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サンタンカとは?育て方・栽培方法|植物図鑑

  • サンタンカ
植物名
サンタンカ
学名

Ixora

英名
Ixora
和名
山丹花
別名・流通名
三段花(サンダンカ)、イクソラ
科名
アカネ科
属名
サンタンカ属(イクソラ属)
原産地
マレーシア、中国

サンタンカの特徴

サンタンカは、アカネ科サンタンカ属(イクソラ属)の熱帯花木。樹高1m程度の常緑低木で、熱帯地域や温室でよく見られる花です。サンタンカ、またはサンダンカと呼ばれていますが、和名の由来は判然としません。

サンタンカは、樹高50~100cm程度、葉は楕円形で7~18cm程で表面にはやや光沢があります。花は、直径1~2cmの小花が集合して、10cm程度の毬のようなかたまりになって枝の先に咲きます。花色はオレンジ、または赤、まれに白です。暖かい気候を好むので、本州では露地植えに不向きですが、沖縄地方では庭木として栽培されています。花が咲くのは5月~10月で、夏になると鉢植えで流通しますが、自宅で育てる際には、気温が下がってきたら室内に取り込み、日当たりの良い場所で管理するようにしましょう。

サンタンカの詳細情報

園芸分類 熱帯植物
草丈・樹高 50~100cm
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
花色 オレンジ、赤、白
開花時期 5月~10月

サンタンカの種類

サンタンカ・キネンシス

  • 学名:Ixora chinensis

サンタンカ・キネンシスは、サンタンカとして広く知られている品種。花びらは4裂し、縁は丸みを帯びています。

サンタンカ・コッキネア

  • 学名:Ixora coccinea

サンタンカ・コッキネアは、キネンシスに比べて葉が小ぶりで、分枝が多く、樹高はあまり高くなりません。花びらの縁が尖っている点も違います。

サンタンカの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花
植え付け
植え替え

サンタンカの栽培環境

日当たり・置き場所

日当たりと風通しの良い場所を好みます。熱帯花木なので、沖縄や九州のような暖かい地域以外は鉢植えで管理し、冬は室内に取り込むようにしましょう。

用土

弱酸性の土壌を好みます。必要があれば、ピートモスをすき込むなど、土壌改良を行うようにしてください。

鉢植えは、市販の園芸用培養土で問題なく育てられます。

サンタンカの育て方のポイント

水やり

乾燥が苦手です。表土が乾いたらたっぷりと水やりしましょう。

鉢植えも、表土が乾いたらたっぷりと水やりします。

肥料

植え付け時に元肥、その後は春から秋に緩効性肥料を施します。

病害虫

風通しが悪いとカイガラムシが発生することがあります。見つけ次第、こそぎ落としましょう。

サンタンカの詳しい育て方

選び方

葉の色つやが良く、主幹がしっかりとした株を選びましょう。

植え付け

植え付け適期は、4月~6月です。真夏と真冬の植え付けは根に負担をかけるので、避けるようにしてください。植え付け後は、根と土をなじませるように、たっぷりと水やりしましょう。

剪定・切り戻し

花が終わったら、葉が出ているところまで枝を切り戻しましょう。

植え替え・鉢替え

植え付け適期は、4月~6月です。鉢底から根が見えるようになったら、一回り大きな鉢に植え替えます。植え替え後は、たっぷりと水やりしましょう。

サンタンカ

サンタンカの花は、5月~10月までの長期間咲き続けます。

冬越し

暖かい地域以外は、室内に取り込み、日当たりの良い場所で管理しましょう。常緑性なので冬でも緑の葉を残しますが、勢いがなくなるので、水やりは控えめにしましょう。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

挿し木で増やすことができます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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