初心者さんにもオススメ!多肉植物の「ユーフォルビア」6種と管理ポイント
LOVEGREEN編集部
このライターの記事一覧
植物をお家へ迎えるとき、気になることといえば、「育て方」や「置き場」「日当たり」などなど…、考え出したらキリがないですよね。
結局悩んで、諦めるという場合もありませんか?
今回は私自身育てていて、比較的育てやすいと思う多肉植物「ユーフォルビア」を育てるポイントと共にご紹介します。
目次
ユーフォルビアはとにかく品種数が多い!
トウダイグサ科の中の属の一つがユーフォルビア属です。
ユーフォルビアの原産地は主に温帯~熱帯(東南アジア、南アメリカ、南アフリカ)と広い地域に分布しています。この品種の多さはとにかく計り知れません。
以前ご紹介した多肉の人気種、「オベサ」「ホリダ」「バリダ」も同じ仲間です。切り口からは白い乳液が出ます。この乳液は体質によっては触ると皮膚がかぶれることもあります。
▼「オベサ」「ホリダ」「バリダ」について詳しくご紹介しています。
ユーフォルビアの育て方
水やり
ユーフォルビアは、根が細く根張りが弱いので、休眠期の冬でも暖かい日の日中に軽く水やりをしたほうが根が傷みにくいです。春~夏は土が乾いたらお水をたっぷりあげます。
環境・置き場所
ユーフォルビアは、あたたかく、日光が当たる場所がよいです。風通しもよいのが最適です。窓辺でもOKなので、庭やベランダのないお家でも窓辺や室内で楽しむことができます。外の気温が5℃以下の日が何日も続く場合は、お家の中へいれてあげるほうがオススメです。
では、ユーフォルビアをいくつかご紹介しましょう!
赤いトゲが特徴の「紅彩閣」
学名は「Euphorbia enopla」です。見ての通り、子が吹きやすい多肉植物です。
緑~赤へのグラデーションが美しいユーフォルビアです。外して、挿し木で増やせます。外した子株は切り口(白い乳液がでているとこ)を乾かしてから土に挿して根が出るのを待ちましょう。季節を問わず成長しますが、真夏よりちょっと涼しくなった秋~のほうが生育旺盛です。外すときに切り口からは白い乳液が出ます。この乳液は触ると体質によっては皮膚がかぶれることがあります。
白いボディが目立つ交配種「白樺キリン」
学名は「Euphorbia mammillaris 」です。白樺キリンは鱗宝(りんぽう)の斑入りの品種です。
斑入りなのでデリケートかと思いきや、低温にも強く生育旺盛です。こちらも子が吹くので外して挿し木で増やせます。
頭が大きくなったのでばらしてすっきりさせました。
白いトゲの柱形ユーフォルビア「大正キリン」
学名は「Euphorbia echinus」です。名前も見た目も渋めです。
お花?となるくらい、赤い小さなお花がつきます。株元が茶色くなるのは成長するにつれて上部を支えるために木質化するからです。
小さいパイナップルのような「峨眉山(がびざん)」
学名は「Euphorbia ‘gabizan’ 」です。小さいパイナップルのような見た目ですね。
日本で作出された園芸品種で、あまり大きくならず、ポコポコと子を吹いて群生していきます。
こちらも、とても丈夫で育てやすいです。休眠期の冬には葉を落とすことがありますが、春にまた葉を出しますのでご安心ください。
南国感のある「ソテツキリン」
こちらも、まるでパイナップルのような見た目ですね!南国感があふれるその見た目で常に人気の種類です。こちらも休眠期の冬には葉を落とすことがありますが、春にまた葉を出しますのでご安心ください。上から見ると、グリーンが美しいです。
マダガスカル生まれのお花がかわいい「花キリン」
学名は「Euphorbia milii」です。茎にトゲがあるのが特徴です。
挿し木で増やせます。
花芽がつくとこんな感じです。
花は赤、黄、白から斑入りのものなど、カラーバリエーションが豊富です。
花キリンの斑入り品種です。左側が黄斑で、右側が白斑(クリーム斑)です。よく咲き、花持ちもよいので色違いでそろえたくなりますね。乾燥に強いのでちょっと水やりを忘れても枯れにくいです。水はけのよい土なら雨ざらしでも元気に育ってることもあり、手が掛からないのもいいところだなと思います。
小さい苗などはちょっとしたプレゼントにもオススメです。お部屋やデスク、キッチンなどに飾ってみても良いでしょう。育って子株がついたら増やすことにもチャレンジできるので、ぜひお試しください!
▼関連記事
関連ワード
今月のおすすめコンテンツ
「初心者さんにもオススメ!多肉植物の「ユーフォルビア」6種と管理ポイント」の記事をみんなにも教えてあげよう♪