クレマチス・カートマニージョーとは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- クレマチス・カートマニージョー
- 学名
Clematis cartmanii ‘Joe‘
- 和名
- 鉄線
- 別名・流通名
- カルトマニージョー
- 科名
- キンポウゲ科
- 属名
- センニンソウ属
- 原産地
- ニュージーランド(原種の自生地)
クレマチス・カートマニージョーの特徴
クレマチス・カートマニージョーは、フォステリー系のクレマチスです。3cm~5cm程度の小ぶりな白い花は花付きがとても良く、株を覆うほどにたくさんの花が開花します。パセリのような細かい切れ込みある繊細なフォルムの葉は、一年中常緑を保ちます。
苗としては冬のうちから開花株が出回りますが、翌年以降の開花時期は春の一季咲きです。繊細な葉と清潔感のある花色は、春の庭を爽やかで上品な雰囲気にしてくれます。
クレマチス・カートマニージョーの詳細情報
園芸分類 | 草花 |
---|---|
草丈・樹高 | 50~100cm |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 普通 |
花色 | 白 |
開花時期 | 4月~5月 |
クレマチス・カートマニージョーの育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
開花 |
クレマチス・カートマニージョーの栽培環境
日当たり・置き場所
日当たりと風通しが良い場所が適しています。夏以外は日当たりが良く、真夏は半日陰程度の場所が最適です。
カートマニージョーはつるがさほど伸びないため、鉢植え栽培が適しているクレマチスです。
用土
水はけが良い土が適しています。
鉢植えは、草花用の培養土で問題なく育ちます。
クレマチス・カートマニージョーの育て方のポイント
水やり
地植えは、根付いた後は水やりの必要はありません。極端に土が乾燥した場合のみ与えましょう。
鉢植えは、鉢の表面の土が乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えましょう。多湿を嫌うため、梅雨や長雨の時期は軒下などに鉢を移動するとよいでしょう。
肥料
春と秋に緩効性肥料を与えましょう。
病害虫
目立った病害虫の害はありません。
クレマチス・カートマニージョーの詳しい育て方
選び方
つる先から株元まできれいな葉がついた蕾の多い苗を選びましょう。
植え付け
生長が遅くつるがさほど伸びないため、鉢植え向きのクレマチスです。移植を嫌うので根をいじらないようにして、1節程度土がかぶる程度に深植え気味に植え付けます。
仕立て方
行燈仕立てにしたり、ハンギングに植えてつるを垂れるように見せる仕立て方などができます。
剪定・切り戻し
クレマチス・カートマニージョーは、旧枝咲きのクレマチスです。 花後に出てくる新しいつるに翌年花が開花します。若いうちは大幅な剪定は必要なく、枯れた葉や茎、花がらを摘み取り、混み合ったつるが出てきたら間引きます。
茂りすぎた場合は、花後から梅雨前までに全体的に半分程度に切り戻して仕立て直します。
植え替え・鉢替え
鉢が根でいっぱいになったら、根を傷つけないように注意して一回り大きめな鉢に植え替えましょう。
花
クレマチス・カートマニージョーは、4月~5月に開花します。終わった花は摘み取りましょう。
夏越し
高温多湿が苦手なので、真夏は半日陰程度の場所で管理しましょう。
冬越し
ある程度の耐寒性はあるため、温暖地では戸外で越冬可能です。
寒冷地では鉢植えにして、冬の間は日当たりの良い室内で管理します。暖房がきいている部屋だと夏と勘違いして生育が止まるので、置き場所には注意しましょう。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
挿し木で増やすことができます。