ビロードカズラの育て方|植物図鑑

植物名
ビロードカズラ
学名

Philodendron melanochrysum
・syn Philodendron andreanum

和名
天鵞絨葛
科名
サトイモ科
属名
フィロデンドロン属
原産地
コロンビア

ビロードカズラの特徴

ビロードカズラはフィロデンドロンの一種で、コロンビア原産です。ビロードカズラはその名の通り葉がビロード(光沢感のある織物、ベルベット)のような美しい光沢感を持っており、キラキラとしている美しいフィロデンドロンです。小苗で売られていることがほとんどですが、生長するのが早く、屋外の半日陰のような場所で管理するとすこぶる調子が良いです。また、ビロードカズラの葉は展開時はオレンジ色をした透明感のあるもので、段々と時間が経つにつれ緑が深まり深い光沢感のある姿になります。フィロデンドロンの中でも特に美しい種類になるかと思います。

ビロードカズラの詳細情報

園芸分類 観葉植物
耐寒性 普通
耐暑性 強い
耐陰性 普通

ビロードカズラの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
挿し木
剪定
植え替え

ビロードカズラの栽培環境

日当たり・置き場所

ビロードカズラは耐陰性があるため暗めの場所でも生長しますが、日当たりの良い場所で管理した方が葉が肉厚で、よく締まった株になります。ただし夏場の直射日光には弱いので、半日陰のような場所で育てると良いでしょう。生長期である春~秋は屋外での管理が望ましいですが、屋内で通年管理する場合はレースカーテン越し程度の光が当たる明るい窓辺などで管理すると良いでしょう。また、エアコンなどの空調の風が直接当たらないように注意しましょう。

温度

夏の暑さには強いですが、寒さには弱いです。紅葉が始まるぐらいの気温になったら暖かい場所で管理しましょう。

用土

ビロードカズラは保水性と排水性のバランスの良い土を好みます。市販の観葉植物用の土か、硬質赤玉土とピートモス、硬質鹿沼土などをブレンドしたものを使っても良いでしょう。無機質の土を使うことでコバエなどが発生しにくくなるため、室内で育てる場合は腐葉土などの有機質の土が使われていないものを選ぶと良いでしょう。

ビロードカズラの育て方のポイント

水やり

ビロードカズラは水が好きな植物です。生長期は土の表面が乾燥していたら水やりをするようにし、場合によっては朝晩2回の水やりを行っても構いません。また、水はけがとても良い土を使い、受け皿などを使って水やりの感覚を調整するやり方もあります。屋外で管理する場合はそのままホースなどで葉にもかかるように水やりをし、屋内の場合は水やりのときに霧吹きなどで葉水を行うことでハダニなどの害虫の発生を防ぐことが出来ます。

肥料

植え替え時に緩効性の肥料を混ぜ込むか、置き肥を施肥すると良いでしょう。週に1回程度の間隔で適正濃度に希釈した液肥を施肥しても良いです。肥料の与えすぎは徒長を促すので注意しましょう。

病害虫

ハダニ
黄緑や赤い体色をした0.5mmほどの小さな害虫です。葉の裏側に潜み吸汁します。ハダニに吸汁された箇所は白い斑点状になるのですぐ分かります。そのまま放置しておくと最悪の場合枯れてしまいます。

アブラムシ
アブラムシは2~4mmほどの小さな害虫です。幼虫、成虫ともに葉や蕾を吸汁します。群生していることが多く、早めに対処しないと手遅れになる場合があります。
アブラムシはスス病などのウイルス病の媒介者で、吸汁されてしまうとそこからウイルスがビロードカズラの中に侵入し、病気を発症させます。また、小さな株は発症しなくても吸汁されたことで体力がなくなり、そのまま枯れてしまう場合があります。

ビロードカズラの詳しい育て方

選び方

ビロードカズラを選ぶときは葉がしっかりとしており、病害虫の被害が出ていない株を選ぶようにしましょう。また、挿し木で増やされているので用土にしっかりと発根して根を張っているのを確認しましょう。

仕立て方

ハンギングやヘゴ棒などを使って上へ上るように仕立てることが可能です。

剪定・切り戻し

間延びした枝などは剪定し、挿し穂として利用することが出来ます。

植え替え・鉢替え

春~梅雨頃に植え替えを行います。根詰まりの症状などは出にくいですが、生長が早く株の大きさに対して鉢が小さくアンバランスになる場合があるので、1~2年に一度植え替えると良いでしょう。土を新しくして病気や害虫が発生するのを予防する意味合いもあります。

夏越し

特に気にすることはありませんが、葉焼けに注意しましょう。30~50%程度遮光をすると夏でも葉焼けをしにくくなります。

冬越し

ビロードカズラは寒いのが苦手なので紅葉が始まるぐらいの気温になったら暖かい場所に移動させましょう。日当たりと風通しの良い場所がおすすめです。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

挿し木で増やすことが出来ます。伸びすぎた枝などを使うと良いでしょう。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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