咲かせるようにします。1番花が咲いたら主茎を切り戻します。残った花茎の再び地面から2~3節の芽のみを残して、それ以外は芽をかき取ります。不要な脇芽をかき取って、花数を絞ることが仕立て方のコツです。

中輪、小輪種のダリア

中輪から小輪のダリアは、大輪種と違って、たくさんの花を咲かせるようにするために、摘芯作業を行います。球根から芽が出て、主軸の節が3~4節くらいまで伸びたら、先端を摘み取ります。こうしていくことでたくさんの花数を咲かせることができます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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