ほおずきの花言葉|特徴、名前や花言葉の由来
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ほおずきの花言葉、特徴、名前や花言葉の由来についてご紹介。ほおずきは、お盆の飾りでも有名なナス科の多年草。
目次
ほおずきの花言葉
ほおずきの花言葉は「自然美」「心の平安」「偽り」「ごまかし」「私を誘って」
ほおずきの特徴、名前や花言葉の由来
ほおずきは、ナス科ホオズキ属の多年草で、草丈は60~100cm程。6月~7月に淡いクリーム色の小さな花が咲きます。花は数日で散り、その後に伸びたガクがふくらんで、提灯のような独特のフォルムの実になります。ふくらんだガクの中に小さな丸い実が1つ入っていて、夏になると赤に近いオレンジ色に熟します。
ほおずきは、提灯のような見た目をしていること、ちょうどお盆の頃に色づくことなどから、精霊飾りに使用されます。お盆に帰ってくるご先祖様の足元を照らす灯り、また、家の場所を伝える目印として、玄関や仏壇に飾ります。
ほおずきの名前の由来
ほおずきという名前の由来は、旧名ホオと呼ばれたカメムシが好むから、実で遊ぶ際に頬に含むから、オレンジ色の実が頬のようだから、亡くなった人の霊を鬼に例え、鬼が持つ提灯のようだから「鬼灯」という字が当てられたなど、諸説あります。
また、提灯のような見た目にちなんで、灯籠草(とうろうぐさ)という別名もあります。その昔は、古事記に登場するヤマタノオロチの真赤な目になぞらえて、アカカガチという風にも呼ばれていたそうです。
英名も Chinese lantern や Japanese lantern といい、実のフォルムにちなんでいるようです。
ほおずきの花言葉の由来
ほおずきの花言葉「偽り」「ごまかし」は、大きな実のように見えて、開いてみると小さな実しか入っていないことに由来しています。また、「私を誘って」という花言葉は、オレンジ色に膨らんだ実を、女性が頬を赤らめている様子に例えたのが由来となっているようです。
ほおずきの種類
食用ほおずき
ほおずきは観賞用となるほおずきと食用となる食用ほおずきの2種類に大きく分けられます。観賞用ほおずきは実を包む袋も実もきれいな赤・濃いオレンジ色というイメージがあると思いますが、食用のほおずきは黄色い実です。実が完熟するまで育てるので、まわりの袋は枯れたように退色していうものが一般的です。
▼ほおずきの育て方
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