ジャックと豆の木とは?育て方・栽培方法|植物図鑑

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  • AdobeStockオーストラリアンビーンズ、ジャックと豆の木、Castanospermum australe
植物名
ジャックと豆の木
学名

Castanospermum australe Beany

科名
マメ科
属名
カスタノスペルマム属
原産地
オーストラリア、パプアニューギニアなど

ジャックと豆の木の特徴

別名はブラックビーン、オーストラリアンビーンズ、グリーンボール、ジャイアントビーンズ、ラッキービーン、カスタノスペルマムなどがあります。

直径5cm位の豆からぱかっと割れ芽が伸び縦に成長していきます。自生地では樹高40mにもなる植物で本当に童話の「ジャックと豆の木」のようにすくすく大きくなる植物です。樹高が20m位になると花も咲きますが日本ではなかなか咲かせるまで大きく育てるのは難しいようです。販売されている苗は矮化剤で成長を抑えられている為しばらくの間は成長もゆっくりです。 葉や実には毒が含まれています。

ユニークな姿と育てやすさから近年観葉植物として人気があります。

ジャックと豆の木の詳細情報

園芸分類 観葉植物
耐寒性 やや弱い
耐暑性 強い

ジャックと豆の木の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え替え
種まき
肥料

ジャックと豆の木の栽培環境

日当たり・置き場所

日当たりの良い所に置いて管理します。春~秋口までは戸外でも大丈夫ですが真夏の直射日光は葉焼けの原因にもなりますので半日陰に移動しましょう。耐陰性もありますが間延びしてしまうので出来るだけ明るい所が良いでしょう。

用土

市販されている「観葉植物の土」で大丈夫です。

ジャックと豆の木の育て方のポイント

水やり

土が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。冬場は土の表面が乾いてから2~3日後に与える位で乾燥気味に管理します。こまめに霧吹きで葉水をするのもおすすめです。特に乾燥する冬場には効果的で病害虫の予防にもなります。

病害虫

それほど多くありませんが、風通しが悪いとカイガラムシハダニなどの発生が増えてしまいます。風通しの良い所に置き発生を予防しましょう。

ジャックと豆の木の詳しい育て方

選び方

葉色が濃く、光沢のあるものを選びましょう。

種まき

4月~7月と9~10月頃に種を植えます。方法は茶色い種の皮をむいて上下間違えないよう、突起がある方を下側にして土に3分の1埋めます。芽が出るまでは土を乾かさないように注意し、明るい日陰で育てましょう。

剪定・切り戻し

伸びすぎて樹姿が乱れてきたら、適宜切り戻しを行ってください。節から新しい芽が出て仕立て直せます。

植え替え・鉢替え

鉢底から根が出てきたら植え替えのサインです。5~6月が適期です。生育が早く根詰まりしやすいので2~3年に一度は植え替えましょう。

夏越し

急に真夏の直射日光にさらさないこと。

冬越し

冬の寒さには弱いので室内の暖かい場所で管理します。耐寒温度は5度です。霜に当たると枯れてしまいますので室内に取り込みます。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

5月~6月頃に挿し木で増やす事ができます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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