忘れられない風景に出会える北海道の上野ファームに行ってきました!
LOVEGREEN編集部
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一つ一つの花は園芸店で購入し育てながら楽しむことはできますが、その花々の「風景」を楽しむならば大きなガーデンに出掛けましょう!
ガーデナーが手掛ける魅力的な花々が群生となって咲いている光景は、私たちに息をのむ感動をもたらします。忘れられない風景がきっとそこにはありますよ。
北海道の旭川にある上野ファームに出掛けてみました。
目次
上野砂由紀さんとガーデン散策をしました!
上野砂由紀さん
▼上野砂由紀さんについてはこちら
雪が溶けとともに植物が芽吹き出す北海道のガーデンのスタートは4月下旬。
チューリップやムスカリなどの球根の花が咲いていた春が終わり、草花がさらに芽吹き出す6月初旬の上野ファームを上野砂由紀さんと一緒に散策してきました。
〜上野さん〜
「雪解けの時には何もない茶色一面のガーデンが、4月頃から1~2ヶ月ほどで何もない状態から植物が1m以上生長するんですよ。」
私の腰の高さを超える草花が、少し前には存在していなかったなんて!! 北海道の芽吹きの力強さを感じます。
ハナウド
〜上野さん〜
「北海道の大地に植えると、植物の草丈は驚くほど大きく育つんです。北海道の豊かな大地の驚くような生命力に改めて驚かされます。」
そして、植物のボリューム感がすごい!梅雨がある地方では考えられないような、一か所にギュッと詰まった植物の量に驚かされます。
〜上野さん〜
「北海道は本州のように長い梅雨の時期もなく、湿度が低いので、植物の蒸れなど気にせず比較的密に植物を植えるデザインも可能なんです。」
上野砂由紀さん一押しスポット
〜上野さん〜
「本当は上野ファームの全てのスポットがおすすめなんですが(笑)、強いて言えば最近手掛けだしたノームの庭ですね。池の中にある植物の手入れも、ガーデナー自ら池に入ってお手入れもしています。」
春のノームの庭
真夜中にこっそり庭仕事を手伝うガーデンノームが住んでいるような「ノームの庭」は、美しい木々と素朴な美しさをもつ野草やグラス(草本類)が華やかな花と混じり合う自然風の庭です。
*ガーデンノームとは小さな人の姿をした想像上の妖精のことで、彼らは先のとがった帽子を被っていて、昼間は決して人の前に姿を現さず、真夜中にだけ庭仕事をするといわれています。
上野ファームの魅力的な花たち
チューリップ ” ハーバーライト ”
球根の花の最後はチューリップ ” ハーバーライト ”です。花が咲き進むと蕾の部分が伸びだす八重咲きのチューリップです。このモコモコ感がたまりません。
ネクタロスコルダム トリペデール
草丈が高く、下向きの花がベルのようです。風に揺れる姿が心地よさそうです。
アリウム パープルセンセーション
上野ファームになくてはならないこのアリウムは、草丈を伸ばし、風になびく姿は北海道の青空に映えてとっても美しいんです。
アキレギア ” ウィンキーダブルダークホワイト ”
アキレギアは和名でオダマキといいます。オダマキは上野ファームにもたくさんの品種を植えているので、これからの季節おすすめの花です。
ルピナス
射的山に広がる一面のルピナス畑。大地が歓喜して喜んでいるようです。
その他にも紹介しきれないほどのたくさんの花々が咲いています。季節ごとに主役が入れかわり、
上野ファームのイベント紹介
上野ファームでは「夏を束ねる」と題しまして、フラワーデザイナー曽我部翔さんとガーデナー上野砂由紀さんのフラワーユニットNon no 43が魅せる大人気イベントの第3弾が開催されます。
フラワーユニット Non no 43 上野ファームの「夏を束ねる」
華やぐ夏のガーデンをフラワーデザイナー曽我部翔さんとガーデナー上野砂由紀さんが、参加者の皆様と一緒にガーデンウォークをしながら花トークで盛り上げます!最後は上野ファームの夏の庭に咲く花たちを美しい夏のブーケとして目の前で束ねるデモンストレーションを行います。
夏の庭に咲く花たちの美しい「今」を瞬間で束ねる。ライブ感いっぱいの新感覚フラワーパフォーマンス!
夏を束ねる
日時 7月8日(日)午前10時15~11時30分
場所 上野ファームガーデン内(雨天の場合はカフェ内)
参加料 800円(上野ファームのガーデン入園料含む)
*予約不要
*参加ご希望のお客様は時間までに入園券をお買い求めください。購入後カフェ前広場でお待ちください。
*雨天の場合はガーデンウォークを中止して、カフェ内でトークを交えたフラワーデモンストレーションを行います。
▶︎詳しくはこちら
公式フェイスブックで庭情報やおしらせ発信しています。
http://www.facebook.com/
Non no 43
左:ガーデナー上野砂由紀さん 右:フラワーデザイナー曽我部翔さん
同じ旭川市出身のフラワーデザイナーの曽我部さんと東京のイベントで出会ったことがきっかけで「Nonno43(ノンノフォーティースリー)」を結成しました。「ノンノ」はアイヌ語で花を意味し、「43」は二人の出身地である北海道旭川の緯度から付けられています。
前回のイベント風景
上野さん
「前回のイベントでも、上野ファームで育てた植物を曽我部さんがアレンジメントしてくださり、一般的に花屋で扱う花をアレンジするのとは違い、北海道の自然の息吹を感じられる花をダイナミックに作り上げていただきました。フラワーデザイナーが手掛けるガーデンの花あしらいはとっても刺激的!この特別なイベントにみなさんもぜひお越しくださいね。」
ガーデン以外にも忘れられない自然の風景
上野ファームを訪れたのは、前日に雨が降った後の快晴の日でした。空気も空も緑も何もかもが澄み渡るような日です。
ノームの散歩道
上野さんおすすめのノームの庭の溢れるほどの草花を堪能し後、ノームの散歩道を通り射的山を目指して散策した後、目に飛び込んできた次の風景が…
射的山の頂上
上野ファームのノームの散歩道をぬけ、小高い射的山を目指して辿り着いた先に、この抜けるような空の青さを満喫できる場所が広がります。
見て下さい!春から晩春にかけて、北海道の空の青さを。
カラフルな花々と植物の緑に感動した後に見たこの青空と虹色の椅子は、北海道出身の私にとって北海道の良さを改めて感じる光景でした。
みなさんも虹色の椅子に座り、目の前に広がる北海道の山々と田園風景をゆっくり眺めましょう♪
上野ファームへのアクセスは?
北海道の人気観光地の上位である旭山動物園から車で約15分の場所に上野ファームはあります。
北海道旭川へお越しの際は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
▼上野ファームへのアクセスはこちら!
http://www.uenofarm.net/index.php
北海道ガーデン街道
また、北海道ガーデンといって、ドイツにあるロマンティック街道のような、観光客の方がより北海道の美しい風景や庭めぐりを楽しんでいただくことを目指した上川町-旭川市-美瑛町-富良野市-十勝地方を結ぶ約250kmの街道があります。大雪 森のガーデンを含む、北海道を代表する8つの庭園はどれも北海道らしい大自然と、植物が健やかに、大きく、色鮮やかな美しいガーデンです。きっと植物の大きさに、色に驚かれると思いますよ♪
ぜひ北海道を訪れる方は、素晴らしい自然と共に、素敵なガーデンを巡って楽しんで下さい!
いかがでしたか?
北海道の美しいガーデンはまだ始まりを告げたばかり。これからさらに植物が育っていきます。爽やかで迫力のある北海道のガーデンにみなさんも訪れてみませんか?
▼上野ファームのサイトはこちら!
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▼上野ファームの情報はこちら
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