アブラムシやハダニなどの害虫防除のポイントと効果的な薬剤
LOVEGREEN編集部
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園芸において常に頭を悩ませてくる害虫。特にアブラムシやハダニ、カイガラムシなどは多くの植物に寄生する厄介な害虫です。
今回は害虫の防除のポイントと有効な薬剤をご紹介します。
目次
害虫防除のポイント
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風通しを良くする
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チッソ過多になたないようにする
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周囲の雑草を刈り込んでおく
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水やりの時は株全体を洗い流すようにする
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薬剤は有効成分が異なるものをローテーションで使用する
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薬剤を散布するときは大潮の後にする
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季節の変わり目に薬剤を散布する
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薬剤を散布する前にできるだけ害虫を取り除いておく
など
環境整備
害虫防除の基本として、まずは害虫が発生しにくい環境を作ることが重要です。風通しが悪く、水がかかりにくい場所ではハダニやカイガラムシといった害虫が発生しやすくなります。また、屋外であれば周囲の雑草を刈り取ると風通しを良くするだけでなく、雑草に発生した害虫が自分の植物に飛んでくるのを防ぐことができます。水やりのときに葉裏など害虫が潜みやすい場所も洗い流すようにするのも効果的です。
葉肥と呼ばれるチッソですが、多くなると病害虫が発生しやすくなるのでリンやカリとバランスよく施すとよいでしょう。
薬剤散布のポイント
ハダニなど繁殖のサイクルが早い害虫は薬剤耐性がつきやすいです。そのため、異なる有効成分をもった薬剤を3つほどローテーションで散布していきます。害虫を窒息させ駆除する物理防除剤などを使用するのも効果的です。
また、卵に効果のない薬剤を使用するときは大潮のタイミングで薬剤を散布することで繁殖を抑えられます。これはハダニやカイガラムシなどが月齢に連動して孵化するためです。
さらに薬剤を効果的に使用するには、あらかじめ成虫や卵を物理的に取り除いておきます。シャワーなど強めの水流で洗い流すだけでだいぶ変わってきます。
また、薬剤を散布するときは吸い込まないようにマスクとゴーグルを使用するようにしましょう。
アブラムシとカイガラムシに有効な薬剤です。粒剤で溶かしても臭いがあまりせず、薬害も少ない使いやすい殺虫剤です。
殺ダニ剤です。成虫を駆除する効果はありませんが、若幼虫の殺虫効果と本剤がかかった成虫が産卵する卵は孵化しなくなります。植物に対する薬害は少なく、野菜類では散布翌日に収穫できます。
家庭用殺虫剤の定番とも言える薬剤です。土の表面に散布することで植物に吸収され、土中の害虫だけでなく吸汁した害虫にも効果があります。臭いが少々強いため、屋内での使用は注意しましょう。
幅広い植物に使える、化学防除成分と物理防除成分を組み合わせた殺虫殺菌スプレーです。希釈せずに手軽に使用できるため、栽培している植物が少ない時や、少量使用したいときに便利です。
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