タマネギみたいな多肉植物!蒼角殿(ソウカクデン)って知ってる?
持永久美子
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まあるい形の青々としたタマネギのような球根からツルを伸ばして成長する不思議な植物「蒼角殿(ソウカクデン)」をご存じですか?
その不思議な見た目は見る人を惹きつけ、ぐんぐん伸びるツルには生命力を感じさせてくれる不思議な魅力のある植物です。今回は蒼角殿の基本情報や育て方などご紹介したいと思います。
蒼角殿(ソウカクデン)とは?
キジカクシ科ボウィエア属
Bowiea volubillis
南アフリカ原産
英名はクライミングオニオンという愛称で親しまれています。
春、暖かくなると成長期に入りぐんぐんツルが伸び、寒くなってくるとツルが枯れ落ち休眠期に入ります。
蒼角殿(ソウカクデン)の育て方
置き場所
日当たりのよい明るい場所を好みます。葉焼けの原因になるので直射日光は避けましょう。
水やり
ツルが伸びている成長期は土の表面が乾いたらたっぷりのお水やりをしましょう。
成長期に水切れさせてしまうと球根にシワが寄ってくるので注意。逆に水やり肥料の与えすぎは球根が大きくなるのではなく分球してしまうことがあります。
球根を大きくしたければ植物の状態をよく見ながらほどほどに水の管理します。お水やりの際には球根の部分に水がかからないように与えましょう。ツルが茶色になり枯れ落ちたら休眠期なので新しい芽が出てくる春先まで断水します。
ツルの成長力がすごい!
成長期に出てくる海藻のような細くて繊細なツルの勢いがすごいんです! 周りのものにすぐ巻き付いたりもたれかかったりしながらぐんぐん成長します。
暖かくなり成長期に入ると一気にニョキニョキと新芽が出てくる姿は本当に愛おしいです!
我が家でも分球したものを株分けし、少しずつですが増殖中です! 大きく育つと球根部分は直径20~30cm程の大きさにまで成長するらしいです!すごいですね。6月頃には緑白色の小さな星形のような花も楽しめます。
冬場の蒼角殿(ソウカクデン)
現在、寒くなってきて休眠期に入った我が家の蒼角殿はこちら。ツルが枯れ落ち、球根だけの状態になりました。お水やりも控えお休みモードです。
また来年暖かくなって一斉に芽吹く姿が今からとっても楽しみです。
いかがでしたか?
つるんと丸い球根とわさわさのツルを楽しめる蒼角殿のご紹介でした。まだあまり出回っていませんがみつけたら栽培チャレンジしてませんか?
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