ハンニャ(般若)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- ハンニャ(般若)
- 学名
Astrophytum ornatum
- 英名
- Monk’s hood
- 和名
- 般若
- 科名
- サボテン科
- 属名
- アストロフィツム属
- 原産地
- メキシコ
ハンニャ(般若)の特徴
般若(はんにゃ)とは、サボテン科アストロフィツム属のサボテンです。縦にトゲを持ち、8本の稜線が入った丸みを帯びた幹をしており、幹肌にまばらに白く細かい斑点を持ちます。ランポー玉などと同じアストロフィツム属ですが、般若は稜線の切れ込みがより深く、鋭く長いトゲを持つことが特徴で、サボテンらしい姿をしていると言えます。育て方は比較的簡単で、丈夫で花実の付きも良く、種類によっては大きく育ちます。白い斑点のない青般若やトゲが黄色をした金刺般若などもあります。
ハンニャ(般若)の詳細情報
園芸分類 | サボテン、アストロフィツム |
---|---|
耐寒性 | やや強い |
耐暑性 | やや強い |
ハンニャ(般若)の栽培環境
日当たり・置き場所
寒さに比較的強いため、春から秋にかけては屋外でも生育可能です。直射日光は避けますが、雨の当たらない日当たりのよい場所で生育します。日光が不足すると細長い形になるため、適度に日光に当てましょう。
温度
暑さ、寒さには比較的強い種ですが、冬の寒風や霜は避けます。
用土
水はけの良い用土が良いでしょう。ホームセンターや園芸店で購入できるサボテン用の用土でも大丈夫です。
ハンニャ(般若)の育て方のポイント
水やり
水の与えすぎに注意し、春秋は土が乾いてからたっぷりと水を与えます。生育の止まる夏冬はさらに控えめにします。
肥料
植え替えの際に用土に含まれる栄養分で十分です。
病害虫
カイガラムシが発生することがあります。
ハンニャ(般若)の詳しい育て方
選び方
形は個体により様々ですので、好みのものを選ぶと良いでしょう。しっかりと根が張っていて、ぐらつきが少ないものを選びましょう。
植え替え・鉢替え
根詰まり解消のため、1~2年ごとに植え替えをします。春か秋に行うのが良いでしょう。植え替えの際は前もって数週間断水し土中を乾燥させます。根に付いた土を崩し古い根を除去した後、根ごと日蔭で乾燥させます。その後新しい土に植え、水やりは1週間後から開始します。
冬越し
寒さには比較的強い種ですが、寒風や霜を避けるため室内で冬越ししたほうが良いでしょう。水やりは土中が完全に乾いてからやり、株を休ませます。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
子株を切り取り新しい用土に植えて繁殖させることが可能です。花付きも良い種類のため、種から増やすことも可能です。
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