シマトネリコの育て方|植物図鑑

植物名
シマトネリコ
学名

Fraxinus griffithii

英名
Griffith’s ash
科名
モクセイ科
属名
トネリコ属
原産地
台湾、中国、インド、フィリピン、沖縄

シマトネリコの特徴

シマトネリコは常緑でシンボルツリーとして人気がある庭木です。小さな葉が密に生えるので見栄えがすること、洋風の庭でも和風の庭でも合うのも人気の理由です。1本立ちもありますが、最近人気があるのは株立ちの樹形です。

シマトネリコはとても丈夫で育てやすい反面、生長が早く、剪定をしないで放置していくと、植え付け数年で2階の高さくらいまでに生長します。植え付けしたら早い時期から定期的に剪定をした方がよいでしょう。

「シマトネリコ」の「トネリコ」は、「戸に塗る木」が語源です。不思議な語源ですが、ちゃんと意味があります。昔はトネリコの樹皮につくイボタロウムシの分泌する蝋物質を敷居などの溝に塗って、戸のすべりを良くしたことから、こう名づけられました。「シマトネリコ」は「沖縄などの島に自生するトネリコ」ということです。

シマトネリコの詳細情報

園芸分類 庭木、常緑
草丈・樹高 10m~15m
耐寒性 普通
耐暑性 強い
花色
開花時期 6月~7月

シマトネリコの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け
植え替え
剪定
肥料
開花

シマトネリコの栽培環境

日当たり・置き場所

シマトネリコは最低気温が-3℃以上の地域ならば庭植えにすることができます。ある程度の耐陰性もあるため、観葉植物として育てることも可能です。

庭木として植栽する場合は、日当たりのよい場所から半日陰まで植栽できます。

シマトネリコはとても生長力が強いため、コンクリートの近くに植栽すると何年もすると根がコンクリートを持ち上げてしまうことがあります。水道管などのライフラインが近くにあるような場所には植え付けないように注意しましょう。

温度

シマトネリコは-3℃まで耐えられます。夏の暑さにも大変強い植物です。

用土

シマトネリコは水を好みますが、水はけの悪い土を使ってしまうと根腐れを起こしてしまう可能性があります。出来るだけ水はけの良い土を使うことをおすすめします。

シマトネリコの育て方のポイント

日常の管理

シマトネリコは常緑ですが、弱ってきたり葉が茂りすぎると葉が黄色くなって落葉することがあります。また、初夏に咲く花は、金木犀のような細かな花がたくさん咲くので、花が終わると地面に花がらを落とします。植え付ける場所は、掃除がしやすい場所に植え付けた方が長い目で見ると負担が減ります。

水やり

庭植えのシマトネリコは、根付くまでは水やりが必要ですが、根付いてからの水やりの必要はありません

鉢植えのシマトネリコは、鉢の表面の土が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。

肥料

庭植えのシマトネリコは、植え付け時にたい肥をすきこんでから植え付けます。その後は冬に寒肥として緩効性の肥料を施す程度で十分です。

鉢植えのシマトネリコは、早春に株元に緩効性の肥料を与えます。

病害虫

目立った病害虫の害はありません。

葉の色が黄色くなり、落葉が多くなってきたら、シマトネリコが弱っているサインです。

常日頃から葉が茂りすぎないよう剪定をして、風通し良い株姿にしましょう。

シマトネリコの詳しい育て方

選び方

弱っている苗木は葉の色が黄色っぽくなっているので、葉の色が濃くて美しいシマトネリコを選びましょう。1本立ち、株立ちなど仕立て方で見た目が違うので、好みの株の姿を選びましょう。

植え付け

シマトネリコの植え付けは春が適時です。植え付け直後は添え木をして倒れるのを防ぎましょう。

剪定・切り戻し

シマトネリコは生育旺盛で、庭植えにすると10m以上にもなるので剪定が不可欠です。剪定の適期は1月~2月の真冬を除く春~秋まで可能です。花を楽しみたい場合には、開花後に剪定をするのがよいでしょう。

あまりにも葉っぱの量が多いと風通しが悪く、病害虫にやられやすくなるので、上に伸びる枝を切って剪定しコンパクトに整えましょう。

高さを出したくないシマトネリコは、上方向に延びる枝を全体的に剪定します。

植え替え・鉢替え

鉢植えのシマトネリコは生長がはやいので、植え替えをしないと鉢が根でパンパンになってしまい根詰まりを起こしてしまいます。環境にもよりますが1~2年に1度、春に1回り大きい鉢に植え替えをする必要があります。

5~6月頃大きな花序に小さい花を多数つけます。シマトネリコは金木犀と同じくモクセイ科に分類されており、シマトネリコの花も芳香性がありとても良い香りがします。

収穫

秋に種を収穫できます。

冬越し

シマトネリコは-3℃程度までのエリアで越冬可能なので暖地向きの庭木です。それ以外のエリアでは観葉植物として育てましょう。

 

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

初夏に花が咲いた場合は、その後、鞘状の実がつきます。初秋に茶色く熟しますので、それを翌年の4~5月に種まきすれば、殖やすことができます。

植え付けてある場所付近が裸の土の場合は、種がこぼれて発芽してしまう場合があります。見つけたら早めに抜き取りましょう。

また、シマトネリコは挿し木も可能ですが、根がつきにくいので、ある程度たくさん挿し木するほうが成功率は高くなるでしょう。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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