園芸業界の新商品をご紹介!第13回国際ガーデンEXPO/出展ブースを取材してきました!
LOVEGREEN編集部
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ガーデニンググッズの新商品やおすすめをご紹介
アップルウェアー株式会社
アップルウェアーは、園芸用のプラスチック鉢を中心として園芸資材を製造・販売をする会社です。アップルウェアーのブースでは、植物がお部屋のインテリアにナチュラルに調和していました。植物が流木や棚から吊って飾られており、目線の高い位置で美しいグリーンを観賞することができるのでとても癒されます。
営業部松岡さんにお話を聞きました。2020年おすすめの新商品は「トッピングポット」です。
サイズは2種類で2.5寸用(丸型)と3寸用(四角型)があり、カラーバリエーションは5種類(ホワイト、ライトグレー、ダークグレー、オリーブグリーン、モカブラウン)あります。どれも部屋になじみやすいやさしい色合いです。
「トッピングポット」は紐付きなので、ポット苗をセットするだけで飾ることができます。底の真ん中部分が高くなっているので、底に多少の水がたまってしまっても根腐れを防止でき、植物を元気に育てられます。
底の外側の部分は逆にへこんでいるのですが、そのへこみは紐がずれないように安定させる役目だけでなく、この写真のように大きな鉢のふちにひっかけて飾るために使うこともできるそうです!よく考えられていますよね。
有限会社本郷林業
本郷林業は、北海道十勝の厳しい自然が育てた良質なミズナラ(ブナ科の落葉広葉樹)だけを選び抜き、名人が焼き上げた「十勝木炭」を生産・販売している会社です。本郷林業の計良さんご姉妹と、北海道池田町商工会の立花さんにお話を聞きました。
炭焼き名人が焼き上げた「十勝木炭」は燃焼時間、香り、全てが普通の木炭と違うそうです。暖房燃料、バーベキュー、お茶炭などに使え、消臭や水をきれいにする効果もあると教えてくれました。
今回は、ミズナラを焼いて「十勝木炭」を作る時に出る水蒸気を冷やして作った、北海道十勝産ミズナラ100%の「木酢液」(Wood Vinegar)の紹介です。
オーガニックなガーデニングや家庭菜園をしている方はご存知と思いますが、「木酢液」は水で薄めて土に散布すると土を良い状態に改良できたり、植物の葉にスプレーすると植物が健康になって病害虫に強くなったりするといわれています。
また、犬、猫、害虫の忌避剤、ゴミ処理や拭き掃除をする時の消臭剤としても使えます。肌にも良いといわれているので、薄めて入浴剤としても使えるそうですよ。万能資材ですね。
本郷林業の「木酢液」は何度もろ過して丁寧に採取されており、きれいな琥珀色をしています。日本木酢液協会による厳しい認証検査を経てその適合性が判断された安全な製品と聞きました。北海道の見渡す限り銀世界の神秘的な場所で、計良さんが情熱をもって作っている炭と木酢液を思い浮かべると、とても温かい気持ちになり日々の暮らしに取り入れてみたいと思いました。
公益財団法人日本野鳥の会
日本野鳥の会は、野鳥や自然を守る事業と、野鳥や自然を大切に思う心を伝える事業などを行っている法人です。日本野鳥の会からは、くるくる丸めて持ち運びできる「バードウォッチング長靴」を紹介します。普及室販売出版グループの森谷さんに話を聞きました。
この長靴は干潟やぬかるんだ場所でも歩きやすく、バードウォッチングに適した日本野鳥の会オリジナルの長靴です。 ガーデニング作業や、アウトドア、キャンプにも使え、軽いので持ち運びにもとても便利です。全体的に柔らかくフィット感も抜群で、ガーデニングなどの膝をつく作業でも膝裏を痛めにくい利点もあるそうです。
色は、写真左からグレー、カモフラージュ、グリーン、メジロ、ブラウン。期間限定で黒も販売があるものの人気ですぐ完売してしまうかもしれないそうです。待望のこども用サイズ(21.0㎝)も登場し、色はブラウン(子スズメ)とメジロ(子メジロ)があります。とってもかわいいですね!
Bのマークについても教えてもらいました。Bは、BirdのBで、よく見ると鳥のマークになっています!これは、日本野鳥の会のシンボルマークで、人も野鳥も豊かに幸せに暮らせる未来が実現することへの願いが込められているそうです。Bの下には、WBSJ(Wild Bird Society of Japanの略)がデザインされています。意味を知れば知るほど使いたくなる長靴だと思いました。
おたふく手袋株式会社
おたふく手袋株式会社は、作業用手袋、カジュアル靴下並びにインナーシャツ・タイツ、安全靴・スニーカー等の商品開発・販売をしている会社です。土木建築作業や工場で使うワークグッズ関連商品や、家庭の日曜大工・園芸・家事全般で使う商品など約7000種類を取り扱っています。マーケティング部の徳永さんにおすすめ商品を聞きました。
おたふく手袋のおすすめ商品は、オーバーザファンクションシリーズの夏、冬無敵のコンプレッションウェアです。コンプレッションウェアは、アスリート向けのトレーニングウェアとして開発されたもので、運動機能をサポートして疲労回復につながる効果も注目され、力仕事が必要な現場の作業着としても人気があります。
おたふく手袋は新次元繊維「アウトラスト」を採用し、「暑さ」「寒さ」を感知して温度を調整してくれる、オールシーズン戦えるコンプレッションウェアを作りました。ワークやスポーツに最適で、ロードバイクなどの自転車に乗る方にも多く使われています。もちろん普段も使え、冬には「アウトラスト」が「寒さ」を感知して暖かく、その後電車に乗って熱くなった時には「暑さ」を感知して温度を調節してくれるので、通勤時も快適に過ごせるそうですよ。
女性用もありました。スパッツ型のロングタイツもあるので、ジョギングする時などのインナーとしても大活躍しそうですね。シャツもタイツも部分的に消臭効果のある糸を使っているので、汗のニオイも気になりにくいところも魅力的です。
そして、社名のとおり手袋がずらり。現場作業の際に手を守る頑丈な手袋から、家庭菜園やガーデニング、DIYなどに使いやすいソフトな手袋まで幅広くそろっていました。用途に応じて使いやすい手袋を持っていると安心ですね。
株式会社八幡ねじ
八幡ねじは、ねじを中心とした締結部品の開発・製造・販売を行っている会社です。DIYを中心に一般消費者向け商材も企画・製造・販売しています。マネージャー服部さんに話を聞きました。
ベースのラダーに好みのフックやシェルフ、カゴなどの様々なパーツを組み合わせて作る「ディスプレイ収納」を紹介します。カラーは「ひかえめブラック」「ざらめホワイト」「ひかえめゴールド」があり、498通り以上の組み合わせができます。
「ディスプレイ収納」を使うと、写真左側のように縦の空間を活かしてグリーンインテリアをオシャレに飾ることができるんです。
また、写真右側の園芸用スタンドは「ガーデンラック」という部品を組み合わせて作ったものです。「ガーデンラック」は金属の四角い枠のことで、「ガーデンラック」に好きな木材を取り付けると簡単に棚が出来上がります。水が木材に溜まらないように隙間ができるサイズ設計がされており、前後で連結して3段以上のひな壇を作ったり、上下で連結して棚を作ることもできます。
写真右側の壁には、プラントハンガーで吊られた植物が飾られています。なんと、フックには日本でも古くから使われてきた閂(かんぬき)を止める金属が使われていました。レトロ感がたまらないですね。
八幡ねじオリジナルの「有孔ボード」と「有孔ボードフック」のシリーズもあります。スペースを選ばずに簡単に設置ができ、インテリアに馴染む収納が壁面空間に作れるのでおすすめです。
木と金具を留めるだけで簡単家具づくりができる、アイアン金具のパーツが豊富にそろっていて、DIY初心者でも、このパーツを使えば自分の好きなテイストでジャストサイズの家具を作れると思いました。
素敵なアンティークフックなどもたくさん展示されていて、とてもわくわくしました。八幡ねじならではの金属を使った簡単でオシャレなDIYの提案に驚き、気軽につくってすぐにオシャレな暮らしをスタートするイメージができることに魅力を感じました。
今回は、第13回国際ガーデンEXPOの展示ブースから10社を紹介しました。皆様にとってもガーデニングや日々の暮らしのヒントになることがありましたか?210社が出展する幕張メッセの会場はとても広いので、回りきれなかったブースもたくさんあります。次回の国際ガーデンEXPOが今から楽しみです!
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