榊(サカキ・さかき)の育て方|植物図鑑

植物名
榊(サカキ・さかき)
学名

Cleyera japonica

英名
Japanese Cleyera
和名
科名
モッコク科
属名
サカキ属
原産地
日本、中国、台湾、朝鮮半島一帯

榊(サカキ・さかき)の特徴

榊の特徴は、何と言っても葉に堅くて光沢や厚みのあることです。この葉は互生しています。榊の花は白くて小さいです。花の大きさは約1cm前後で6月から7月にかけて咲きます。葉の裏側を気を付けて見ると花を見つけやすいです。11月から12月になると榊の実は黒色になってきます。 また、榊は葉が付いている枝が神事の玉串に使われる植物です。榊のように神事に使われる植物の種類は少ないです。榊は芽吹きが良く暑さに強く日陰でも育つので、生垣などに活用されます。しかし、寒さには比較的弱い植物です。関東から南の地域では自生していますが、北の地域では自生していません。

榊(サカキ・さかき)の詳細情報

園芸分類 庭木、常緑
耐寒性 やや弱い
耐暑性 やや強い
花色
開花時期 6月~7月頃

榊(サカキ・さかき)の種類・品種

榊の種類には一般的な神事に使われる「ホンサカキ」と「ヒサカキ」の2種類の他に、葉に鋸歯があるノコギリバサカキと葉に白っぽい斑が入っているフクリンサカキなどがあります。

榊(サカキ・さかき)の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
種まき
植え付け
植え替え
剪定
開花
肥料

榊(サカキ・さかき)の栽培環境

用土

榊は水はけが良く、肥えた土を好むので、硬質の赤玉の小粒と腐葉土を混ぜた用土を使います。

榊(サカキ・さかき)の育て方のポイント

水やり

地植えと鉢植えともに植え付けてから2年位は、水やりに注意が必用です。土の表面が乾いたら水を与えます。

肥料

3月になったら、追肥をします。榊は肥えた土壌を好むので追肥では、化成肥料、堆肥、腐葉土などを混ぜて施肥すると効果的です。

病害虫

すす病とカイガラムシの害虫対策が必用です。すす病の原因であるカイガラムシやアブラムシを見つけたら駆除しますが、カイガラムシはできるだけ幼虫の時に薬剤散布におって駆除することがポイントです。
すす病:すす病は空気中のすす病菌がアブラムシやカイガラムシの排せつ物を栄養にして、すす状の黒いカビが葉を覆います。ひどくなると葉の光合成を邪魔してしまうため、観賞価値を下げるとともに生育不良にもつながります。日当たりや通気性が悪い場合、湿度が高くなると発生しやすくなります。
カイガラムシ:カイガラムシがつくと樹液を吸われてしまい、株が弱り生育も悪くなり衰え枯れてしまいます。カイガラムシは国内で約400種が発見されており、大きさや形なども様々であり、カイガラがあるのとないものもいます。野菜や果樹、草花、サボテン、ラン、観葉植物と様々な植物に発生し、吸汁(きゅうじゅう)します。

榊(サカキ・さかき)の詳しい育て方

選び方

苗木の根切がきちんとされており、株、幹、枝ぶり、葉のつき具合がしっかりしていて、生長が旺盛な苗木が良いです。

種まき

榊は、前年の12月に種を取り翌年の3月から4月の種まき時期まで保存した種を育苗ポット等の中に蒔きます。

植え付け

春の3月から4月、あるいは秋の9月から10月頃に植付けをします。植付けをする前に元肥料をいれることがポイントです。

剪定・切り戻し

3月から4月と9月から10月にかけて剪定を行います。芽が出るのが旺盛なので、こまめに刈り込むことが大事です。剪定の時期でなくても長く伸びた枝を見つけたりしたら、切り戻します。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

榊は種と挿し木によって、増やすことができます。種で増やす場合は、12月頃に種を実から取り、翌年の春まで保存します。種の大きさは、約2mm位なのでとても小さな粒です。種は乾燥しないように湿った布やパーパーで包んでラップをかけたり、ビニール袋に入れたりして密閉して冷蔵庫で保存します。種まき時期である翌年の3月から4月になったら、冷蔵庫から取り出して、洗って種まき箱や育苗ポット等の中に蒔きます。 挿し木で増やす場合は、梅雨の時期である6月下旬から7月の上旬にかけて行います。挿し木に使う穂木は、10cm~20cm位です。挿し木用に用意した穂木の切り口は斜めに切り、切り口を発根促進剤が入った水の中に30分位浸してから、挿し木箱の土に刺していきます。挿し木箱は、直射日光があたらなず明るい場所で管理します。発根が確認できるまでは、湿度を保つために挿し木箱を穴の開いたビニールなどを覆うと良いです。発根してきたら鉢上げをして、苗木として育てていきます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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