アクアリウムの作り方。小型水槽で水草レイアウトをやってみよう!

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樋口大樹

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ガラスの中に自然の環境を再現できるアクアリウムの作り方をご紹介。少し難しいイメージがあるかもしれませんが、今回は初心者の方でも手が出しやすい小型水槽で水草レイアウトをやってみたいと思います。

目次

アクアリウムとは

水槽の中に自然の環境を再現し、熱帯魚や水草を水飼育することです。  世界規模の水草レイアウトコンテストも開催されていて、趣味としてだけではなく芸術として鑑賞価値の高いものとなってきています。

水槽の中に自然の環境を再現し、熱帯魚や水草を水飼育することです。

世界規模の水草レイアウトコンテストも開催されていて、趣味としてだけではなく芸術として鑑賞価値の高いものとなってきています。

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アクアリウムの作り方|水槽をセッティング

水槽の置き場所

・水槽専用のキャビネットに乗せて、直射日光が当たらないところに置くのがベストです。

避けた方が良い置き場所

窓側の直射日光の当たる場所
→水温上昇原因となります。日光が当たることで苔が生えやすくなってしまいます。

安定しない場所
→水槽が落下してしまう可能性があるため。

耐久性の弱い家具の上
→水槽は水を入れるとかなり重くなるので、耐久性が弱いと重さに耐えられなくなる可能性があります。

水平ではない場所
→どちらかに傾いていると片方だけに水圧がかかり破損の原因となります。

必要な器具

今回使用する器具をご紹介しますが、必ずこれではいけないということはありません。ショップに行けばスターターセットが売っていますので、スタッフの方に聞きながら器具を揃えると良いと思います。

今回使用する器具をご紹介しますが、必ずこれではいけないということはありません。ショップに行けばスターターセットが売っていますので、スタッフの方に聞きながら器具を揃えると良いと思います。こちらが今回使う器具です。  ・水槽→ADA、キューブガーデンミニM  ・水槽用敷きマッット→ADA、ガーデンマット  ・照明→ADA、アクアスカイ361G  ・濾過器→エーハイム、2211  ・CO2添加器→ADA、CO2アドバンスシステム-フォレスト  ・低床→アクアソイルアマゾニア、パウダータイプ  ・ヒーター→エバリス、プリセットオートヒーターAR80  ・水温計→ADA、NAサーモメーター

こちらが今回使う器具です。

・水槽
→ADA、キューブガーデンミニM

・水槽用敷きマット
→ADA、ガーデンマット

・照明
→ADA、アクアスカイ361G

・濾過器
→エーハイム、2211

・CO2添加器
→ADA、CO2アドバンスシステム-フォレスト

・低床
→アクアソイルアマゾニア、パウダータイプ

・ヒーター
→エヴァリス、プリセットオートヒーターAR80







エヴァリス プリセットオートヒーター AR80W

・水温計
→ADA、NAサーモメーター

*ADA製品は全国の販売特約店のみでの取り扱いです。販売特約店の一覧はADAホームページからご確認ください。

水槽設置

まずは水槽用マットの上に水槽を置いていきます。  この時水槽は洗う必要ありません。気になる汚れがある場合は濡れぞうきんなどで拭けば大丈夫です。

まずは水槽用マットの上に水槽を置いていきます。マットを敷くことで滑らなくなり水槽が安定するので必ず敷きましょう。

この時水槽は洗う必要ありません。気になる汚れがある場合は濡れぞうきんなどで拭けば大丈夫です。

ソイルを入れる

ソイルを入れたら均していきます。ポイントとしては後ろが高くなるように傾斜をつけましょう。そうすることにより水槽に奥行き感を出すことができます。

ソイルを入れたら均していきます。ポイントとしては後ろが高くなるように傾斜をつけましょう。そうすることにより水槽に奥行き感を出すことができます。

 

ソイルを入れたら均していきます。ポイントとしては後ろが高くなるように傾斜をつけましょう。そうすることにより水槽に奥行き感を出すことができます。 

ソイルを均していきます。

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アクアリウムの作り方|石を配置する時のコツ

軸となる大きな石から配置していきます。三角構図という左右どちらかに山を持ってくる石の配置にしていきます。初心者の方にとっては、一番やりやすい形かと思います。奥行き感を出すテクニックとして、小さい石を奥に配置しても効果的です。

軸となる大きな石から配置していきます。三角構図という左右どちらかに山を持ってくる石の配置にしていきます。初心者の方にとっては、一番やりやすい形かと思います。奥行き感を出すテクニックとして、小さい石を奥に配置しても効果的です。

 

こちらが石を配置した後の写真です。

こちらが石を配置した後の写真です。右奥に配置した石がポイントです。

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水草の植え方は?

ソイル(底砂)を霧吹きで湿らしましょう

ソイル(底砂)を霧吹きで湿らしましょう 水草を植栽する前にソイルを湿らせることで、水を入れた時濁りづらくなり表面のソイルが浮きづらくなる効果があります。

水草を植栽する前にソイルを湿らせることで、水を入れた時濁りづらくなり表面のソイルが浮きづらくなる効果があります。

 

ソイル(底砂)を霧吹きで湿らしましょう 水草を植栽する前にソイルを湿らせることで、水を入れた時濁りづらくなり表面のソイルが浮きづらくなる効果があります。

霧吹きでたっぷり濡らします。

水草を植えていきます

水草を植えていきます 今回使う水草の種類は「ニューラージパールグラス」という水草を使います。這うように成長するので緑の絨毯になり人気の水草です。  初めに、侘び草(わびくさ)という土台の土に根が張っていて植える必要のないタイプのニューラージパールグラスを置いていきます。ポイントとしては、新芽が這いやすいようにソイルに少し埋めるような感覚で置くのがコツです。 水草を植えていきます 今回使う水草の種類は「ニューラージパールグラス」という水草を使います。這うように成長するので緑の絨毯になり人気の水草です。  初めに、侘び草(わびくさ)という土台の土に根が張っていて植える必要のないタイプのニューラージパールグラスを置いていきます。ポイントとしては、新芽が這いやすいようにソイルに少し埋めるような感覚で置くのがコツです。

▽今回使う水草の種類は「ニューラージパールグラス」という水草を使います。▽

 

這うように生長するので緑の絨毯になり人気の水草です。

初めに、侘び草(わびくさ)という土台の土に根が張っていて植える必要のないタイプのニューラージパールグラスを置いていきます。ポイントとしては、新芽が這いやすいようにソイルに少し埋めるような感覚で置くのがコツです。このように少し埋めるだけで簡単です。

 

次は、「みずくさの森」という特殊な寒天培地で培養されたニューラージパールグラスを使います。  このように寒天培地に根を張っています。

次は、「みずくさの森」という特殊な寒天培地で培養されたニューラージパールグラスを使います。このように寒天培地に根を張っています。無農薬なので安心して使えます。

 

この培地を水でよく洗い流します。

この培地を水でよく洗い流します。寒天が残っているとカビが生える場合があるのでしっかり流しましょう。

 

洗い終えた水草は、植えやすいように小分けにします。

洗い終えた水草は、植えやすいように小分けにします。4,5本づつに分けるとちょうど植えやすいかと思います。

 

あとはピンセットで植えていきます。  密度を上げて植える方が水草の成長が早いので、最初にたくさん植えましょう。

あとはピンセットで植えていきます。

密度を上げて植える方が水草の生長が早いので、最初にたくさん植えましょう。

水を入れてから植えた方が植えやすいのですが、写真を撮るときに水が濁ってしまいわかりづらいので撮影のために水を入れずに植えています。

 

水を入れて植えた方が水草を植えやすいです。

水を入れて植えた方が水草を植えやすいです。皆さんは初めから水を入れましょう。

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 意外と簡単!器具の取り付け方

フィルターをセットしていきます

フィルターをセットしていきます フィルターは必ず水槽より下に設置してください。付属のホースが付いているので、フィルターの置き場から水槽までの長さでホースを切ります。吸水口と排水口にホースを繋げればセッティング完了です。

フィルターは必ず水槽より下に設置してください。付属のホースが付いているので、フィルターの置き場から水槽までの長さでホースを切ります。吸水口と排水口にホースを繋げればセッティング完了です。わかりやすく丁寧な説明書が入っているので初めての方でも簡単にセットできます

フィルターがセットできれば、あとはライトとCO2添加器をセットすれば完了です。

 

いかがでしたか?

1ヶ月ほどすれば、水草は底面全体を覆い尽くし綺麗なグリーンカーペットになっていると思います。それまでお楽しみにお待ちください。

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樋口大樹

奈良生まれ東京育ち。自然と生き物が好きで、田んぼでザリガニを釣ったり、山で昆虫を取って遊ぶ少年時代を過ごす。専門学校では映像制作について学ぶが、卒業後はアクアリウムショップのペンギンビレッジ(株) に勤務。現在はLOVEGREEN編集部ディレクターとして映像撮影・編集を行いながら、アクアリウムと水草を担当。自宅では爬虫類2種を飼っています。

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