簡単工作!紙で作る雪の結晶とヤシャブシ(夜叉五倍子)を使った飾り方
三原広美
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冬になると、我が家の子どもたちは雪の日が来るのをいつも楽しみに待っています。空から舞う雪が、雪の結晶となってお家に遊びに来たら、子どもたちの喜ぶ顔が見れるかも…すぐに手に入るA4サイズのコピー用紙を利用した、雪の結晶のオーナメントの作り方をご紹介します。
目次
雪の結晶オーナメントの作り方
とても簡単に作れるので、学校が冬休みに入ったら子どもと一緒にお家遊びとしても楽しめます。同じものがふたつとない雪の結晶は、自然界の神秘。紙で作る雪の結晶も用紙のサイズや切り方を少し変えるだけで、無数のアレンジができます。唯一無二の雪の結晶で、冬の暮らしにアクセントを!
作り方の手順
1.A4サイズのコピー用紙を8等分に折って、切り取ります。
2. 横半分に折ります。
3.さらに縦半分に折り目を付けます。
4.縦半分の折り目に合わせて、上部を山折りします。
5.裏返して、折り目を付けた位置で縦半分におります。
6. 山折りにした上部の斜めの線に合わせて、さらに折ります。
7. 写真のように切り取ります。
8. いくつか切れ目を入れます。
9. 広げて出来上がりです。
コピー用紙を2等分、4等分で切り取れば、様々な大きさの雪の結晶が作れます。
雪の結晶オーナメントの飾り方
子どもは飾り付けが大好き!完成した結晶を一緒にワイワイ窓際に飾ってもいいですし、お家の中に自然の樹木を飾って、枝に雪の結晶を吊るしてみるのもいいかもしれません。新年の飾りにもなって素敵です。ここでは、ヤシャブシ(夜叉五倍子)の木に雪の結晶を飾ってみました。
日本文化に深い繋がりのあるヤシャブシ(夜叉五倍子)
日本固有種で、西日本に多く自生するヤシャブシは、カバノキ科ハンノキ属の樹木です。ヤシャブシの実は、日本では昔から染色の材料に使われています。また、能面に「古び」と呼ばれる幽玄な感じを出すための古色液の材料でもあります。タンニンが多く含まれ、そのため水に浸しただけで、数時間後には見事な琥珀色に変わります。
ヤシャブシの実を煮出して抽出した液体は、古くから黒色の染料として使われていたそうです。小さな松ぼっくりのような小さな黒い実の中に、日本古代からの土の匂いをぎゅっと詰めているかのようなヤシャブシ。能の幽玄にも表わされるような日本文化の奥深さを体現しているかのような樹木です。
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