ブルーデージーとは?育て方・栽培方法|植物図鑑

  • ブルーデージーの育て方
植物名
ブルーデージー
学名

Felicia amoena、Felicia amelloides

英名
Blue daisy
科名
キク科
属名
ルリヒナギク(フェリシア)属
原産地
アフリカ

ブルーデージーの特徴

ブルーデージーは青い花弁と黄色い中心部とのコントラストが鮮やかな花です。一口にブルーデージーと言っても、Felicia amoena(アモエナ)と、Felicia amelloides(アメロイデス)の2種があります。どちらも草丈低く、葉の間から花茎をすっと伸ばし先端に可憐な青い花を咲かせます。ブルーデージーという名が有名ですが、実は他に白やピンクの花色もあります。

デージーによく似ており、一見青色のデージーのようにも思えますが、デージーはキク科ヒナギク属、ブルーデージーはキク科フェリシア属なので別種です。すっきりとした色と姿が、花壇や寄せ植えで活躍してくれます。

ブルーデージーの花は、夜や雨の日は花びらが外側に巻くように反り返ります。鉢植えは雨のあたらない場所に移動させましょう。水やりの際は花や葉にかからないようにします。

ブルーデージーの詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 20~40cm程度
耐寒性 強い
耐暑性 弱い
花色 青、白、ピンク
開花時期 3月~5月、9月~11月

ブルーデージーの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け
植え替え
開花
肥料

ブルーデージーの栽培環境

日当たり・置き場所

ブルーデージーは日当たりを好みます。日当たりと風通しの良い場所に置きましょう。

用土

ブルーデージーは水はけ良く肥沃な土壌を好みます。市販の培養土で問題なく育ちます。

ブルーデージーの育て方のポイント

水やり

地植えのブルーデージーは、根付いてからは水やりの必要はありません。乾燥が続いた時は様子を見て水やりを行います。鉢植えのブルーデージーは、表土が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。蒸れが苦手なので、梅雨時期は控えめに行います。

肥料

肥沃な土壌の方が花を良く咲かせます。開花期は有機肥料を適宜与えます。

病害虫

風通しの悪い環境ではアブラムシがつきやすくなります。棚の上など、置き場所を工夫し、早春から薬剤で予防しておくと手がかかりません。
アブラムシ:アブラムシは3月から5月に多く発生する害虫です。新芽や茎、若い葉や葉の裏にくっついて吸汁して株を弱らせます。春から秋に発生するので見つけ次第、駆除しましょう。

ブルーデージーの詳しい育て方

選び方

ブルーデージーは葉がこんもりと繁り、茎が間延びしていないものを選びましょう。花芽がたくさん付いている株を選べば、長く花を楽しむことが出来ます。

植え付け

ブルーデージーの植え付けは、真夏と真冬を避けた、春か秋の気候の良い時に行います。植え替えの際は根を傷つけないように、根鉢を崩さずに植え付けます。

仕立て方

ブルーデージーは草丈低く、こんもりと繁るのが特徴です。放っておいてもきれいなブッシュ状になります。特に仕立てる必要はありません。

摘芯(摘心)・摘果

ブルーデージーは花が終わったら、花茎を葉の付け根から摘み取ります。花ガラ摘みをこまめに行うと、次々と花芽が上がってくるので、長く楽しめます。

剪定・切り戻し

花後、地上部を切り戻します。ブルーデージーは切り戻し作業を行うことで、株がこんもりと充実します。

植え替え・鉢替え

ブルーデージーの植え替えは、真夏と真冬を避けた、春か秋の気候の良い時に行います。植え付け時に元肥をしっかりと漉き込んでおきましょう。

ブルーデージーの花は真夏と真冬を休んだ、春と秋に開花します。

収穫

開花したブルーデージーの花を摘んで小瓶に挿したりと、ブルーデージーは切り花としても楽しめます。

夏越し

ブルーデージーは加湿に弱い植物です。夏期は風通しの良い場所に移動させるなどして、蒸れないように管理しましょう。

冬越し

ブルーデージーは常緑多年草です。冬は霜が当たらないよう軒下等に移動させて管理します。夜間に土中の水分が凍って根を傷める心配があるので、冬の水やりは午前中に済ませます。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

ブルーデージーは挿し木で増やせます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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