世界の植物紀行 – 四代目金岡又右衛門 –マダガスカル編7「モロンベ旅行記(後編)」

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さて前回の続きとして、マダガスカルにおいてバオバブの聖地、モロンベについて書かせていただく。各誌面やガイドブックでは前々回のバオバブ街道のほうが多く取り上げられているように思うが、私はモロンベのバオバブの方が強く印象に残っている気がする。そのような魅力的なバオバブを見ていただければと思う。

目次

移動中の植生チェック

 早朝起床。  昨晩、マラリア感染防止のため、部屋には蚊取り線香。顔を含め露出している肌には念のため虫よけスプレーをして寝たのだが、耳に塗るのを忘れており、見事その耳を刺されてしまった。まるで「耳なし芳一」の物語のようなものである。現在マラリアは発症していないので何ら問題はなかったのだが、その時は痒いのもあり少しブルーな気分になっていた。  朝食をいただき、出発までの時間は海辺を眺めながら、今日の行程をチェックし、興奮とかゆみのストレスが交差しながらの復路出発となった。

早朝起床。

昨晩、マラリア感染防止のため、部屋には蚊取り線香。顔を含め露出している肌には念のため虫よけスプレーをして寝たのだが、耳に塗るのを忘れており、見事その耳を刺されてしまった。まるで「耳なし芳一」の物語のようなものである。現在マラリアは発症していないので何ら問題はなかったのだが、その時は痒いのもあり少しブルーな気分になっていた。

朝食をいただき、出発までの時間は海辺を眺めながら、今日の行程をチェックし、興奮とかゆみのストレスが交差しながらの復路出発となった。

 

車を走らせているとディディエレア マダガスカリエンシスの林が見えてくる。恐らく樹齢100年ぐらいと思われる。これもマダガスカルを代表するネイティブプランツである。

車を走らせているとディディエレア マダガスカリエンシスの林が見えてくる。恐らく樹齢100年ぐらいと思われる。これもマダガスカルを代表するネイティブプランツである。

 

復路は往路と違った景色や植生をチェックするためもあり海岸線を走ることにした。途中マングローブとガマとグンバイヒルガオが共生する中々見ることができない光景を見ることができた。

復路は往路と違った景色や植生をチェックするためもあり海岸線を走ることにした。途中マングローブとガマとグンバイヒルガオが共生する中々見ることができない光景を見ることができた。

 

 アツケシソウの群衆が眼に入ってきた。アツケシソウは良い時期には真っ赤になり辺り一面を埋め尽くすとのこと。その景色の中に浮かび上がるように見えるバオバブは絶景であるという。是非、機会があればその時期に訪れてみたい。ちなみに余談にはなるかもしれないがこのアツケシソウ食すと程よい塩味がする。うまく用いればサラダには良いかもしれない。情報によるとフランス料理で使われることもあるとか、ないとか・・・。早速日本での栽培や活用についても調べてみたいと思った。

アツケシソウの群衆が眼に入ってきた。アツケシソウは良い時期には真っ赤になり辺り一面を埋め尽くすとのこと。その景色の中に浮かび上がるように見えるバオバブは絶景であるという。是非、機会があればその時期に訪れてみたい。ちなみに余談にはなるかもしれないがこのアツケシソウ食すと程よい塩味がする。うまく用いればサラダには良いかもしれない。情報によるとフランス料理で使われることもあるとか、ないとか・・・。早速日本での栽培や活用についても調べてみたいと思った。

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ユニークなバオバブたち

さらに車をすすめるとため息が出るような、見事なタル型バオバブの群生が目の前に・・・ これは今までと引けを取らないほどの興奮である。

さらに車をすすめるとため息が出るような、見事なタル型バオバブの群生が目の前に・・・。
これは今までと引けを取らないほどの興奮である。

 

 この辺りは、石灰岩土壌のため、同じ種であってもこのようなタル型の形状になっている。それも物語や童話に出てくるような愛くるしいユニークな形である。それもこんなにも沢山・・・。感動そのものである。

この辺りは、石灰岩土壌のため、同じ種であってもこのようなタル型の形状になっている。それも物語や童話に出てくるような愛くるしいユニークな形である。それもこんなにも沢山・・・。感動そのものである。

 

見ただけの感動のままでは調査にはならないため、同行者と計測を行った。地上部より90㎝の胴回りが18.77m。10年前の計測値に比べ、数十㎝の太り方。ほぼ変わらず。当時の計測の仕方との誤差なのかそれとも停滞期なのだろうか・・・  植物によっては、一定期間縦に成長し、ある大きさまで来ると横に成長する場合もあるため何とも言えないが、この時の情報をしっかり記録に残しておいてまた何年か後に訪れ再計測を続けることにした。

見ただけの感動のままでは調査にはならないため、同行者と計測を行った。地上部より90㎝の胴回りが18.77m。10年前の計測値に比べ、数十㎝の太り方。ほぼ変わらず。当時の計測の仕方との誤差なのかそれとも停滞期なのだろうか。

植物によっては、一定期間縦に生長し、ある大きさまで来ると横に生長する場合もあるため何とも言えないが、この時の情報をしっかり記録に残しておいてまた何年か後に訪れ再計測を続けることにした。

 

 また重さがわからないので、頑張って持ち上げ計ってみようとしたけどビクともしない。さすがの又右衛門も歯が立たない。(笑)  できればしばらく滞在して1本1本入念に観て調査をしていきたいのだが、時間に限りがあるためこの時は志半ばであるが諦めてこの地を後にした。そして再び車を走らせたのだが、これからが今回の旅程で一番の試練になる過酷なものであった。

また重さがわからないので、頑張って持ち上げ計ってみようとしたけどビクともしない。さすがの又右衛門も歯が立たない。(笑)

できればしばらく滞在して1本1本入念に観て調査をしていきたいのだが、時間に限りがあるためこの時は志半ばであるが諦めてこの地を後にした。そして再び車を走らせたのだが、これからが今回の旅程で一番の試練になる過酷なものであった。

 

 走り始めてしばらくすると、海辺ということもあり、潅水している道に出くわす。通常の車では絶対に渡れそうにないが、その辺はさすがのランドクルーザー。問題なくクリアして進んで行く。現地の人が高くてもランドクルーザーを買う理由がわかる。

走り始めてしばらくすると、海辺ということもあり、潅水している道に出くわす。通常の車では絶対に渡れそうにないが、その辺はさすがのランドクルーザー。問題なくクリアして進んで行く。現地の人が高くてもランドクルーザーを買う理由がわかる。

 

さらに車を走らせていくと自分の眼を疑うようなとてもユニークな模様のバオバブに出逢う。まるでアートである。しかしこれは村人が描いたような人口的なのものではない。

さらに車を走らせていくと自分の眼を疑うようなとてもユニークな模様のバオバブに出逢う。まるでアートである。しかしこれは村人が描いたような人口的なのものではない。

 

何故このような模様が浮かび上がっているか、現地の人や研究者に聞いてみたが、はっきりした原因はわかってないとのこと。病気のような気もするが、しっかり生きているし、弱っているようでもない。今後このバオバブがどうなっていくのか引き続き調査が必要であり、とても興味深く思えた。必ず再度訪れたい場所である。

何故このような模様が浮かび上がっているか、現地の人や研究者に聞いてみたが、はっきりした原因はわかってないとのこと。病気のような気もするが、しっかり生きているし、弱っているようでもない。今後このバオバブがどうなっていくのか引き続き調査が必要であり、とても興味深く思えた。必ず再度訪れたい場所である。

 

 そしてまた車を走らす。海岸沿いの道はガタガタで、その揺れは尋常ではない。まるで地震のような揺れである。それも震度7以上の揺れで、私は何度も窓ガラスに頭を強くぶつけるぐらい、まるでロデオ状態であった。この悪路が何と約3時間以上続き、おかげで体幹と首を鍛える良い運動になったかもしれないが、車酔いする余裕もないほど、かなりぐったりした。この行程は本来の道とは違い植生調査のために走ったので、通常ではあまりお勧めはしないかなと思う。

そしてまた車を走らす。海岸沿いの道はガタガタで、その揺れは尋常ではない。まるで地震のような揺れである。それも震度7以上の揺れで、私は何度も窓ガラスに頭を強くぶつけるぐらい、まるでロデオ状態であった。この悪路が何と約3時間以上続き、おかげで体幹と首を鍛える良い運動になったかもしれないが、車酔いする余裕もないほど、かなりぐったりした。この行程は本来の道とは違い植生調査のために走ったので、通常ではあまりお勧めはしないかなと思う。

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エネルギーチャージ

引き続き車を走らせ、お昼を大きく回ったときに中継地点である素敵なホテルに到着しランチタイムとした。

引き続き車を走らせ、お昼を大きく回ったときに中継地点である素敵なホテルに到着しランチタイムとした。



 ここはリゾートとして開発されたとのことである。

ここはリゾートとして開発されたとのことである。

 

私たちの宿泊しているホテルとは格段の違いで、とても美しい景色と気になる植物のコンビネーションにうっとりしてしまった。

私たちの宿泊しているホテルとは格段の違いで、とても美しい景色と気になる植物のコンビネーションにうっとりしてしまった。


 さらにランチの時には、足元にネコちゃんが遊びに来てくれて、ネコ好きの又右衛門の今までの疲れは、いっぺんに吹き飛んでいった。

 さらにランチの時には、足元にネコちゃんが遊びに来てくれて、ネコ好きの又右衛門の今までの疲れは、いっぺんに吹き飛んでいった。

さらにランチの時には、足元にネコちゃんが遊びに来てくれて、ネコ好きの又右衛門の今までの疲れは、いっぺんに吹き飛んでいった。

 

その後も海岸線を走る。時より村に差し掛かかる。村人とのふれあいは貴重なエネルギーチャージとなる。そして再びユーフォルビアの林を横目に海岸線をひた走りチュレアールを目指す。

その後も海岸線を走る。時より村に差し掛かかる。村人とのふれあいは貴重なエネルギーチャージとなる。そして再びユーフォルビアの林を横目に海岸線をひた走りチュレアールを目指す。

 

激しい揺れと同様の植物との出逢いを繰り返し、出発から約13時間で終着地であるホテルに到着。これで3回にわたって書かせていただいたチュレアール~モロンベの車でのショートトリップである。いかがでしょうか?楽しんでいただけましたでしょうか?  マダガスカルには本当に魅力的なバオバブがいっぱいですね。何度行っても見飽きることは絶対にないです。是非皆様も渡航されることをお勧めします。

激しい揺れと同様の植物との出逢いを繰り返し、出発から約13時間で終着地であるホテルに到着。これで3回にわたって書かせていただいたチュレアール~モロンベの車でのショートトリップである。いかがでしょうか?楽しんでいただけましたでしょうか?

マダガスカルには本当に魅力的なバオバブがいっぱいですね。何度行っても見飽きることは絶対にないです。是非皆様も渡航されることをお勧めします。

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PROFILE
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「世界の感動を日本に。日本の感性を世界へ。」 まだ見ぬ植物との出逢いを求め、世界を奔走する金岡又右衛門。世界各国に拡がるネットワークと持ち前の行動力を駆使し、希少性の高い植物を求め、自らの足で直接現地に赴き目利きをし、日本に紹介している。植物と大地への尊厳の念を持ち、植物の”生”へのこだわりを第一とする活動スタイルは、国内外の専門家から高く評価され、業界からの信頼も厚く、植物貿易の第一人者と評価される。

四代目金岡又右衛門

「世界の感動を日本に。日本の感性を世界へ。」 まだ見ぬ植物との出逢いを求め、世界を奔走する金岡又右衛門。世界各国に拡がるネットワークと持ち前の行動力を駆使し、希少性の高い植物を求め、自らの足で直接現地に赴き目利きをし、日本に紹介している。植物と大地への尊厳の念を持ち、植物の”生”へのこだわりを第一とする活動スタイルは、国内外の専門家から高く評価され、業界からの信頼も厚く、植物貿易の第一人者と評価される。

Facebook/人と人、国と国を繋ごう。
HP/緑匠・又右衛門

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