杉井志織さんが教えてくれた、秋を楽しむ寄せ植えの作り方やコツ
LOVEGREEN編集部
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秋の寄せ植えを作るコツは色使い。「赤・黄・緑・白・黒」5色を意識した寄せ植えの作り方を杉井志織さんに教えていただきました。多彩な色どりで秋ならではの寄せ植えを楽しめます!
目次
秋の寄せ植えに組み合わせた植物
今回の秋の寄せ植えには、5色のポイントに加え、立ち姿が綺麗な植物を選びました。色の組み合わせだけでなく植物の形も考えると、より素敵な寄せ植えに仕上がります。
エクセレントマム ‘ピコ’
トウガラシ
からす葉ミセバヤ
ユーパトリウム
プレーリーマスコット
秋の寄せ植えを教えてくれた杉井志織さん
園芸家 杉井 志織 さん
プロフィール
園芸家。建築を学んだのち、園芸の世界へ。寄せ植え教室・ボランティア花壇運営・庭の管理の他に、スタイリングも行う。切り花や鉢花の飾り方、鉢選び、演出のセンスの良さも人気。
秋の寄せ植えの作り方
今回の寄せ植えに使用する器は浅いため、軽石は使用しません。土は水はけを良くするため、草花用培養土に赤玉小粒を混ぜたものを準備しました。
1. 寄せ植えの器の内側にあるビニールの底に排水のための穴をハサミで5カ所ほど作ります。ポットのままの苗を一度器に入れてレイアウトを確認しましょう。
2. 植え付ける前に、器の縁とポット縁の高さを揃え、苗の下にできるスペースに土を入れていくと、植え付けた後に水しろ部分を確保することができます。
3. 根鉢があまりまわっていけなければ、崩さずそのまま植えていきます。
4. 植物の葉が表を向いている方を正面にし、株の向きを確認します。端から順になど、植えやすい箇所から植えましょう。
5. プレーリーマスコットの様な姿の植物は、真上から見た時の形をチェックします。三角形の頂点を寄せ植えの中心に向けると草花が馴染んだように仕上がります。
6. 寄せ植えは、上部は葉が混んで見えても、器の中の根鉢はスペースを十分にとることがポイント。割りばしを使い隙間なく土を入れます。根鉢が土に入り、水平になっていることを確認したら完成です!
おしゃれな秋の寄せ植えが完成しました!
寄せ植え完成後の管理
寄せ植えは作成工程だけでなく、その後の管理もチェックしましょう。秋ならではの寄せ植えを楽しんでください。
寄せ植えの置き場・水やり
日当たりの良いところに置いてください。水やりは乾いてからたっぷりと与えます。
寄せ植えの肥料
寄せ植え作成直後に、緩効性肥料を与えます(植え付ける土に緩効性肥料を混ぜ込んでもOK)。液肥の場合は2週間後から与え始めます。
寄せ植え完成後の管理ポイント
咲き終わりの花の状態、からす葉ミセバヤの種などを鑑賞するのも秋ならではの楽しみ方です。トウガラシが立ち枯れてきたら、冬仕度の合図。トウガラシ以外は地際で切り戻し、トウガラシは掘り上げ冬春の植物を植えます。
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