ケラトテカ・トリロバとは？育て方・栽培方法｜植物図鑑

ケラトテカ・トリロバの特徴

ケラトテカ・トリロバは、夏から秋にかけてジギタリスを小ぶりにしたような花が開花する一年草です。その見た目からワイルドフォックスグローブ（野生のジギタリス）とも呼ばれます。実際はジギタリスの仲間ではなくゴマ科で、ゴマの花にも似ていて葉をこするとゴマの香りがします。

ケラトテカ・トリロバは、暑くても花が休むことなく開花するため、夏の庭や花壇の素材としておすすめです。花色は白やピンクがあります。

ケラトテカ・トリロバは、日当たりと風通しの良い場所を好みます。日当たりは花つきに影響します。

水はけが良い土を好みます。市販の花用の培養土で問題なく育ちます。

地植えのケラトテカ・トリロバは、植え付け時以外は水やりの必要はなく降雨にまかせます。地面が割れるほどの日照りの場合は朝に水をたっぷりと与えましょう。

鉢植えは鉢の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと与えましょう。

元肥として緩効性肥料を入れて植え付けます。地植えの場合は、さほど肥料を与えなくても育ちます。

鉢植えの場合は、花用の肥料を開花期間中、定期的に与えます。

株元まで葉があり、株がぐらぐらしていない葉の色がきれいな苗を選びましょう。

ケラトテカ・トリロバは、種から育てることも簡単です。

育苗箱に種をまき薄く土をかけます。本場が3～4枚くらいの時にポット苗に移植して育苗します。少ない苗数でよい場合は、ポット苗に数粒ずつまいて良い芽を残して育てるとよいでしょう。

種から育てたケラトテカ・トリロバは、ポット苗が鉢底まで根が回ってきた頃が定植のタイミングです。

鉢植えでも栽培可能ですが、1m前後の丈になるので、どちらかと言うと地植え向きです。隣の植物との間は十分取り、草丈を考えた位置に植え付けます。

株が乱れてきたら、適時、切り戻しをすると美しい姿を保ちます。

夏から秋にかけて白やピンクの花が開花します。種を収穫する目的以外は、終わった花がらや花茎は、こまめに取り去ったほうが次の花が咲きやすくなります。

ケラトテカ・トリロバは、10月頃まで開花する一年草です。

種で増やすことができます。

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