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ハゲイトウ(葉鶏頭)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑

植物名
ハゲイトウ(葉鶏頭)
学名

Amaranthus tricolor

英名
Tampala、Joseph’s coat、Summer poinsettia
和名
葉鶏頭
別名・流通名
雁来紅、サマーポインセチア
科名
ヒユ科
属名
ヒユ属
原産地
熱帯アジア

ハゲイトウ(葉鶏頭)の特徴

ハゲイトウは、強烈な彩りの葉を楽しむカラーリーフプランツです。ケイトウと名前はついていますが、ケイトウはケイトウ属、ハゲイトウはヒユ属なので分類的には違う植物です。

他の花が休みがちになる真夏にインパクトのある葉色が庭や花壇を彩ります。草丈は50cm程度の矮性種から2m近くになる高性種があるので、庭や寄せ植えなど、用途に応じて利用することができます。

ハゲイトウ(葉鶏頭)の詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 50~200cm
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
開花時期 8月~11月

ハゲイトウ(葉鶏頭)の花言葉

ハゲイトウ(葉鶏頭)の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
種まき
植え付け
肥料

ハゲイトウ(葉鶏頭)の栽培環境

日当たり・置き場所

日当りと風通しが良い場所を好みます。熱帯アジア原産の植物なので、強い日差しが当たる場所でも問題なく育ちます。

用土

水はけの良い土なら特に土を選びません。

鉢植えは、草花用の培養土で問題なく育ちます。

ハゲイトウ(葉鶏頭)の育て方のポイント

水やり

乾かし気味の方がよく育ちます。多湿気味になると根腐れすることがあるので注意しましょう。

地植えは、根付いてからの水やりは特に必要がありません。

鉢植えは、鉢の表面の土が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えましょう。

肥料

過肥の必要はありません。自然の循環ができている肥えた土ならば、特に与えなくても栽培可能です。

鉢植えは、植え付け時に元肥を施したあとは、開花期間中、月に数回使用している肥料の頻度を守って与えるようにします。生長の過程で葉が色づいていくので、葉が色づくまでの間は様子を見ながら追肥を行います。

病害虫

目立った病害虫の害はありません。

ハゲイトウ(葉鶏頭)の詳しい育て方

選び方

ハゲイトウは、種と苗で流通しています。学名のアマランサスの名で販売されていることもあります。

ポット苗は夏から秋にかけて出回ります。葉がきれいな色合いで、茎がしっかりとしている苗を選びましょう。秋になってから植え付けてもさほど丈は生長しないので、大きくしたい場合は夏のうちに苗を用意しましょう。

草丈50cm前後の矮性から1mを越す高性まで、品種によって草丈にかなり違いがあります。用途に応じた品種を選びましょう。

種まき

熱帯原産のハゲイトウの発芽適温は25℃です。気温が十分に暖かくなった春から初夏が種まきの適時です。生長が早いので夏になってから種をまくこともできますが、その場合の草丈は、本来の丈より低めになります。

直根性なので、直まきかポットに直接まいて良い芽を残して育苗するのが手軽です。嫌光性なので、種をまいたら必ず覆土をしましょう。

植え付け

ハゲイトウは、直根性で移植を嫌う植物です。根を触らないようにして植え付けましょう。

仕立て方

丈が伸びる前に支柱を添えると倒伏の予防になります。

摘芯(摘心)・摘果

摘心して育てると、枝分かれして茎数が多い株になります。

逆に直立したオブジェのように仕立てたい場合は、摘心はしないで育てます。

夏に葉の付け根に丸まった形状の花が咲きますが、小さくて目立ちません。

主に葉を楽しむ観葉植物で、本来葉が色づくのは秋になってからですが、最近流通している品種は7月頃から色づく早生種がほとんどです。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

種で増やすことができ、環境が合うとこぼれ種でも繁殖します。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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