桔梗(キキョウ)
- 桔梗(キキョウ)は、キキョウ科の宿根草。近年、自生種は個体数が減少してしまい、絶滅危惧種に指定されています。初夏から秋に風船のようなつぼみがはじけると星形の美しい花が開花します。秋の七草のひとつとされている桔梗(キキョウ)ですが、初夏から秋までと開花期間が長く、暑さにも強いため夏のガーデニングに利用されています。 自生種は絶滅危惧種に指定されていますが、園芸品種の桔梗(キキョウ)には多くの種類が出回っています。江戸時代から品種改良が重ねられ、現在までたくさんの品種が生み出されてきました。 花の色は、紫や青の他にピンクや白もあり、咲き方は一重咲きの他に八重咲き、大輪種、花が最後まで開かない袋咲きの品種もあります。色や咲き方のバリエーションが多い上に、草丈が高いものから矮性種まであるので、庭植えのほか、鉢植えで栽培することも可能です。 桔梗(キキョウ)の英名「Balloon flower」は、蕾が風船のように膨らんでいることが名前の由来です。