タイツリソウ(ケマンソウ)の育て方|植物図鑑

植物名
タイツリソウ(ケマンソウ)
学名

Dicentra spectabilis

英名
Bleeding heart
科名
ケシ科
属名
ケマンソウ属
原産地
中国・朝鮮半島

タイツリソウ(ケマンソウ)の特徴

中国・朝鮮半島に分布し、草丈40~60センチになるコマクサ属の多年草です。特にその花形が個性的でピンクの2枚の花弁の中に白い花弁が入っていて10~15個ほど弓なりに連なって垂れて咲きます。仏前に飾る華曼に似て遠くから見るとピンクのハート形が連なっているようです。また別名タイツリソウ(鯛釣草)ともいうように釣りざおに多数の鯛がぶら下がっているようにも見えます。葉はフジボタンやケマンボタンという別名があるようにボタンの葉に似ます。秋から冬にかけては休眠し地上部が枯れます。全草に毒性があるので注意が必要です。

タイツリソウ(ケマンソウ)の詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 ~60cm程度
耐寒性 強い
耐暑性 やや弱い
花色 ピンク、白
開花時期 5月~6月

タイツリソウ(ケマンソウ)の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け
植え替え
開花
肥料

タイツリソウ(ケマンソウ)の栽培環境

用土

排水性が良く、しかも保水力がある肥沃な土を好みます。市販の草花用の培養土の中でも水はけのよいものを選んで使用しましょう。配合する場合は赤玉土、腐葉土、パーライトを混ぜるとよいでしょう。元肥はリン酸とカリウムが多めのものを施しましょう。

タイツリソウ(ケマンソウ)の育て方のポイント

水やり

芽が動き出す3月~地上部が枯れる10月頃までは土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。冬場は水やりを控えめにしますが乾かしすぎないように注意しましょう。

肥料

芽が動き出す3月頃と花後の9月頃に粒状の緩効性化成肥料を土の表面にばらまいて施します。地上部が休眠したら肥料は必要ありません。

病害虫

病気はほとんどありませんがアブラムシが新芽やつぼみについたり、ヨトウムシが新芽を食害します。発生初期に薬剤散布をしましょう。
アブラムシ:アブラムシは3月から5月に多く発生する害虫です。新芽や茎、若い葉や葉の裏にくっついて吸汁して株を弱らせます。春から秋に発生するので見つけ次第、駆除しましょう。
ヨトウムシ:ヨトウムシはヨトウガの幼虫で、年に2回ほど発生します。ハスモンヨトウ、シトシタヨトウなどの種類も含めヨトウムシと呼ばれてます。昼間は土の中に隠れていて、夜になると一斉に出てきて活動します。幼虫は葉や茎部分を集団で食害するため、葉が気づいたら丸坊主になっていることがあります。一度に大量に産卵します。葉裏に大量に卵を産み付けるので、これが孵化しないうちに葉ごと処分をしましょう。こまめに葉裏もチェックするようにしましょう。孵化していた場合群生するため比較的見つけやすいです。見つけたら捕殺しましょう。

タイツリソウ(ケマンソウ)の詳しい育て方

選び方

花や葉がついた状態のポット苗のほかに芽が出る前の根だけのものも売られています。花を確認してから苗を買うのもよいですが、根だけのもののほうが早く植え付けして花の時期までに株を大きく育てられるメリットがあります。

植え付け

明るい日陰の環境を好みます。落葉樹の下など木漏れ日が注ぐ場所に植え付けるのがよいでしょう。日向でも育てられますが夏の直射日光や西日に当てると株が弱り、地上部が枯れて休眠してしまうので注意しましょう。鉢に植え付けた場合も夏場はできるだけ風通し良く涼しい場所で、冬場は寒さに当てるため外で管理しましょう。ごぼう根が太く伸びるためどちらかといえば鉢植えよりも地植えの方が花つきがよくなります。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

タイツリソウは株分けか挿し芽でふやします。株分けは3月~4月または10月~11月の植え替えと同時に行います。太い根を折らないように気をつけながら、芽が3個以上付いていることを確認してから分けます。挿し芽は新芽が育つ3月~4月頃に行うとよいでしょう。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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