7月28日の誕生花|オシロイバナ(白粉花)
LOVEGREEN編集部
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7月28日の誕生花は「オシロイバナ(白粉花)」です。「オシロイバナ(白粉花)」について、花言葉や基本情報、色別の花言葉、豆知識など気になる情報をご紹介!
7月28日の誕生花
7月28日の誕生花は「オシロイバナ(白粉花)」。
「オシロイバナ(白粉花)」の花言葉は「恋を疑う」「内気」。
オシロイバナ(白粉花)について
科・属 | オシロイバナ科・オシロイバナ属 |
和名 | 白粉花 |
英名 | four-o’clock、Marvel of Peru |
学名 | Mirabilis jalapa |
原産地 | 熱帯アメリカ |
開花期 | 7月~9月頃 |
オシロイバナ(白粉花)の特徴
オシロイバナ(白粉花)は草丈70cmほど、株張りが50cmを超える大型の草姿で、花は夏から秋の午後4時ごろから翌朝10時ごろまで咲くため英名では開花時刻を示すfour-o’clockと呼ばれています。オシロイバナ(白粉花)の花びらに見える部分はがくで、種子は大きくおしろいのような粉末が入っています。通常は種から育てる一年草として扱いますが、関東より西の地方では冬場は地上部が枯れますが塊状の根が肥大して残り、多年草として扱うことができます。
オシロイバナ(白粉花)は種子の中から「おしろい」に似た白い粉が出るのでつけられた名前です。種子は1つの花に1つでき、割ると粉状の胚乳が出てくるので子どもたちがこの粉をおしろいのように顔に塗って遊んだことからついた名前です。オシロイバナ(白粉花)の別名では夕化粧とも呼ばれます。また学名のMirabilisは「不思議な」というラテン語で1本の枝から異なった花色が咲くことからこの名がつきました。
オシロイバナ(白粉花)の種類
オシロイバナ(白粉花)の花色には赤、ピンク、白、黄色の単色の他に絞り咲きや染め分けがあり、1枝の枝から異なった色の花が咲きます。
オシロイバナ(白粉花)の遊び方
オシロイバナ(白粉花)の種を割って中から出てくる白い粉を鼻筋などに塗っておしろいとして遊ぶ以外には、花の汁を爪にこすりつけてマニキュアのように染めることができます。東北地方にはオシロイバナ(白粉花)の赤い花を鼻先につける鼻天狗という遊びがあります。鼻の奥へ種が入ってしまう危険を伴うのでおすすめできませんが、男の子はオシロイバナ(白粉花)の黒い種を鼻の穴へ入れて鼻鉄砲として遊んでいました。それ以外にも、花の付け根の緑色の部分を開いてめしべをひっぱるとオシロイバナ(白粉花)のパラシュートが出来ます。
オシロイバナ(白粉花)の花
オシロイバナ(白粉花)はピンクや白の花を咲かせますが、実は花びらのように見えている部分は花びらではなくがくで、オシロイバナ(白粉花)には花びらはありません。がくの根元にある緑色の部分は「総苞」と呼ばれる部分です。
オシロイバナ(白粉花)の毒
オシロイバナ(白粉花)は、根や種、草全体に毒をもった植物で、中毒症状には嘔吐や腹痛などがあります。小さい子が道端に生えているオシロイバナの種で遊んだりすることもあると思いますので、誤って口に入れたりしないように注意しましょう。
オシロイバナ(白粉花)の種
オシロイバナ(白粉花)の黒い種は、潰すと中から少ししっとりとした白い粉が出てきます。小さいころ、これで遊んだ方も多いのではないでしょうか。江戸時代の文献には、実際にこの粉を使っていたとの記録も残っているそうです。小さいころにこの粉で遊んでいたら肌荒れしたことがあるので、肌の弱い方は注意した方が良いかもしれません。
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