世界の植物紀行 – 四代目金岡又右衛門 –スペインで生産されているアガベ・マンガベ【前編】

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今回はユッカ類とともに乾燥に強く、独特な存在感で人気が高まっているアガベを紹介させていただく。

目次

アガベとは

アガベは、北アメリカ南部から南アメリカ北部を原産地とするリュウゼツラン属に分類される多肉植物。暑さや寒さにも強く比較的育てやすいため、欧米ではドライガーデンやローメンテナンスガーデンのメインやアクセントには欠かせない植物となっている。

また品種ごとにユニークな形状をしており、室内のテーブルの上でも育てられる小さなサイズのものもあることから、老若男女を問わず近年人気が高まってきている。

私はアガベと言えば真っ先にとげとげしい植物が頭に浮かぶが、中にはテキーラを連想する人も少なくないと思う。せっかくの機会なのでアガベとテキーラについて少しだけ。

テキーラの原料は「アガベ・テキラーナ」という品種のみ。この品種のアガベの葉を切り落とし、パイナップルのような形の茎だけにし、蒸して糖分を引き出し、搾汁、発酵、蒸留という工程を経てテキーラとなる。アルコールを飲まない私には興味の薄いところだが、この品種を販売した時に、飲兵衛の人は喜んで購入していた。その後テキーラを作ったかどうかはわかりませんが、厳密にいうと、メキシコの特定の地域で作られたものに対してのみがテキーラとされるため、「アガベ・テキラーナ」を使って日本で作ったお酒はテキーラではないらしい……

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スぺインで栽培されているアガベ6選

さて、話を本題に戻して今回は、昨今問題視されているメキシコなど自生地での自然採取されたものではなく、スペインで栽培されている品種から、代表的なものを紹介させていただきたいと思う。

アガベ・パリィー・フワチエンシス

まずはやはり、この品種かな。パリィー・フワチエンシスは、日本では吉祥天の名がつくとても人気の高い品種です。肉厚幅広でシルバー ブルーの葉がとても魅力的で、特に大きなサイズは希少価値大。

アガベ・レッドエッジ

レッドエッジという名前そのままに、葉の周囲が赤く縁取られている品種。発色もよくシャープな感じがとても好印象。

アガベ・シジゲラ

シジゲラは、細く鋭いが繊細な葉は縁色がはっきりしており、くるくるしたフィラメント状の白い糸が愛らしい。

アガベ・パリィー・トランカータ

トランカータは日本向けに輸出されている品種で、特徴的な葉の形とシルバー ブルーが美しい。スペインでの生産量が少ないため輸出量も少なく、日本の需要に応えられていない状況である。

アガベ・ユタエンシス・エボリスピナ

ユタエンシスの葉は灰白色剣状で先端の刺が特徴の、とても美しい品種。高山種で暑さに弱く低温夏型。ユタエンシスの中でもエボリスピナはスペインでの生産量が少ないため、ほんの限定数しか日本に送られていない状況である。

アガベ・モンタナ

モンタナは緑色の葉が鮮やかで、水色の鋭い棘も紋様もとても美しい魅力的なアガベである。

またその他にホエールタァン、トリアングラリス、ジェントリージョーズ、シャークスキン、ポタトラムなど多くの品種が生産されている。ただ、どれも少量であるうえ人気品種のため日本向けへの輸出量は正直未知数であろう。

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さて次回は、近いうちにスペインで生産されたものが日本にも上陸するであろう「マンガベ」についてご紹介したいと思うので、ご期待ください!

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