記事カテゴリ

Special

「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

251-260件 / 全1594件

LOVEGREEN(ラブグリーン)の編集部アカウントです。ガーデニング、家庭菜園、インドアグリーンなど、幅広い植物ジャンルに精通したメンバーが在籍し、実際の栽培経験にもとづく花・植物の育て方や楽しみ方記事、お庭の取材記事、植物にまつわる企画などを配信しています。

ヒヨドリジョウゴ

  • ヒヨドリジョウゴは、ナス科ナス属の多年草。日本各地の野原や山林、空き地などに自生していて、身近な場所で見かける野草です。古くから生薬や民間療法で利用されてきた薬草ですが、全草にアルカロイドを含む有毒植物という側面もあります。むやみに口に入れることのないように注意してください。 ヒヨドリジョウゴは、長い根茎を持ち、先がつるになる茎を伸ばして、周囲に絡みついて伸びていきます。葉は卵型で、茎の下の方の葉は、不規則に裂けることもあります。花は直径10mm弱、花色は白、まれに淡紫で、花びらは5裂し、咲き進むに従って反り返るのが特徴です。よく見ると花の中心近くに緑色の斑点があり、中心から花柱が突き出しています。花の後にできる実は、直径8mm程度で、10月~11月に真赤に熟します。この実をヒヨドリが好んで食べるというのが名前の由来です。

ラッパスイセン

  • ラッパスイセンは、一茎一花(いっけいいっか)で3月~4月が開花時期の洋種のスイセンの一種です。 大輪で、おしべとめしべを取り囲む副花冠(ふくかかん)と呼ばれる部分がラッパ状に突き出ていることが名前の由来で、副花冠は花弁以上の長さのものがラッパスイセンの定義とされています。 桃や桜と花の季節が同じ頃で、株元に植えるとピンク~黄色の色合いが春らしく、庭が春色に染まります。冬から早春咲きのニホンスイセンや原種系スイセン~ラッパスイセン~チューリップ、ヒヤシンス、ムスカリなどと混植すると、冬から春まで球根の花が次々と開花する空間を作ることができます。    

エイザンスミレ

  • エイザンスミレは、スミレ科スミレ属の多年草。山林などの明るい半日陰から日当たりの良い場所に咲いています。切れ込みが入った鳥の足のようなフォルムの葉が、他のスミレと大きく異なる特徴です。エイザンスミレの葉は、付け根で深く3裂し、さらにその先で2裂します。花は、直径2cm程度で、色は淡いピンク色か白、花びらの内側の側面に細かな毛が生えています。開花期は4月~5月、無茎種のスミレで、草丈5~15cm程度で花を咲かせます。エイザンスミレの夏葉は化けるといいますが、花の後に生長する葉は30cmほどまで大きくなるものあり、同じ植物とは思えないほどです。

ツリガネニンジン

  • ツリガネニンジンは、キキョウ科ツリガネニンジン属の多年草。北海道から本州、四国、九州、沖縄諸島まで、広範囲に渡って分布しています。ツリガネニンジンという名前は、釣鐘状の花を咲かせること、根が朝鮮人参に似ていることに由来します。 草丈20~100cm、すっと伸びた茎の先に数個の釣鐘型の花を咲かせます。花は大きさ1~2cm程度で、夏から秋にかけて開花します。花色は淡紫色、先端が5裂して外側に反っていて、花柱がわずかに突き出しているのが特徴です。茎に途中にある葉は細く、葉柄はなく、幅や大きさには個体差があります。根生葉葉柄がありハート型で、花が咲く頃にはなくなっています。 ツリガネニンジンの若い芽はトトキと呼ばれ、山菜として食用にされます。

アカツメクサ(ムラサキツメクサ)

  • アカツメクサは、マメ科シャジクソウ属の多年草。本来、標準和名はムラサキツメクサであり、アカツメクサは別名ですが、こちらの名前で広く親しまれています。ツメクサという名前は、乾燥させたものを船の積み荷の緩衝材に用いていたことに由来します。種小名のpratense は牧草という意味で、牧草地に生えていたことがわかります。 ヨーロッパ原産の帰化植物で、草丈30~60cm程度、葉茎に細かい毛があり、真直ぐに立ち上がった茎の先に赤紫色のボールのような花を咲かせます。花は、小花が数十個集まって形成されていて、一つ一つの花はマメ科特有の蝶形花です。

ビバーナム・ティヌス

  • ビバーナム・ティヌスは、ビバーナム・ティナスという名前でも流通しているガマズミ科ガマズミ属の常緑低木。和名はトキワガマズミとされていますが、本来トキワガマズミというのは小笠原諸島に分布する Viburnum japonicum var. boninsimense のことを指すので、標準和名ではありません。 ビバーナム・ティヌスは地中海沿岸原産で、春に芳香のある白い小花を密集させるように咲かせます。花は、つぼみの時はピンク色を帯びた粒状で、一見実のようにも見えるのが特徴です。葉は厚みのある卵型で、光沢のある濃いグリーンをしています。花の後にできる実は、メタリックブルーのような黒い実で、植物ではちょっと珍しい色をしています。つぼみの状態や黒い実が付いた状態の枝は観賞価値が高く、切り花でも流通しています。 常緑であまり大きくならず、害虫の被害にあいにくいことから、庭木としても人気があります。

原種チューリップ

  • 原種チューリップとは、一般的に知られているチューリップとは違い、野生種やそれに近いもののことを言います。「ミニチューリップ」、「ワイルドチューリップ」と呼ばれることもあります。最近は種類もとても増え、園芸種の原種系チューリップだけでも100以上の種類があります。 一般的なチューリップとの大きな違いは、地植えにすると2~3年は植えっぱなしでも開花することです。種類によって草丈は様々で、最近は球根付きの切り花としても人気があります。

エストラゴン(タラゴン)

  • エストラゴンは、キク科の多年草のハーブ。エストラゴンはフランス名、タラゴンは英名で、フレンチタラゴンという名で呼ばれることもあります。 甘い香りと爽やかでピリッとした風味を兼ね備え、料理の香りや風味付け、臭み消しとして使われています。フランス料理には欠かせないハーブのひとつで、肉、魚、卵料理をはじめ、ハーブソルト、ハーブビネガー、ハーブバターの材料など、幅広い用途があります。 日本でも少量ですがフレッシュハーブとして市販されていますが、主には葉を乾燥させて細かく砕いたものが「タラゴン」の名でスパイスとして流通しています。 性質が弱いわけではありませんが、日本のような高温多湿の気候を嫌うため、うまく夏を越せるかが栽培のポイントです。

サッコウフジ(ムラサキナツフジ)

  • サッコウフジは、標準和名をムラサキナツフジというマメ科ナツフジ属の常緑つる性木本。サッコウフジという名前で流通しています。なお、名前にフジと付きますが、ナツフジ属なので、分類が違います。 サッコウフジの花は濃い紫色で、花が咲くのは7月~9月の暑い盛りです。葉は濃いグリーンで、光沢があり、春に咲くフジに比べると厚みがあります。あまり見かけることの少ない珍しい花のようですが、江戸時代にはすでに栽培されていたそうです。盆栽で人気があり、葉が小さめのサツマサッコウフジや、全体的に大ぶりな印象のタイワンサッコウフジなどがあります。 フジのようにはつるを伸ばさず、葉を茂らせてよく茂ります。常緑性で、温暖な地域では戸外で越冬しますが、寒さにはそれほど強くないので、寒冷地では日当たりの良い室内に取り込むようにしましょう。

ニセアカシア(ハリエンジュ)

  • ニセアカシアは、マメ科ハリエンジュ属の落葉高木。托葉が変化したトゲがあるのが特徴で、5月~6月に真白で甘い香りのフジのような花を、枝から下垂させるように咲かせます。蜜源植物として有名で、アカシアはちみつのアカシアとは、このニセアカシアのことです。 標準和名はハリエンジュですが、ニセアカシアという名前のほうが有名で、ミモザなどのアカシア属と誤解をされがちですが、違います。また、ハリエンジュという名前からエンジュの仲間だと思われがちですが、こちらも間違いで、ハリエンジュ属に分類されます。種小名の pseudoacacia とは、「偽のアカシア」という意味で、植物学者リンネによって命名されました。ハリエンジュという名前は、中国名の刺槐をそのまま日本語読みしたもので、トゲがあるという特徴に由来しています。 丈夫でよく花を咲かせることから、北海道を中心に街路樹として広まりました。今では、街路樹や庭木として植栽されている他、山林で野生化しているものも見かけます。
TOP