前田有紀の一“花”言vol.5「ヒヤシンス」~春の香りを先取りしよう!

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春の花が続々と店頭に並び始める1月。

香りとともに、この季節がやってきたなぁと感じられる花「ヒヤシンス」をご紹介します。

 

春はすぐそこ!「ヒヤシンス」をレコメンド

ヒヤシンスが出回り始めるこの季節。私も大好きなお花です。

この旬の時期に注文を受けると必ずと言っていいほどブーケに入れてお作りしています。

花色はブルーのイメージがある方が多いのではないでしょうか?最近では、様々な種類のヒヤシンスが見られますので、ぜひ好きな色を手に取ってほしいです!ちなみに私は、透明感のあるパープルが好みです!

 

一足早い春気分を味わおう

球根からでも育てることのできる「ヒヤシンス」。球根から育てるのに自信がない方にも切り花でいち早く春を感じられるお花です。

年明けはまだ寒い日が続きますが、室内は春色に!温かみのあるヒヤシンスを飾ってみませんか?

 

香りを思い出に。

ヒヤシンスの特徴はなんといっても部屋いっぱいになるほどの芳香!

香りとともに春一番の思い出になるかもしれませんね。

水を替えたり、下から花を咲かせるヒヤシンスの生長を見ながらお楽しみください。

 

2度、3度と長く楽しめる生け方を!

ヒヤシンスは蕾から開花まで長く楽しめるだけでなく、開花してからも茎が伸びてきます。

長く楽しむためのポイントや伸びてきた時の生け方などご紹介します!

 

おすすめのフラワーベースをcheck!

ヒヤシンスは茎が伸びてくると、お花の重さで茎が折れてしまうこともあるので、フラワーベースの口が狭い種類をおすすめします。

また、フラワーベースの高さは低めもほうが飾りやすいですよ!

 

生けてからのお手入れポイント!

水は浅めに入れましょう。

まとまりよく長持ちさせるためには、茎の下が少し茶色のようになっているところがあるので、そこを薄く切って管理するといいです。

 

この茶色の部分は球根の一部がくりぬかれた所なんです。そこから栄養がお花に行くので最初からバッサリと切り落とさないほうが花持ちがよくなります。

それより上のところで切ってしまうと葉がパラパラになってしまうので、葉とお花を一緒に楽しむためにもおすすめです!

 

ヒヤシンスだけではなく、これからはムスカリやチューリップなども店頭に並び始めるのでお気に入りの球根花を楽しんでもらいたいです!

この時期は、鉢植え球根も出回ってきているので。ゆっくり成長を楽しめますよ。

 

編集部でのその後…

編集部で飾っていた時の変化や対応策もご紹介します!

 

蕾からどんどん花を咲かせるヒヤシンス。茎も伸びていくので花の重みなどで茎がぽっきり折れてしまいました。

お花は終わりではなくここからしばらく咲き続けるので、さよならするのはもったいないです。

 

折れてしまったところからバッサリと切って生け直しました。

ちょっとみえにくいですが、編集部バルコニーにあるユーカリなども一緒にアレンジしました!

 

撮影裏をこっそりお届け!

編集部では、ちょうどヒヤシンスの球根の水栽培をしていましたので、撮影中にちょっぴり参加!

前田さんも今年は球根の水耕栽培に挑戦してみたいとのことでした!

 

引き続き、隔週金曜日に前田さんの連載の「前田有紀の一花言」を配信しますので、お楽しみに!

フラワースタイリスト
前田有紀

2013年イギリスに留学し、帰国後フラワースタイリストとして活躍。イベント装飾やブーケやアレンジメントの制作を手がけ、雑誌やSNSなどでメディアを通して花と緑のある暮らしを提案している。2017年の春以降は積極的にワークショップも行い、花や緑に関わる人々と直接ふれあうことでリアルな声も積極的に取り入れている。また、2017年10月にオープンした「世界の花屋」では、デザイン監修を務め、世界の花々の生産や流通など、花の歴史などの魅力を伝えている。

Facebook/前田有紀『一日一花』

instagram/@yukimaeda0117

世界の花屋/公式サイト

 

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