シモバシラとは?育て方・栽培方法|植物図鑑

植物名
シモバシラ
学名

 Collinsonia japonica

syn. Keiskea japonica

和名
シモバシラ
別名・流通名
ユキヨセソウ
科名
シソ科
属名
コリンソニア属
原産地
日本

シモバシラの特徴

シモバシラは日本の固有種で、関東~九州の山地の木陰に生える多年草です。草丈60cmほどになり、秋に白い花を咲かせます。かつてはシモバシラ属に分類されていましたが、現在はコリンソニア属に統合されています。和名のシモバシラの由来は、冬に地上部を枯らした後も根が水を吸い上げ続けるため、茎に溜まった水が凍り氷の結晶が出来ることからシモバシラと呼ばれるようになりました。

シモバシラの詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 60cm
耐寒性 普通
耐暑性 強い
耐陰性 強い
花色
開花時期

シモバシラの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け
開花

シモバシラの栽培環境

日当たり・置き場所

シモバシラは木陰に生える植物です。直射日光は避け、半日陰の場所で育てましょう。

用土

シモバシラは強健なため一般的な土壌であれば問題ありません。鉢植えにする場合は赤玉土と腐葉土をメインにして桐生砂で水はけと水持ちを調整すると良いでしょう。

シモバシラの育て方のポイント

水やり

シモバシラを地植えにしている場合は特に必要ありません。鉢植えの場合は土の表面が乾燥したら鉢底から水が流れ出る位たっぷりと水やりをしましょう。

肥料

シモバシラを植え付けるときに元肥を混ぜ込むか、緩効性の肥料を与えてください。

病害虫

シモバシラの栽培で注意する害虫は特にありません。

シモバシラの詳しい育て方

選び方

シモバシラは葉や茎がしっかりしている株を選びましょう。

種まき

シモバシラの種を採取したら培養土などに採りまきをします。そのままこぼれ種でも増えます。

植え付け

シモバシラは暑くなる前、初夏頃に植え付けると良いでしょう。

植え替え・鉢替え

シモバシラを地植えにしている場合は植え替えの必要はありません。鉢植えの場合、シモバシラが根詰まりを起こしているようであれば植え替えます。

シモバシラは白い花を咲かせます。花の形状は多くのシソ科植物と同じです。

夏越し

シモバシラは直射日光にさえ気を付ければ夏越しは容易です。

冬越し

シモバシラの地上部が枯れてきたら茎を長めに残して、枯れている部分を剪定します。茎が長めに残っていることで氷の結晶ができやすくなります。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

シモバシラは挿し木、実生、株分けで増やすことが出来ます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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