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ネメシアとは?育て方・栽培方法|植物図鑑

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植物名
ネメシア
学名

Nemesia

科名
ゴマノハグサ科
属名
ネメシア属
原産地
南アフリカ

ネメシアの特徴

ネメシアは、南アフリカ原産のゴマノハグサ科の一年草あるいは多年草です。大きく分けて、一年草と宿根ネメシアと呼ばれる多年草があります。通常、流通上は一年草のネメシアを「ネメシア」、多年草のネメシアを「宿根ネメシア」と呼び分けています。

どちらのネメシアも花茎の頂点にたくさんの小花を咲かせます。主役を引き立てる脇役的な草花として、庭、花壇、寄せ植えなどに使われています。多くの園芸品種があり、カラーバリエーションが豊富で、品種によって草丈や花の大きさに違いがあります。最近は、色合いが微妙な複色や香りのある品種が人気です。

ネメシアの詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 10~40cm
耐寒性 普通(種類による)
耐暑性 弱い
花色 白、紫、ピンク、赤、黄色、オレンジ、水色、複色
開花時期 一年草:4月~6月、多年草:4月~6月、10月~11月

ネメシアの花言葉

ネメシアの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
種まき
植え付け
開花(種類による)

ネメシアの栽培環境

日当たり・置き場所

日当たりと風通しの良い場所を好みます。

用土

水はけが良い土を好みます。鉢植えは、市販の草花用培養土で問題なく育ちます。

ネメシアの育て方のポイント

水やり

ネメシアは高温多湿を嫌います。水のやり過ぎに注意しましょう。

地植えは、植え付け直後以外は降雨に任せます。

鉢植えは、鉢の表面の土が渇いたら鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えます。

肥料

開花期間中、液体肥料もしくは緩効性肥料を既定の量、頻度を守って与えましょう。

病害虫

害虫

アブラムシ

アブラムシは、おもに植物の新芽やつぼみに群生して、植物の汁を吸い、生育を阻害します。さらに、ウィルス病を媒介するため植物にダメージを与え、大量のアブラムシに侵された植物はやがて枯れてしまいます。早期発見が肝心です。見つけたら駆除していきます。

ネメシアの詳しい育て方

選び方

徒長していない、葉の色が生き生きとしたグリーンで、つぼみがたくさんついた苗を選びましょう。

「一年草」と「多年草」の品種があります。確認してから購入しましょう。

種まき

ネメシアの種まき適期は、10月です。箱にまいて発芽したらポットに移植するか、直接ポットにまいて良い芽を残して育苗する方法があります。種が細かいので扱いに注意しましょう。

植え付け

地植えでも鉢植えでも栽培可能です。霜に何度も当たると弱るので、霜の降りない時期に植え付けましょう。ネメシアの苗は冬から出回り始めますが、冬に購入した苗は霜にやられる可能性があるので、鉢植えで管理し、気温が上がってから露地に植え付けます。

摘芯(摘心)・摘果

種から育てた一年草のネメシアは、摘心を繰り返すと分枝し、花数が多い苗に仕立てることができます。

剪定・切り戻し

宿根ネメシアは、花後、株を半分くらいまで切り戻すと再び返り咲きます。

一年草のネメシアは4月~6月、宿根ネメシアは真夏と真冬以外の春から初夏と秋が主な開花時期です。

花がらをこまめに摘み取ると、花を長くたくさん楽しむことができます。

夏越し

一年草のネメシアは、梅雨前くらいまでの寿命です。宿根ネメシアは、春から初夏の開花がひと通り終わったら、株を全体的に半分程度に切り戻すと、秋に再び返り咲きます。

冬越し

一年草のネメシアは、宿根ネメシアより若干寒さや霜に弱いので、霜に当たらないような場所で育てましょう。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

種で増やすことができます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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