マルメロとは?育て方・栽培方法|植物図鑑

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植物名
マルメロ
学名

Cydonia oblonga

英名
marmelo
科名
バラ科
属名
マルメロ属
原産地
イラン、トルコ

マルメロの特徴

マルメロは、バラ科マルメロ属の落葉低木です。カリンやボケと混同されますが、同じバラ科の別属です。セイヨウカリンと呼ばれることもあるようですが、セイヨウカリンもまたバラ科の別属です。日本の一部では、マルメロのことをカリンと呼ぶ地域もありますので、余計に混同されがちですが、マルメロとカリンは別属になります。

マルメロとカリンの見分け方は、マルメロは葉が卵型で葉の縁もなめらかであるのに対し、カリンは葉の縁がギザギザとしています。マルメロの花は白から淡いピンク色ですが、カリンの花は濃いピンク色をしています。マルメロの果実は表面にうっすらと産毛が生えており、食用にする際は洗い流す必要があります。カリンの果実は無毛です。

カリンの果実は非常に硬く、食用にはなりません。主に果実酒などとして利用されます。マルメロの果実は柔らかく甘みも強いので、ジャムやお菓子として食用にされています。

マルメロは冬に落葉しますが耐寒性が強く、樹高も3m程度と管理しやすい上に、香りの良い可愛らしい花を咲かせるので庭木としても人気の樹木です。

マルメロの詳細情報

園芸分類 果樹
草丈・樹高 2~3m
耐寒性 強い
耐暑性 強い
花色 白、淡いピンク
開花時期 4~5月

マルメロの果実から作ったジャムは、ポルトガルではマルメイロと呼ばれ、日常的に食べられています。ジャムと言っても水分の少ないジャムで、柔らかい羊羹のような食感です。

▼マルメロの花言葉はこちら

マルメロの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花
収穫
植え付け
植え替え
剪定

マルメロの栽培環境

日当たり・置き場所

マルメロは日当たりを好みます。特に果実の収穫を目的としている場合は日当たりの良い場所で管理しましょう。

用土

マルメロは水はけ良く、保水性の高い土を好みます。

マルメロの育て方のポイント

水やり

地植えのマルメロは、根付いてからの水やりは特に必要ありません。夏季に高温乾燥が続いた時には水やりを行ってください。鉢植えは、表土が乾いたらたっぷりと与えます。

肥料

マルメロの施肥は、結実後から落葉前に与えます。腐葉土や有機肥料を周囲の土にたっぷりと混ぜ込みます。

病害虫

目立った病害虫の被害の少ない樹木ですが、まれに黒星病にかかることがあります。

マルメロの詳しい育て方

選び方

マルメロの苗木は、根元から主幹がしっかりと太く、あまり枝分かれしていないものを選びましょう。苗木のうちから多く枝分かれをしていると栄養が行き届かず、生長が芳しく(かんばしく)ないということになります。

植え付け

マルメロの植え付けは、12~2月の休眠期に行います。根鉢をあまりいじらないように植え付けます。植え付け後は、たっぷりと水を与えます。

仕立て方

マルメロの樹木が若く華奢な状態で果実を実らせた場合には、しっかりと支柱を行います。重さや風雨でせっかくの果実が落ちないように気をつけましょう。

剪定・切り戻し

マルメロの剪定は、12~2月の休眠期に行います。伸びすぎた枝は思い切って切り詰めてください。暴れた枝は整枝するようにします。主幹の株元の方から出てきた枝は剪定します。上の方に枝を集中させ、結実しやすくしましょう。

植え替え・鉢替え

マルメロの植え替えは、12~2月の休眠期に行います。根が休んでいる時期ですので、根をいじらないように、1回りから2回り大きな鉢に植え替えます。植え替え後はたっぷりと水を与えます。

4~5月に白から淡いピンクの花を咲かせます。マルメロの花は、リンゴやアーモンドを思わせるような可愛らしい花です。芳香もあり、庭木として観賞価値が高い樹木です。

収穫

マルメロの果実は秋が収穫期です。夏に青かった実が黄色く熟したら、収穫しましょう。表面には産毛が生えているので、この産毛を洗い流してから調理します。自家製のマルメロのジャムやマルメロ酒などにして楽しみます。

夏越し

夏は葉を青々と繁らせ生長する時期です。特に必要な夏越しの作業はありません。乾燥が続くような時はたっぷりと水を与えます。

冬越し

マルメロは冬は休眠期に入りますので、特に冬越しの作業はありません。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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