ホーリーバジル(トゥルシー)の育て方・栽培|植物図鑑

植物名
ホーリーバジル(トゥルシー)
学名

Ocimum tenuiflorum、Ocimum sanctum

英名
Holy basil、Tulsi
別名・流通名
トゥルシー、ガパオ
科名
シソ科
属名
メボウキ属
原産地
インド、ネパール、オーストラリア

ホーリーバジル(トゥルシー)の特徴

ホーリーバジルはインドの伝統医術・アーユルヴェーダで用いる薬草として知られています。和名も「カミメボウキ(神目箒)」とおごそかです。 発芽率が高く、約60cmと大きく生長しお茶から炒め物まで幅広く用いることのできる使い勝手のよいハーブです。ホーリーバジルは強い香りとスパイシーな風味はありますが、クセがないためアジア料理だけでなく普通のバジルの代用品にもなります。日本でも最近人気のタイ料理、ガパオライスのガパオはホーリーバジルのことです。

ホーリーバジルは「万能ハーブ」「神聖なハーブ」「不老不死の霊薬」とも呼ばれ、古くから優れた薬効を認められています。ホーリーバジルは多年草ですが、露地での越冬が難しい地域が多い日本では一年草として扱われることが多いようです。

ホーリーバジル(トゥルシー)の詳細情報

園芸分類 ハーブ
草丈・樹高 ~60cm程度
耐寒性 弱い
耐暑性 やや強い
花色 白、紫
開花時期 6月~8月

ホーリーバジル(トゥルシー)の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
種まき
植え付け
植え替え
剪定
肥料
開花

ホーリーバジル(トゥルシー)の栽培環境

日当たり・置き場所

ホーリーバジルは日当たりと風通しのよい場所を好みます。

用土

ホーリーバジルは市販の「ハーブの培養土」や「野菜の土」で問題なく育ちます。中性~弱アルカリ性を好みますが、基本的には土壌をあまり選ばずよく育ちます。極端に酸性に傾いている土の場合は、植え付け2週間前くらい前に苦土石灰などを土壌に混ぜ込んで土の酸性度を調整しておきましょう。

ホーリーバジル(トゥルシー)の育て方のポイント

水やり

ホーリーバジルはとても水を好むハーブです。地植えのホーリーバジルは根付いてからの水やりの必要はありません。鉢植えのホーリーバジルは鉢の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出てくるくらいたっぷりとを目安に水やりをします。

肥料

ホーリーバジルはハーブなのであまり肥料分を必要としません。葉色がややくすんでいるなと感じたら、油かすを施しましょう。

病害虫

アブラムシのつきやすい傾向があります。食用にする場合はなるべく手で駆除するようにしましょう。ヨトウムシにも注意が必要です。ヨトウムシの予防のため、防虫ネットを使用してもよいでしょう。

ホーリーバジル(トゥルシー)の詳しい育て方

選び方

茎が太く、葉の色が濃い苗を選びましょう。節と節が詰まっており、徒長していないことも大切です。ホーリーバジルはいくつかの品種が流通しています。品種によって、花の色、草丈、薬効成分、香りなどが違うので、好みのものをセレクトしましょう。

種まき

ホーリーバジルは気温が15~20度に達した頃から発芽を始め、条件が合えば3日ほどで芽が出てきます。

植え付け

ホーリーバジルは根が弱いのでなるべく根鉢を崩さずに植え付けます。生長力が強いので大きめの鉢やプランターを用意しましょう。

剪定・切り戻し

草丈20cmほどまで育った頃から摘芯して、脇芽の発育を促します。花を収穫しないなら、葉が固くならないよう花芽の段階で摘み取ります。

植え替え・鉢替え

ホーリーバジルを一年草として育てるなら植え替えの必要はありません。冬に室内に取り込んで多年草として育てる場合は、冬を越して外で管理できる初夏の陽気のよい時期に、一回り大きな鉢に植え替えましょう。

ホーリーバジルの花は夏に開花します。花を咲かせると葉が固くなるので、葉の収穫用にホーリーバジルを育てている場合は摘芯を繰り返し、花を咲かせいない方が長期間、たくさんの花を収穫することができます。

夏越し

ホーリーバジルは暑さに強いハーブです。特別な夏越しの必要はありません。

冬越し

ホーリーバジルは多年草の性質がありますが、日本では一年草として扱われることが多いようです。多年草として育てる場合は、冬場は室内に取り込みつつ、天気のよい昼間は日光にも当てて管理します。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

ホーリーバジルは種で増やすことができます。種は花をそのままにしておくと、種ができます。茎が全体的に茶色くなった頃が種の収穫時です。茎ごと剪定して新聞紙などの上で茎を振って種を収穫しましょう。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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