アスターの育て方|植物図鑑

植物名
アスター
学名

Calistephus chinensis

英名
China aster
科名
キク科
属名
エゾギク属
原産地
中国北部

アスターの特徴

中国北部原産の半耐寒性の一年草で草丈は30cm~100cmに達し、茎は直立し葉は細長い楕円形で白い毛が生えています。属名のCallistephusは美しい花冠を意味し、花の美しさにちなんでいます。花は3センチほどの小輪から10センチほどの大輪まであり、花色も白、ピンク、紫、赤など豊富にあります。また花形も一重や八重咲き、ポンポン咲きなど様々です。切り花として栽培されることが多く暖地よりも中部地方から北海道にかけてよく栽培されています。日当たりと風通しの良い場所を好みます。お盆のころの仏花など切り花としての需要が多い花です。

アスターの詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 30cm~1m程度
耐寒性 普通
耐暑性 やや強い
花色 紫、白、ピンクなど
開花時期 7月~8月頃

アスターの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
種まき
植え付け
植え替え
開花

アスターの栽培環境

日当たり・置き場所

日当たりと風通しの良い場所を好みます。

用土

酸性土壌を嫌うので植え付け2週間前に苦土石灰を施しておきましょう。また水はけのよい土を好むので、庭植えの場合は腐葉土を多めに混ぜ、高畝にしておきましょう。連作を嫌うので以前アスターを栽培した場所では数年あけてから栽培しましょう。鉢で栽培する場合も以前アスターを育てたことがあるなら同じ土ではうまく育たないことが多いです。

アスターの育て方のポイント

水やり

乾燥には強いですが、花芽を早くつけてしまうので草丈を伸ばしたい場合は土の表面が乾いたらたっぷり水をやるようにします。

肥料

植え付け後から10日に1回程度のペースで花芽をたくさんつけるようになるまで薄めた液肥をやります。もしくは緩行性化成肥料を6月までは月に1~2回施します。

病害虫

立ち枯れ病、シンクイムシ、ヨトウムシ、ハモグリバエなどに注意しましょう。

アスターの詳しい育て方

選び方

本葉5枚~8枚程度のよく締まった、根のはった苗を選びます。病気や害虫がついていないものを選びましょう。

種まき

発芽適温は15度~20度。秋にも種まきは出来ますが冬越しが難しいので初心者は春にまくのがおすすめです。種まき後は薄く土をかぶせて、種まき直後は湿らせる程度から徐々に量が多くなるように水やりをします。種まき後は新聞紙をかぶせて乾かさないように注意しましょう。

植え付け

本葉が7~8枚の頃に定植します。根を傷めないようにそっとポットから抜いて植え付けます。株間は15cm程度にします。深植えにならないように気をつけましょう。

剪定・切り戻し

不要

7月~8月頃に開花します。

エゾギクか薩摩菊か

アスターはエゾギクという別名がついていますが、江戸時代の中ごろに日本に渡来してから蝦夷ではなく実際は九州で多く作られていたため薩摩菊とも呼ばれます。ほかにチャイナアスターや朝鮮菊とも呼ばれますがこれは中国北部から朝鮮半島北部にかけて自生しているためと考えられます。日本で品種改良がすすみ、その中からヨーロッパへ渡った品種がとても美しかったため19世紀ごろにはフランスで大変もてはやされたそうです。かつてアスター属に分類されていたことからアスターと呼ばれていますが、現在はカリステファス属に分類されています。

アスターの切り花を長持ちさせるコツ

アスターは盆や秋の彼岸で切り花としてよく使われます。この切り花を長持ちさせるコツを3つご紹介します。まず1つめは毎日水をかえ、花器と茎部分も洗います。さらに水かえのたびに茎を切り戻しましょう。2つめは葉っぱや小さすぎて咲く見込みのないつぼみは切り落とし葉からの蒸散を抑え、栄養を分散させないようにします。3つ目は涼しい場所でエアコンの風が直接当たらない場所を選ぶことです。

アスターと一緒に楽しむ植物

アスターの花が咲くのと同じ時期に花壇やコンテナで寄せ植えにするなら、野生的な趣のある植物がよく似合います。たとえば星型の花が咲くキキョウや丸みのある花びらのシコンノボタンはどちらも深い紫色なので、アスターのどの色ともよく合い一緒に植えて楽しむことが出来ます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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