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コバノランタナとは?育て方・栽培方法|植物図鑑

植物名
コバノランタナ
学名

Lantana montevidensis

科名
クマツヅラ科
属名
ランタナ属
原産地
南アフリカ

コバノランタナの特徴

コバノランタナは、「小葉のランタナ」のネーミング通り、ランタナを小ぶりにしたような花が地面一面に開花する匍匐性の低木です。耐寒、耐暑にすぐれ病害虫にも強いので管理も容易です。放任でも広がってたくさんの花が開花します。色はピンクや白、クリーム色、黄色などの単色をはじめ、最近は複色のものもあります。繁殖力が旺盛で、たくさんの花が長く咲くので、広い敷地の花が咲くグランドカバーにも適しています。

コバノランタナの詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 20~50 cm
耐寒性 強い
耐暑性 強い
花色 ピンク、白、黄色、複色
開花時期 5~10月

コバノランタナの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け
開花

コバノランタナの栽培環境

日当たり・置き場所

コバノランタナは日なた~半日陰で生育可能ですが、よく日光に当てた方が花付きが良くなり、間延びもせず株も引き締まり強健に育ちます。

用土

適度に水はけがよい土なら特に土質にこだわらず栽培可能です。鉢植えのコバノランタナは、草花用の培養土なら問題なく育ちます。

コバノランタナの育て方のポイント

水やり

地植えのコバノランタナは、根付いてからの水やりの必要はありません。鉢植えのコバノランタナは、土の表面が乾いたら鉢底から水が流れだすくらいにたっぷりとを目安に水やりをしましょう。

肥料

花の開花期間中、定期的に花用の肥料を施します。花が長く咲く植物なので追肥は必要ですが、多肥すぎても花つきが悪くなります。使用している肥料の頻度を守って施しましょう。

病害虫

コバノランタナは病害虫には強い植物です。

コバノランタナの詳しい育て方

選び方

株元まできれいな緑色の葉が密に生えている苗を選びましょう。

植え付け

真冬以外ならいつでも植え付け可能ですが、春から初夏が一番の適時です。

仕立て方

コバノランタナは匍匐性なので、その性質を生かしてハンギングバスケットやグランドカバーとして植栽するのに向いています。

剪定・切り戻し

株の見た目が乱れてきたら、切り戻していくときれいな株に仕立て直すことができます。

植え替え・鉢替え

鉢植えのコバノランタナは、1~2年に1回、一回り大きな鉢に植え替えましょう。その際に株分けすることも可能です。

コバノランタナの花は5~10月の長期間開花します。ランタナのような花色の変化はありません。終わった花がらはこまめに摘み取りましょう。株は年々大株になり、それとともに花数も増えていきます。

夏越し

コバノランタナは耐暑性にすぐれるので特別な夏越しの必要はありません。

冬越し

コバノランタナはランタナよりも若干耐寒性に優れています。冬前に株元で切り戻しましょう。冬場は地上部分がなくなりますが、春暖かくなると再び芽吹きます。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

コバノランタナは挿し木か株分けで増やすことができます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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