季節を愉しむ花あしらい|ラナンキュラス

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今回の「季節を愉しむ 花あしらい」の担当は

PROFILE
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Sachi Tanosakiさん

Flower stylist

17才で花の世界に入り生け花に触れる。地元北海道で経験を重ね、(株)パークコーポレーション入社、商品開発、ショップマネージャーとして10年間勤務し退職後2014年渡仏。2015年世田谷区等々力にflower shop&atelier Iriaオープン
ウエディングや空間スタイリングなど幅広く活動中。不定休のため営業日はHPのEVENTページを要確認

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暦の上では春でも、空気は澄んだ冬の空気が頬を撫でる2月。寒空を彩るように咲き誇るラナンキュラスは一重咲き、八重咲きの他にも、改良が進み様々な品種が登場しています。

幾重にも重なる花弁が華やかな印象のミグノン。小さくコンパクトなモロッコ。スタンダードな花姿のラナンキュラス。今回は花姿が異なる3種類と一緒にエンドウマメの花をあしらいました。エンドウマメの花の代わりに、ミントやゼラニウムなどのハーブ、なずななど柔らかくて動きのあるもので生けても素敵です。

ラナンキュラス

英名:Ranunculus
科名:キンポウゲ科
属名:キンポウゲ属
原産地:西アジア、ヨーロッパ

 

材料

・ラナンキュラス・ミグノン
・ラナンキュラス・モロッコ
・ラナンキュラス(紫)
・エンドウマメの花

 

あしらい手順

1.小瓶やグラス3つとお皿を用意。瓶は形、高さ、口径が異なるものを選ぶ。水を6〜7分目くらいまで入れます。

 

2. エンドウマメの花を切ってグラスに入れます。水に浸かる部分の葉は取り除く。小さい瓶2つには葉を取ったツルの姿で入れます。

 

3. ラナンキュラス・ミグノンを小さい瓶の高さに合わせて切って入れます。

 

4.ラナンキュラス(紫)を大きい瓶の高さに合わせて切って、花が中心に向くように入れます。

 

5.ラナンキュラス・モロッコを一番高くなるよう長めに切り、中間サイズの瓶に入れます。

 

6.全体のバランスを見て、エンドウマメの花やラナンキュラスの蕾を切って入れる。蕾をあえて後ろ向きに入れることで空間を広げることができる。

Point

中心に向かうラインを作るように生けると綺麗にまとまります。花を長持ちさせるためにも、空調が当たる場所は避けて飾るようにしましょう。

 

いかがでしたでしょうか?

ラナンキュラスは様々な色合いのものがこの時期多く流通していますが、シックな色でまとめてこのように飾ってみるのも新鮮ですよね。ぜひ、真似してみてくださいね。

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