ブラキカムとは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- ブラキカム
- 学名
Brachyscome
- 英名
- Brachyscome
- 和名
- 姫秋桜(ヒメコスモス)
- 科名
- キク科
- 属名
- ブラキカム属
- 原産地
- オーストラリア
ブラキカムの特徴
ブラキカムは半耐寒性のキク科の一年草から多年草です。園芸種としては多年草のものが多く出回っています。花色は紫や白などで直径1.5~2cm程度の小さなデージーに似た花を咲かせます。ブラキカムの花期は春から秋までと長く、花が少なくなる夏に花壇の中で涼し気な可憐な花を咲かせてくれます。
加湿に弱く、蒸れが原因で根腐れを起こしてしまうことがあります。かと言って乾燥気味が好きな植物でもなく、乾燥が続くと地上部があっという間にぐったりとしてしまいます。夏は特に注意して、風通しの良い半日陰で管理し、水切れを起こさないように注意しましょう。
ブラキカムの詳細情報
園芸分類 | 草花 |
---|---|
草丈・樹高 | 10~30㎝ |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 普通 |
花色 | 紫、白 |
開花時期 | 3~10月 |
ブラキカムの育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
開花 | ||||||||||||
植え付け | ||||||||||||
植え替え |
ブラキカムの栽培環境
日当たり・置き場所
ブラキカムは夏は明るい半日陰になるような場所を好みます。冬は霜が当たらないような場所を選びましょう。
用土
水はけ良く保水性のある土壌を好みます。鉢植えのブラキカムは市販の培養土で問題なく育ちます。
ブラキカムの育て方のポイント
水やり
ブラキカムは加湿に弱く、乾燥にも弱い草花です。根腐れを起こしやすいので水のやり過ぎには注意します。夏は乾燥で地上部が枯れやすいので、表土が乾いていたらたっぷりと水を与えます。
肥料
開花中は春と秋に適宜緩効性肥料を与えます。
病害虫
うどんこ病に注意しましょう。見つけたらすぐに発症している部分を切除します。
ブラキカムの詳しい育て方
選び方
ブラキカムは葉が黄色くなってなく、花芽の多いものを選びましょう。株元に葉が多く茂っているものが元気な株です。
植え付け
ブラキカムの植え付けは春に行います。真夏に植え付けると根に負担がかかってしまうので、夏が来る前に植え付けを終わらせるようにしましょう。
剪定・切り戻し
ブラキカムは横に広がるように生長します。混みあってきたら適宜剪定します。
植え替え・鉢替え
鉢植えのブラキカムは春の暖かい日に植え替えを行います。暑くなると根に負担がかかるので避けましょう。
植え替えのタイミングで株分けすることも出来ます。
花
春から秋まで紫色あるいは白のデージーのような小花を咲かせます。真夏は少し休みますが、花期の長い花です。開花中はこまめに花がらを摘み取るようにすると、次の花が咲きやすくなります。
夏越し
真夏の高温加湿が苦手です。風通し良く、加湿にならないように管理しましょう。
冬越し
ブラキカムは冬は地上部は枯れたようになります。特に必要な冬越しの作業はありません。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
ブラキカムは株分けか挿し芽で増やせます。