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ヒルガオの育て方・栽培方法|植物図鑑

  • ヒルガオ
  • ヒルガオ
植物名
ヒルガオ
学名

Calystegia japonica

英名
Bindweed
和名
昼顔
科名
ヒルガオ科
属名
ヒルガオ属
原産地
日本、朝鮮、中国

ヒルガオの特徴

ヒルガオは、ヒルガオ科のつる性多年草。ヒルガオの名前は、アサガオと同じく開花時刻に由来しています。朝咲いて昼にしぼむアサガオに対して、朝から咲いて昼間にもしぼまず咲いている事からヒルガオと名付けられました。

日当たりの良い野原や道端、空き地など、いたるところに自生し、初夏から秋、花径5~6cm程の漏斗状のピンク色の花を咲かせます。つるを巻きつかせながら生長し、地下茎でも増えるため、繁殖力が旺盛です。コイル状にまきつくため、伸びてほしくない場所に絡まったつるは早めに整理したほうがよいでしょう。

ヒルガオの詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 50~200cm
耐寒性 強い
耐暑性 強い
花色 ピンク、白
開花時期 5月~9月

ヒルガオの種類

コヒルガオ

Calystegia hederacea

ヒルガオよりも花や葉が小ぶりで、花色も薄め。花柄にフリルのような翼があるので見分けることができます。

また、葉の基部が左右に大きく張り出し2つに分かれているのに対して、ヒルガオの葉の基部は斜め後ろに張り出しています。

ハマヒルガオ

Calystegia soldanella

海岸に自生し、砂浜を這うように伸び、地下茎で広がります。

ヒルガオの花言葉

西洋昼顔との違い

ヒルガオの近縁種にヨーロッパ原産の西洋昼顔 Convolvulus arvensis(ヒルガオ科セイヨウヒルガオ属)があります。西洋昼顔とヒルガオを見分けるポイントは、苞の位置です。ヒルガオは萼の下に大きな苞が2枚あり、西洋昼顔は花柄の中間に小さな苞があります。

ヒルガオの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花

ヒルガオの栽培環境

日当たり・置き場所

日当たりの良い、開けた場所を好みます。

用土

あまり土壌を選びません。

ヒルガオの育て方のポイント

水やり

根付いてからは降雨に任せます。

ヒルガオの詳しい育て方

植え付け

春か秋の気候の良い時期に植え付けます。植え付け後は、根と土をなじませるように、たっぷりと水やりしましょう。

仕立て方

周囲の物に絡みついて大きくなります。フェンスやトレリスなどに誘引してください。コイル状につるを絡ませ、ほどくのに手間がかかるので、あまり大切なものの近くには植えないようにしましょう。

ヒルガオの花は、5月~9月に開花します。朝、日が高くなってから開き、夕方に萎れる一日花です。

冬越し

冬は地上部が枯れたようになって休眠します。特に必要な冬越しの作業はありません。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

株分けで増やすことができます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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