害虫「コガネムシ」対策。幼虫にも気を付けよう。
LOVEGREEN編集部
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コガネムシの駆除方法・薬剤
農薬(殺虫剤)を使う
一番手っ取り早い方法ではありますが、周囲の植物にも気をつけましょう。
幼虫に効果のある農薬
■ダイアジノン
ダイアジノンは対象となる植物周りの地中に混ぜ込みます。この成分に幼虫が触れると死んでしまいます。
■オルトランDX
オルトランは対象となる植物の根元にまいて、水やりをすることで土の中に薬効を浸透させ、それを植物が根から吸い上げることで幼虫が根を食害することがなくなる、ということです。つまり根が美味しくなくなるようです。
■椿油粕
椿油粕は椿の実を加工したもので、サポニンという成分を含んでいます。これを土に混ぜ込むことで、コガネムシの幼虫やヨトウムシ、ナメクジなど土中の害虫を駆除することができます。一緒にミミズも駆除してしまうので、ミミズを残しておきたい場合は使用しないほうが良いでしょう。
\オルトランと椿油粕、使い分けが大事!/
コガネムシの駆除方法・捕殺
見つけたら捕殺
庭木などにコガネムシの成虫が寄生している場合は木をゆすると成虫が落ちてきます。成虫は死んだふりをしているので、その隙に捕まえます。しばらくすると動きだして飛んで行ってしまったり、土の中に潜ってしまうので、いらないビニール傘などをさかさにして落ちてきたコガネムシを受け止めると効果的です。捕まえた際に黒っぽい液体を出しますが、洋服につくと取れにくく、においもあるので手袋をして捕殺するようにしましょう。
※成虫は晴れの日はよく飛ぶので雨の日の方が捕殺しやすい。成虫がいた場合、幼虫も鉢内にいる可能性が高いので確認して捕殺。
コガネムシの予防
・鉢カバーなど土の露出を減らし成虫に卵を産ませないようにする
・植え替え時に幼虫がいないか確認する
・対抗植物を一緒に育てる
コガネムシの対抗植物いろいろ
防除対策として有効とされているのが、バラのコンパニオンプランツとしても有効な「水仙」「ニンニク」など。
他にも、キャットニップ、ルー、チャイブ、タンジーや、センチュウ対策によいとされるマリーゴールドも効果があります。
大量に発生してしまうと対抗植物だけでは対処できなくなってきてしまいますが、発生する前から予防として使っていれば安心ですよね。
コガネムシは繁殖力が高いため、一度見かけたらしばらくは観察してみることをお勧めします。
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