梅雨明け後注意!野菜のハダニの駆除・症状・発生時期

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ハダニの駆除

ハダニは被害の初期段階で見つけ、葉水をすることで被害を最小限にくい止め、状況を改善することができます。しかし、判断が遅くなると作物全体に広がり、貧弱化して枯れていきます。そのためハダニに対し「駆除」という薬剤による攻撃よりも、「防除」としての日頃のお手入れが有効となります。  あまりにもハダニの被害が大きい葉は取り除き、他の葉に葉水をしながら進行をくい止めましょう。

ハダニは被害の初期段階で見つけ、葉水をすることで被害を最小限にくい止め、状況を改善することができます。しかし、判断が遅くなると作物全体に広がり、貧弱化して枯れていきます。そのためハダニに対し「駆除」という薬剤による攻撃よりも、「防除」としての日頃のお手入れが有効となります。

あまりにもハダニの被害が大きい葉は取り除き、他の葉に葉水をしながら進行をくい止めましょう。

薬剤

「ハダニ」と一口に言っても、種類により色や生態も異なるため、育てている野菜についてたハダニの種類を調べることが不可欠になってきますが、見分けがつかないようでしたら、一般的に野菜は「ハダニの生態、種類」でご紹介したナミハダニとカンザワハダニとして判断してみましょう。

また、ハダニは薬剤に対する抵抗性がつきやすいので、同一薬剤を使用し続けないということもポイントとなるようです。

選んだ薬剤が駆除したいハダニに有効であるか事前に調べる方法

手順

1.  ハダニが発生した葉を何枚か白い紙袋に入れ密封します。

2.  翌日新たにハダニに侵されている葉を採取し、散布予定の薬剤を使用します。

3. 薬剤を使用した葉を前日の紙袋に入れます。

4. 薬剤付きの葉を入れたことで、前日から紙袋の中で生きていたハダニに、1日かけて効き目があるかどうか判断します。

以上で、簡単ではありますが使用予定の薬剤が有効であるかをチェックすることができます。

生物農薬

農作物に被害をもたらす「ハダニ」を「捕食するダニ」が存在します。これを生物農薬といいます。

「捕食するダニ」の種類はミヤコカブリダニ、チリカブリダニなど。すなわち生物農薬としてのダニです。薬剤を用いないので、より安全・安心してハダニを駆除できますが、家庭菜園でというよりも生産者や研究者などが使用することが多いようです。

 

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