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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑481-490件 / 全1363件

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彼岸花(ヒガンバナ)

  • 彼岸花(ヒガンバナ)は夏の終わりから秋にかけて咲く球根の花。お彼岸の頃に開花するLycoris radiataの他、夏に開花する品種もあります。最近はたくさんの園芸品種があり、学名のリコリスという名前で流通していることがあります。 1本の真っ直ぐな緑色の茎の先端に、直径約10cm前後の花を咲かせます。花びらの色は品種改良が進み種類によって違いますが、日本で多くみられるのは赤。田んぼなどのあぜ道に咲いている風景をが印象的です。 彼岸花(ヒガンバナ)の花弁は他の花に比べて独特です。幅は5mm程度、長さは4cm程の花びらを6、7枚放射状に付けます。茎の長さは30~50cm。成人の膝丈程に伸びます。葉っぱも茎と同様細長く30~50cmになります。彼岸花(ヒガンバナ)は面白い事に花が咲く時期に葉っぱはありません。花が枯れた後ににょきにょきと生長する特徴があります。花と葉が同時に着かないことから「葉見ず花見ず」と言われています。 一般的に彼岸花(ヒガンバナ)で流通しているものは、秋の彼岸の頃に赤い花が咲く、リコリス・ラディアータと呼ばれる品種です。白花の彼岸花(ヒガンバナ)はリコリス・アルビフローラと呼ばれる交配種です。

ハゼラン

  • ハゼランは、夏から秋にかけてピンクの小さな花を無数に咲かせる多年草。明治時代に鑑賞用として日本に導入されましたが、繁殖力が強いため現在は野生化しています。花の後の小さな粒々の実がはじけて種が飛び出すことから、爆蘭(ハゼラン)という名前がついています。 ハゼランの葉は多肉質で、夏になると下葉から花茎が立ち上がり、無数の花が開花します。背丈は1m近くになることもあります。本来は多年草ですが、越冬できないため日本では一年草として扱われることがほとんどです。 耐寒性がさほどないので、北海道以外で自生しています。繁殖力がとても強く、道端のコンクリートの割れ目から発芽して開花している様子をよく見かけます。

リナリア(姫金魚草)

  • リナリアは、金魚草を小さくしたような形のため姫金魚草とも呼ばれる一年草です。丈夫で花色も豊富で流通量も多く、苗は冬から流通が始まります。 一年草の他にも多年草の宿根リナリアもありますが、一年草のリナリアとは開花時期や草丈が異なります。 リナリアやネモフィラの花畑 発芽率も良いので、ワイルドフラワーのミックスの種の中にも使われています。主役というよりは脇役に向くため、寄せ植えの材料にもよく使われます。

カスミソウ(かすみ草)

  • カスミソウ(かすみ草)はナデシコ科の草花で、5月~7月にふわふわとした小さい可愛らしい花を咲かせます。カスミソウ(かすみ草)の学名であるGypsophilaは、石炭質の土を好むことからギリシャ語で”石膏”を意味する「Gypsos」と”愛する”を意味する「Philos」を語源とします。和名は、満開を迎えたカスミソウ(かすみ草)が霞のように見えることから霞草と名付けられたそうです。 カスミソウ(かすみ草)は一年草タイプと宿根草タイプがあります。元々の種は背丈が1m以上に育ち、白い小さな花を沢山咲かせます。最近は花壇やプランター向きの矮性種もあります。

アスター

  • アスターは、中国北部原産の半耐寒性の一年草で、多数の園芸品種が存在します。学名のCallistephusは美しい花冠を意味し、花の美しさにちなんでいます。花は3センチほどの小輪から10センチほどの大輪まであり、花色も白、ピンク、紫、赤など豊富にあります。また花形も一重や八重咲き、ポンポン咲きなど様々です。 切り花として栽培されることが多く、暖地よりも中部地方から北海道にかけてよく栽培されています。以前はお盆のころの仏花などの切り花としてのイメーが強かったアスターですが、近年、小ぶりのダリアを思わせる大輪種や微妙な色の品種が登場し、人気が急上昇しています。

アマランサス

  • アマランサスは、ヒユ科ヒユ属(アマランサス属)の夏から秋に開花する一年草です。花の咲き方は、垂れるように咲くユニークな形をしています。アマランサスと言ってもたくさんの品種があります。品種にもよりますが、背丈が高い花なので、自然に咲いている姿はとてもワイルドです。 アマランサスは、別名「ヒモゲイトウ」とも呼ばれ名前にケイトウがついていますが、ケイトウはヒユ科ケイトウ属、アマランサスはヒユ科ヒユ属(アマランサス属)なので、ケイトウとは植物分類が違います。 最近ではたくさんの園芸品種が流通していますが、元々はインカ帝国の時代から種を穀物として食用にされてきました。日本では最近の健康ブームにより、たくさんの栄養素を豊富に含む「スーパーフード」としてメディアに取り上げられる機会も増え、食材としても人気があります。

モミジバアサガオ(宿根アサガオ)

  • モミジバアサガオ(宿根アサガオ)は、一般的な一年草の朝顔と違い、常緑多年草のつる性植物です。モミジバアサガオもしくは宿根アサガオと言う名で流通していることが多いですが、一年草の朝顔と違って朝から夕方くらいまで開花し、モミジバヒルガオ、モミジヒルガオという名で呼ばれることもあります。 宿根性の性質を持つ宿根アサガオには琉球朝顔がありますが、琉球朝顔は葉の形がハート形ですが、モミジバアサガオは葉に切れ込みのあるモミジのような形をしています。 いずれの品種も生長力がたくましく、地植えにすると10m以上伸びます。繁殖力が旺盛なので植える場所には注意しましょう。つる性なので、フェンスやトレリス、誘引ネットなどに誘引すると、たくましくどんどん立ちのぼっていくため、夏のグリーンカーテンの素材としても人気があります。 一年草の朝顔との違いは花の時期です。モミジバアサガオ(宿根アサガオ)は晩秋まで花が開花し、最も花数が多いのは秋の10月頃です。朝顔は昼過ぎにはしぼんでいきますが、モミジバアサガオ(宿根アサガオ)は夕方まで花が開いています。

柱サボテン

  • サボテンはサボテン科の植物でアメリカ、メキシコ、中米が原産。乾燥した砂漠や、雨の少ない土地、高山などの他の植物が育ちにくい過酷な環境でも生育できるよう、茎に水と栄養分を蓄えていて、特徴はトゲの部分に綿毛のような「刺座(しざ)」があることです。 柱サボテンとは、特定の一種の名前ではなく、背が高く上に伸びるように生長する形からの総称で、いくつかの種類があります。どっしりとした柱のようなフォルムとトゲが特徴の柱サボテンは、インテリアグリーンとしても人気があります。 主に流通しているのが「鬼面角(きめんかく)」「神代柱(じんだいちゅう)」「竜神木(りゅうじんぼく)」などです。  

ドラセナ

  • ドラセナは熱帯産の観葉植物。サイズは手のひらに収まるくらいの小さいミニ観葉から、リビングに映える大きいものまであります。葉はシャープな印象なものが多く、かっこいい印象ですがどんなスタイルの空間にも合わせやすいこともありインテリアグリーンとして需要が高いです。 ドラセナと一口に言っても種類が多く、幹の太さや葉の色、形も様々あり「幸福の木」という名前で贈り物としても人気の「マッサンゲアナ」や、「ミリオンバンブー」もドラセナの仲間です。

ミラクルフルーツ

  • ミラクルフルーツは果実を口に含んだ後に酸っぱいものを食べると甘く感じるという不思議な果物です。樹高は2m~4mほどになりますが、50cm程度の苗でも十分に実を付けます。果実はコーヒーチェリー(コーヒーの実)に似ており、熟すと皮が赤くなります。 種小名は甘いという意味で、原産地の西アフリカではトウモロコシパン、ヤシ酒、地ビールなど酸味のある食べ物を甘くするのに使われていたようです。  

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