前田有紀の一“花”言vol.50 〜冬には明るいフラワーベースを
LOVEGREEN編集部
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気温が下がる冬は、室内で過ごすことが多くなりがち。だからこそ、心温まる花あしらいを部屋に飾って、楽しく過ごしてみてはいかがでしょう。今回は前田有紀さんに、冬を楽しむ花の飾り方を教えてもらいました。
冬を明るく過ごすためには、フラワーベースが大事
「日照時間が短くなる冬は、部屋の雰囲気がどうしても暗くなってしまいます。そんなときは、お部屋の雰囲気だけでなく、気持ちも明るくなるようなお花を飾りたいですよね。そこでおすすめしたいのが、カラフルなフラワーベース。一見、とっつきにくいイメージですが、意外とどんなお花とも相性がいいんです。インテリアとして、お部屋の印象にアクセントを加えてくれるので、ひとつあるだけでとても重宝しますよ」(前田さん)
冬におすすめのフラワーベース活用術
冬は気温が低いからこそ、切り花が長持ちするのが魅力。また、今では冬以外の花も、輸入で通年買うことができるため、あえて夏らしい花を選んでみるのもひとつの手段。この冬はカラフルなフラワーベースに花を飾って、明るい気持ちで過ごしてみてください。
グリーンはどんな花とも相性抜群
「大きな花びらは胡蝶蘭、小さな花びらはオンシジューム。どちらもランなので、暖房の効いた部屋でも持ちがいいんです」。そんなランにはグリーンのフラワーベースをチョイス。どんな花とも相性がいい、汎用性の高さが魅力です。
ビタミンカラーの花瓶には清楚な白い花を
「小花が可愛いオーニソガラムは、長持ちするのでおすすめです」。インパクトのあるビタミンカラーのフラワーベースは、白い花びらの花と好相性。部屋にもインテリアにも◎
量感のある花には、丸いフォルムのフラワーベースをチョイス
アンスリウムやアルストロメリアなど、あえてトロピカルな花を選んで、明るい雰囲気に。「丸みのあるフォルムのフラワーベースは、ボリュームのあるお花と好相性なんです」。
縦長の花瓶には、すらっとしたシルエットの花を生けて
細長い花瓶には、アマリリスやリューココリネなど、縦長シルエットの花を合わせるのがセオリー。「ターコイズブルーのフラワーベースが冬らしさを演出してくれます」。
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引き続き月に2回、前田さんの連載の「前田有紀の一花言」を配信。
フラワーアーティスト
前田有紀
2013年イギリスに留学し、帰国後フラワーアーティストとして活躍。イベント装飾やブーケやアレンジメントの制作を手がけ、雑誌やSNSなどでメディアを通して花と緑のある暮らしを提案している。
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