ペニセツム(ペニセタム)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- ペニセツム(ペニセタム)
- 学名
Pennisetum
- 和名
- チカラシバ
- 科名
- イネ科
- 属名
- ペニセツム(チカラシバ)属
- 原産地
- 南アメリカやアフリカなど
ペニセツム(ペニセタム)の特徴
ペニセツムは猫じゃらしのような穂を付けるのが特徴的なイネ科の多年草です。園芸品種も多く出回っており、ペニセツムにはたくさんの種類があります。草色も明るいグリーンから深いグリーン、銅葉まで様々です。穂の色も品種によって変わってきます。風に揺れる姿が美しく、花が少なくなる夏から秋に楽しませてくれます。群生させると独特の雰囲気で印象的なオーナメンタルグラスとなります。
ペニセツム(ペニセタム)の詳細情報
園芸分類 | 芝・グラス |
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草丈・樹高 | 30~130㎝程度 |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 有 |
耐陰性 | 弱い |
開花時期 | 夏~秋(7~10月) |
ペニセツム(ペニセタム)の種類
チカラシバ
Pennisetum alopecuroides
日本に自生している多年草です。草丈が短く猫じゃらしのような穂が風に揺れる姿が可愛らしい品種です。まとめて植えると存在感を発揮します。
ギンギツネ
Pennisetum villosum
葉が細く、茎がしなったようになるのが可愛らしいペニセツムです。チカラシバよりも穂も小さく軽やかな印象です。花壇の手前に植えると群れるように垂れてくる姿を楽しめます。
ペニセツム・セタケウム'ルブラム'
Pennisetum setaseum’Rubrum’
銅葉のペニセツムです。深いボルドーカラーの葉と茎の先に垂れるように穂を咲かせるので、印象的なオーナメンタルグラスとして使用できます。まとめて植えて群生させると尚、きれいです。
ペニセツムはイネ科の多年草です。猫じゃらしのような穂が特徴的です。草丈は30㎝程度の小さなものから、1mを超す草丈のものまであります。草色もグリーンから銅葉まで種類も豊富で、庭の中でオーナメンタルグラスとして活躍してくれます。
ペニセツム(ペニセタム)の育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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植え付け | ||||||||||||
植え替え |
ペニセツム(ペニセタム)の栽培環境
日当たり・置き場所
日当たり良く乾燥気味を好みます。
用土
通常の培養土で十分です。
ペニセツム(ペニセタム)の育て方のポイント
水やり
乾いたらたっぷりと与えます。
肥料
特に必要ありません。株が弱ってきたら周囲の土に腐葉土を漉き込みます。
病害虫
特に病害虫の被害はありません。
ペニセツム(ペニセタム)の詳しい育て方
選び方
株の根元からしっかりと葉が立ち上がっているものを選びましょう。葉がスカスカしているもの、ぐったりと葉が下がっているようなものは避けた方がいいでしょう。
植え付け
真冬と真夏を避けて、春か秋の暖かい日に行います。植え付け後はたっぷりと水を与えます。
剪定・切り戻し
耐寒性のないものが多く、秋には地上部が枯れます。枯れたら葉は根元から切り詰めます。
植え替え・鉢替え
鉢植えの場合は鉢の裏を見て、根が詰まっているようなら一回り大きな鉢に植え替えます。真冬と真夏を避けて、春か秋の暖かい日に行います。
花
夏から秋にかけて猫じゃらしのような穂を咲かせます。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
株で成長するので、大きく増えすぎたら株分けをします。株分けは春、新芽が出てくる頃に行います。
耐寒性はあまりない植物です。温暖な気候を好みます。冬には地上部はなくなりますが翌春にまた芽吹いてきます。乾燥気味の方が元気がいいです。水の与え過ぎに注意してください。