ルリタマアザミ(エキノプス)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑

  • ルリタマアザミ
植物名
ルリタマアザミ(エキノプス)
学名

Echinops

和名
ヒゴタイ、ルリタマアザミ
別名・流通名
ルリタマアザミ
科名
キク科
属名
ヒゴタイ属
原産地
ヨーロッパ、アジア

ルリタマアザミ(エキノプス)の特徴

エキノプスは地中海沿岸の半常緑の多年草です。エキノプスの中でもEchinops ritroは、ルリタマアザミという名前で流通しており、園芸品種も多く出回っています。真直ぐに伸びた茎の上に丸いボール状の花を咲かせます。その花色が深い紫がかった青であることから、ルリ(瑠璃)タマアザミという名前がついたようです。アザミと呼ばれていますが、アザミではありません。同じキク科のヒゴタイ属になります。

深い青をした花色も、少し銀色がかった葉と茎も、微妙なニュアンスの配色が美しい植物です。丸い花は小さなお花の集合体で、ひとつひとつの小花が開いていくと、また違った青を楽しめるところも魅力です。

ルリタマアザミ(エキノプス)の詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 50~150㎝程度
耐寒性 強い
耐暑性 やや強い
花色 青、紫
開花時期 6~8月

ルリタマアザミ(エキノプス)の花言葉

 

ルリタマアザミ(エキノプス)の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花
植え付け
植え替え

ルリタマアザミ(エキノプス)の栽培環境

日当たり・置き場所

日当りを好みますが、真夏の日差しで葉焼けを起こすようであれば、木陰や風通しの良い半日陰などに少し移動させてあげてください。ルリタマアザミは直根です。地植えにする場合は、深く根を張れるような場所を選びましょう。

用土

通常の培養土でよく育ちます。多湿が苦手ですので、水はけの良い土壌を好みます。

ルリタマアザミ(エキノプス)の育て方のポイント

水やり

庭植の場合は特に必要はありません。晴天乾燥が続いたときは、たっぷりと水を与えます。鉢植えは、表土が乾いたらたっぷりと水を与えます。

肥料

ルリタマアザミは痩せ地でも育つ植物です。特に必要ありません。鉢植えで管理している場合は、花後、秋にたっぷりと腐葉土を混ぜてあげてください。

病害虫

特に目立った病害虫の被害はありません。

ルリタマアザミ(エキノプス)の詳しい育て方

選び方

ルリタマアザミは茎が真直ぐ上に伸びます。鉢の根元から茎がしっかりとしているものを選びましょう。

種まき

ルリタマアザミは種まきでも増やせます。春か秋に種まきをします。ある程度生長しないと花を咲かせないので、発芽から2~3年はかかります。

植え付け

真夏と真冬を避けた、春か秋の暖かい日に行います。植え付け後はたっぷりと水を与えます。

仕立て方

茎が真直ぐに上に伸びていきます。あまり背が高くなると強風などで倒れやすくなります。伸び切る前に支柱を立てて支えるようにしましょう。

剪定・切り戻し

花後、夏に切り戻しと葉の整理をします。株元の方の混みあった葉を整理することで風通しを良くし、蒸れを防ぎます。茎も枝分かれしている辺りまで切り戻すことで、新芽の生長を促します。

植え替え・鉢替え

真夏と真冬を避けた、春か秋の暖かい日に行います。植え替え後はたっぷりと水を与えます。

夏季に深い青色の球形の花を咲かせます。

収穫

初夏に咲いた花を収穫して、ドライフラワーにして楽しむことが出来ます。

夏越し

混みあった葉の整理をし、蒸れに気をつけましょう。

冬越し

ルリタマアザミは花後、春から秋に半分くらいまで切り詰めます。秋までに剪定を済ませれば、冬は特に何もする必要はありません。根が腐らないように、乾燥気味に管理します。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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