家庭菜園特集

長持ちするように生けてラナンキュラスの魅力にふれよう!

山田智美

山田智美

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春の始まりを華やかに彩ってくれる花、ラナンキュラス。露地植えのラナンキュラスが咲くよりも早く、切り花のラナンキュラスが12月くらいから出回り始めます。ぷっくりふんわりと柔らかい印象のお花と、砂糖菓子や蜜ロウを思わせような材質感のコントラストが魅力的なラナンキュラス。今回はラナンキュラスの成り立ちと生け方のコツを紹介します。

目次

ラナンキュラスとは

バラのようなラナンキュラスの成り立ち

ラナンキュラスを長持ちさせる裏技にお砂糖?

アレンジメントでの生かし方

蕾も可愛いラナンキュラス

驚きの生長力とその対処方

ラナンキュラスとは

ラナンキュラス 学名: Ranunculus 科名:キンポウゲ科

ラナンキュラス

学名: Ranunculus
科名:キンポウゲ科
分類:球根植物

ラナンキュラスの花は、透き通るような薄い花びらを幾重にも重ねて、繊細な砂糖菓子のような姿をしています。切り花で出回るのは12~4月くらい。気温の上昇とともに出回り数も減っていきます。豪華な花びらをたくさん纏った姿ながら、自己主張の強さは感じられない不思議な存在感のお花です。少し恥じらうような可愛らしい表情が印象的です。

ラナンキュラス

  • ラナンキュラスは冬から春にかけて開花の多年草の球根植物です。秋に植えて開花時期は3月~4月で、高温期は休眠します。ラナンキュラスの名前は、葉っぱが「カエルの足」に似ていること、また湿地帯に生息することから、ラテン語の「rana (カエル)」 から来ていると言われています。原種のラナンキュラスは5弁の黄色い花を咲かせます。その姿から、バターカップ(Buttercup)とも呼ばれています。

    最近は品種改良が進み、咲き方、色数がとても豊富。薄紙のように繊細な花びらが幾重にも重なった花姿が、光と温度に反応して開く姿がとても魅力的で、毎年新品種が創り出される、とても人気のある花です。ラナンキュラスは球根で植え付ける他、1月~3月に開花時期には、花の付いた状態の鉢植えもたくさん出回っています。

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バラのようなラナンキュラスの成り立ち

「ラナンキュラスとバラの見分け方のコツを知りたい」なんていう声を時々聞きます。

ラナンキュラスとバラの見分け方のコツを知りたい」なんていう声を時々聞きます。それくらいラナンキュラスとバラは似ています。幾重にも重なり透き通るような華奢な花びらと豊富な色のバリエーションが特徴です。

ラナンキュラスの生い立ち

ラナンキュラスの起源は、バラが咲き始める前の季節にバラのような花が欲しいということで品種改良の末に作られた花だと言います。バラの代用が目的だったのですから、バラと見間違えるほどの可愛らしさを持っているのも納得です。

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ラナンキュラスを長持ちさせる裏技にお砂糖?

ラナンキュラスはとっても豪華なその花びらが魅力のお花ですが、そのため茎の華奢さに対してお花が重いというのが難点です。

ラナンキュラスはとっても豪華なその花びらが魅力のお花ですが、そのため茎の華奢さに対してお花が重いというのが難点です。頭の大きなお花を活ける際には茎を短めにしてあげるとか、花瓶の縁ぎりぎりのサイズにカットして、花瓶でお花を支えてあげるのといいでしょう。

長持ちさせる生け方のコツ

思い切った裏技としては、ラナンキュラスの茎にワイヤーを仕込みます。

花瓶のお水は少なめにしてあげてください。球根のお花は特にお水が腐りやすいので、マメにお水を取り替えてあげましょう。

ラナンキュラスを生けている花瓶に、市販の切り花延命剤を入れてあげるといいでしょう。この切花延命剤の他に、花瓶のお水に少量のお砂糖を入れると良いとも言われています。植物は光合成によって栄養分として、でんぷんとショ糖を作っています。この糖質を補ってあげると、長持ちするという仕組みだそうです。

思い切った裏技としては、ラナンキュラスの茎にワイヤーを仕込みます。ラナンキュラスの茎は中が空洞になっているので、そこに#20~22くらいのワイヤーを入れてあげてください。花までしっかり通すのがコツです。ワイヤーが支えになり、花首がぐらつかないのと茎が折れることもないので、水の吸い上げが良くなり、お花が長持ちします。

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アレンジメントでの活かし方

ラナンキュラスはお花が開くと驚くほど大きくなることを覚えておいてあげてください。

ラナンキュラスはお花が開くと驚くほど大きくなることを覚えておいてあげてください。アレンジメントに入れるときはお花が開いて大きくなることを考えて、周りの空間に少しゆとりを持たせて入れてあげてください。ぜひ開いたラナンキュラスの可愛さを堪能してください。

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蕾も可愛いラナンキュラス

ラナンキュラスを買うと、時々脇芽のように小さな固い蕾がついていることがあります。この小さな蕾も見逃さないであげてください。丸くて固い蕾は、葉でも花でもない不思議な存在感を発揮します。色鮮やかなアレンジメントのなかで、きゅっと全体の雰囲気を引き締めてくれる大事なスパイスとして活用しましょう。

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驚きの生長力と対処の裏技

春の球根植物の成長力をご存知ですか。試しに他の植物と一緒の花瓶に生けて、一晩放置してみてください。

春の球根植物の生長力をご存知ですか。試しに他の植物と一緒の花瓶に生けて、一晩放置してみてください。球根植物だけがにゅいーんと頭一個分くらい飛び出しています。ラナンキュラス以外にも、チューリップやムスカリ、ヒヤシンスなども同様です。

春のお花の生け方のコツ

この対策としては、お花の茎に傷を付けて生長を止めるという方法があります。花首の付け根(お花と茎のつなぎ目)に針やワイヤーなどで傷をつけることで生長を止めることができます。アレンジメントや花束で形が崩れると困るような場合にこの方法が役に立ちます。ぜひお試しください。

 

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山田智美
山田智美

植物が好きで好きで、植栽設計、ガーデナー、生花店勤務を経て現在は、フリーランスの花屋「花や蜜」として活動中。「てのひらに森を」がテーマの花屋です。森の中にいるような、見ているだけで力が抜けていくようなお花を作り続けたいと思ってます。街中で突然お花を配る、「花ゲリラ棘」というゲリラ的花配り活動も不定期決行しています。

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