自然の造形美 ユーフォルビアの珍奇な姿
LOVEGREEN編集部
このライターの記事一覧
4.群星冠(ユーフォルビア・ステリスピナ)
Euphorbia stellispina
群星冠は花茎が星型の形になる可愛らしい多肉系ユーフォルビアです。その名の通り星型の花茎が密集するように残っていきますが、綺麗に残り続ける個体はあまりなく、生長と共に大半が抜け落ちてしまうものが多いです。星形の花茎の中心から花が咲きます。
5.金輪際(ユーフォルビア・ゴルゴニス)
Euphorbia gorgonis
ゴルゴニスはギリシャ神話に登場する蛇の髪を持つ怪物、ゴーゴン三姉妹が由来とされています。また、和名は金輪際と言い、草姿が仏教の金輪(世界を支えている部分)に見え、学名の由来であるゴーゴンが怪物であるため金輪際(仏教用語で金輪の下にある大地の果てを意味する)と命名したのでは……と、考察してみますが和名の命名者は不明であるため確かめようがありません。
ゴルゴニスは所謂タコモノと呼ばれるユーフォルビアで、丸い胴体からタコの足のように枝が伸びるためタコモノと呼ばれています。また、ゴルゴニスの花は非常に臭いが強く、ブルーチーズなどの発酵臭に似たものがあります。
サボテンやハオルチアなどと比べるとどうしてもマニアックになってしまうユーフォルビアですが、非常に奥が深く面白い植物です。花キリンやオベサなどは園芸店でもよく売られているのでぜひ一度手に取ってみてください。あなたもきっとユーフォルビアの魅力にハマるはず。
▼関連記事
関連ワード
今月のおすすめコンテンツ
「自然の造形美 ユーフォルビアの珍奇な姿」の記事をみんなにも教えてあげよう♪